第六回「武刃街」 | ダメ漫画ソムリエ

第六回「武刃街」




タイトル:「武刃街」全2巻
作者:(脚本)黒田 洋介(Yousuke Kuroda)
(漫画)乾 一郎(Ichiro Inui)
出版社:講談社
レーベル:マガジンZコミックス
発行:1巻 2004年11月22日初版発行
    2巻 2005年5月23日初版発行

原作はタイトーからPSで出たゲーム。
罪を背負って四千年の間、悪を斬って斬ってJUSTに斬りまくる斬皇 劉 王羽(ラウ・ウォング)の壮絶なる武侠伝。
と言うとなんかすごいアクション巨編に見えます。

・・・が

黒田洋介が普通にやるハズもなく。

ていうか無茶苦茶やりすぎ。




毎回毎回新キャラ出ては斬られて終わりという流れ。原作ゲーム全く無視し、ただやたらとちりばめられるパロディ。ちなみにセルフパロディ度高し。「伝説の反逆者 殴皇 一馬」とゆースクライドな人も出ます。



わかりにくいけどトミノ似のキャラに「矢盾 元」(やだて はじめ)とかつけるし。謎の宇宙人にアンドロ宇目田とかつけるし。アンドロー梅田てマガジンZの読者のどれくらいが知ってるねん。

最終回は斬って斬って斬りまくった男の武侠伝が打ち切りとなり自分自身が斬られるというあまりにも出来過ぎの幕切れ。

最後まで突っ走ったのか突っ走り損ねたのかよくわからない漫画です。

でもまぁバカ漫画なのでお好きな方は是非。私は大好きです。