HP mini 1000 にUbuntu 10.04 LTSを入れた | たけおか ぼちぼち日記

たけおか ぼちぼち日記

思いついたらメモ

BSD大好きで、Linuxはいまひとつな わたくしなので、HP mini 1000にLinuxを入れるのは控えてきた。

これまでは、オヤジ仕事的にも、MSのOfficeスイートでなければ、全然ダメだった。なので、泣く泣くWindows XPで、吐きそうになりつつ生活。
でも、縦が狭い画面では、辛かった。
X11でtwmならば、画面が広大だよ。

最近、みんな(くそ大人ども)も、頭がましになったのか、
それとも、
MS Word同士でも、Windowsやら なんやらのバージョンが違うと、改行位置が変わることが普通になったからか、あんまりWord書面の完全再現にこだわらなくなった。
Mac版のMS Wordなんて、昔から、版面の再現性は、めちゃくちゃだったよ、MS明朝やらのフォントを入れてみても。オヤジのために買ってみたのに…

これはチャンスだ。
OpenOfficeに乗り換えても、糞な大人に怒られないんじゃないか。
日本の箕面市だって、OpenOfficeにする時代だ。

これまで、わたくしは、表計算は、Google表計算と、OpenOfficeで誤魔化し&実績を積んで来た。
WordもOpenOfficeに乗り換えだ。

すると、もうWindows要らないじゃん。\(^^)/

実際、FreeBSDにOpenOfficeを入れて、仕事はできるようにしてあった。
tvtwmとWnn V3とOpenOfficeは、素晴らしい環境であった。
日本語の文章は、kemacsで書いてたし。

しかし、HP mini 1000の無線LAN WiFi は、悪名高い Boradcom であり、FreeBSDには、なかなかドライバが無い。

Broadcom、エエ加減にせいっ。情報公開しやがれ。
と、小さい声で、ボヤいてみるも、効果無し。(当然)

それで、結局、Linuxに逃げることに…(号泣)
実際のところ、Linuxは、真面目に使ったことないんだ。
まだ、IBM AIXや、DEC OSF/1の方が、滞在時間が多い。

とはいえ、Windowsは、もう嫌だ。手がツる。

一番に、HP 純正 MIE Linuxを入れようかと、調べたら…
結局、mie でも、内蔵カメラは、サポートしていない様子。(いい加減にしか調べてないので誤っているかも)
MIE を入れるのは、HDD全部の踏み潰しが標準なので、WindowsXPが踏まれてしまう。
(Windowsは、Skype やらをしなければならないので、まだまだ必須。(トホホ))
MIEを、Windows共存で入れる方法も分かったが、面倒くさい。それを行うのに、最初に、まずLinuxが要るし。


調べると、HP mini 1000でも、Ubuntu が調子いいようだ。
LiveCDで、試すと、確かにいい。WiFiとBluetoothとも調子いい。
(2010/OCT/11追記: 内蔵カメラもUbuntuで動作。Sykpeを入れて、Skypeから使えている)

(私は、そもそも、タッチパッドと相性が悪く、HP mini 1000のタッチパッドは、もう、故障としか思えない反応。やむなく、今は、Bluetoothマウスを常用)


そこで、FreeBSDは、USBメモリ起動で使うことにした。FreeBSD8.1Rを先に、USBメモリで使用できるようにして…


FreeBSD7.1を入れていたパーティションに Ubuntu 10.04 LTSを入れてみた。
お、なんか Mac のパクリじゃないか。
Macは好きだぞ。MacOS 2 から、使ってるからな。
UNIXサーバとMacで、ずっと仕事をして来たんだ、わたしは。

xterm(今は漢字も出る)とemacsが Ubuntu に入ったから、もう充分やな。
ついでに、gclとSWI-Prologも入れた。gcl+emacsは、主に16進数電卓だ。BigNumは、楽だ。

Maximaを入れたいが、もうHDDがいっぱいだ。
15GBytesもあって、FreeBSDではスカスカだったのに…一体なにかが入ってるんだ???
※2010/SEP/26 訂正: HDDがいっぱいだと思ったら、見間違いで、ubuntuは3GB強だった。というわけで、色々、入れ中。

かな漢字変換も調子いい。
Anthyだっけ、Wnnをえらい批判していたなぁ。「今と昔は、時代が違うんだよ…」と言い訳。
(Wnnがあったおかげで、UNIXの日本語入力方法がいい標準化されたんだよ)


プログラミングは、viもあるしな。
Windowsでの vi は、おかしなものばっかりだったな。
MacOS Xからは、MacOSの方がUNIXで、UNIX環境もよかったな。(MacOS 9以前は、けったいな環境だったが)

外部ディスプレイ接続もうまくいく(VGAケーブルを買ったばかりだしな)。OpenOfficeのプレゼン・ツールもちゃんと対応。
実は、わたくしは、昔に買ったMS Office97しか使ってなくて、そのパワポは、ディスプレイは1つしか知らない。(トホホ)
OOo+Ubuntuの方が、まともぢゃん。

YouTubeも難なく見れてしまうなぁ、音も出るし…
BSDでFlashを動かすのは、色々問題があって、非常に難しいんだよ。FlashのLinux版バイナリを動かすには、linkの問題が難しい。


画面の下方に、パネルがあると縦が狭くなるので、横に移動(縦表示)。表示を無くせるといいのだろうが、タスク・スイッチが微妙なので、残す。あと時計を、上部パネルからこっちに移す。時計の縦表示は、それなりに対応している。偉い。

上の、メニューバーみたいなパネルが常駐すると、実は、やはり縦の寸法が損。
なので、自動的に隠れる設定にする。
Windows95で、これをやると、なかなか出てこなかったり、メモリをたくさん使うと、よろしくなかったなぁ。今のWindowsでも、自動的に隠れる設定には、絶対にしないのだが…
ま、Ubuntuを信じて、今は、自動的に隠れるようにする。仕事を始めたら、めったに要らないメニューだし。



emobile

※2011/DEC/18 AirH と emobileを 使う別な方法を書いた(Ubuntu 11.10 x86_64 でも使える)

さて、今回、ひとつ、うまくなかったのは、emobile。
emobile D12HWは、HP mini 1000の FreeBSD7.1R でも使えるようにしてあった。
外出と移動ばかりの私には、実は、無線LANより、有線LANよりも、emobileがもっとも重要。

Webで調べると、先人が微妙に解決。

答えは、

1) gnome-ppp を入れる。
2) emobileのモデムが、/dev/ttyUSB0, /dev/ttyUSB1 の2つとして認識されたことを確認。
3) gnome-pppを起動する。
4) /dev/ttyUSB0 を選択。
5) 設定で、すべてのダイアル・スクリプトを消す。
6) 9600bps, analog modem と設定
7) user: em, password:em , 電話番号: *99***1#
8) ダイアルさせる。

gnome-ppp を、xtermから起動すると、その端末にも色々と出力される。
いつもぐらいの時間で、接続が確立される。
上部パネルに入っている ネットワーク接続のアプリケーションには、接続の確立が通知されない。が、
そんなことはどうでもいい。
ifconfig と netstat -rn で確認し、nslookupで、DNS が引けることを確認できれば、UNIXなら大丈夫だ。(Linuxなので、若干、不安 (苦笑))

これでどこでも行ける。国内はemobile、外国は、WiFiだな。
(外国に行く前に、ケータイで、dial upできるようにもしないといけないかな。ケータイはUSB接続だから、うまく行く気がしないなぁ)

※2010/OCT/11追記: gnome-ppp は、sudo などして、root権限で起動しなければならない。gnome-pppにsetuid rootをしてみたが、ダメだった。



kemacs

-- 2010/SEP/24 追記

超インチキ・ハックで動くようにした kemacs を、広く見える場所にさらす。
長いこと、BSDで適当ハックしてきたので、作者の方々に申し訳ない状態に…

さらになんとなく、UTF8対応したふりをしているが、実は、インチキすぐる。
表示さえも乱れるが、まぁ、それは手動redrawで誤魔化せば、なんとも使えるかも。
ファイルの書き出しもダメなことがあったんじゃないかな…ということで、UTF8のファイル編集には使用してはいけない。

-- 2011/JAN/12 追記
なんと、どこぞから貰ってきたUCS->JIS変換テーブル中の「か,き,く,け,こ」が壊れていた。(「がぎぐげご」は壊れていない。「か」「き」の間に「が」があるのだが。なかなか巧妙な壊れ方www)
ということで、不可解なバグが少しは減った。
ftp可能なものも、最新版にした。

-- 2011/MAY/06 追記
ふと気づくと、UCS->JIS変換テーブル中のカタカナのサ行、タ行などもが壊れていた。それは、直した。
ftp可能なものも、最新版にした。
ギリシア文字などが、うまく扱えない。残念な状態。


いい加減 kemacs の ftp ダウンロード (使用中に、落ちても知らないよ。本当に)





X11

-- 2010/SEP/24 追記
HP mini 1000 で、自分にちょうどいい xterm 起動オプション
xterm -geometry 80x41+100+0 -fn 9x15 -fn -misc-fixed-medium-r-normal--18-120-100-100-c-90-iso10646-1 &


-- 2010/SEP/24 追記

~/.Xmodmap というファイルに、自分のキーマップを書いておくと、
セッション開始時(login時)に、gdm が読み込んで xmodmapに食わせてくれる。

~/.Xmodmap (もともと us.iso を選択)
remove Lock = Caps_Lock
keysym Caps_Lock = Control_L
add Control = Control_L
--



プリンタ

-- 2010/SEP/25 追記

printer PPD ファイル。Ubuntuだと非常に調子良くない。CentOS 5.5では、非常に調子いい。
-
OKI Microline 2030NのPPDファイル
http://www.okidata.co.jp/solution/unix/ppd.html
http://www.okidata.co.jp/solution/unix/ppd/2030n_e.html

リコー MP C4500のPPD ファイル
OpenPrinting から、PPDをいきなりダウンロード
リコーのPPDファイル・ダウンロード入り口


-- 2010/OCT/11 追記

Canon Pixus 455i (エッチな曲線が好きで購入したプリンタ。プリンタとしては最下位ランク)
$たけおか ぼちぼち日記-PIXUS 455i

ここ http://syukugawara-yama.at.webry.info/201008/article_5.html
に、書いてあるやり方なら、色に拘らない事務書類ぐらいは出力可能。

まともな色を出すには、以下のとおり。

プリンタを追加するとき、
i560 を指定。

そして、印刷時のプリント設定で、
--
画像の品質
解像度: 600x600 dpi


Color Model: RGB Color

拡張
Genetal
Print Quality: Standard
Shrink Page...: Shrink(print the whole page)

Print Features Common
Ink Type: CMYK Color

Output Control Common
Color Correction: High Accuracy
Brithtness:
Contrast:
Image Type: Midex Text and Graphiocs
--
を選択。

粒状感は、きついが、色はかなり出る。
(普通紙の場合。最下位機種なので、そもそも低いレベルでの話)
WindowsのCanonの純正より、色は明るめに出る色が多い。(青空は、濃く(暗めに)出た)

ちなみに、
Color Correction: Density は、ダメなぐらい濃く(暗く)でる。
Color Correction: Bright は、Accuracy と、同じ気がする。僕がテストした画像では。





AV

-- 2010/SEP/30 追記

totem という動画プレーヤ・ソフトウェアで、通常のDVDを再生したいとき。

1)「システム」→「システム管理」→「Synapticパッケージ・マネージャ」としてパッケージ・マネージャを起動。

2) 次の3つのパッケージをインストールする。依存関係で見つかったものもすべてなすがままに入れる。
ubuntu-restricted-extras
libdvdread4
libxine1-ffmpeg

3) libdvdcss2 (DEBファイル) をインストール。その後reboot。




kernel

-- 2010/OCT/03

kernel sourceの取得

# apt-cache search linux.\*source |grep kernel
# apt-get install linux-source-2.6.32

これで、/usr/src に
-rw-r--r-- 1 root root 65838262 2010-09-18 10:20 linux-source-2.6.32.tar.bz2
が入る。

# bzip2 < linux-source-2.6.32.tar.bz2 | tar xvf -
で展開。





Lisp

-- 2010/OCT/11

clg (GTK Common Lisp I/F)

clg は Source Forgeのここ

1)インストーラで素直に sbcl をinstall。
asdfも入っている模様。便利だ。

2)インストーラで素直に clg をinstall。
/usr/share/common-lisp/source/clg/ に入る。

3) (asdf:oos 'asdf:load-op :gtk) を実行。
しばらくかかるが、問題なく終わる。Warningは出ているが。

4) (load "hello-world") を実行。
"test"というタイトルの窓が出る。
全体が"Hello World"ボタンであり、それをクリックすると、
Lispコンソールに 「Hello World!」と出る。

ここまでやって、「今は、まぁ、いいや」という気持ち。

-- 2010/DEC/19

SBCLをGNU emacsの中から使う。
~/.emacs中に、以下の行を書く。

(set-variable 'inferior-lisp-program "/usr/bin/sbcl")
(autoload 'fi:common-lisp "fi-site-init" "" t)

あとは、emacs から Common Lisp を使う方法 を参照。





Fortran

-- 2010/OCT/11, 13

f95 を入れるには以下。

# apt-get install gfortran

f77 を入れるには以下。

# apt-get install fort77


GCC, GnuFortran の場合、OpenMP が入っているのは、ver.4.2から。gcc -v で確認しよう。




rsh

mpiとか動かそうと思って、rsh で、~/.rhosts なんぞを書いたが、ちっともうまく行かない。
rshの正体を調べたら、結局 ssh に リンクされていた。
結局 ~/.ssh/authorized_keys を作った。
クラスタ計算する時は、本物の rsh を入れた方がいいか(??? 要検討)





sshd

sshdを入れるには、
# apt-get install openssh-server



2011/MAY/16追記

Acrobat Reader 9では、以下を行わないと、MSゴシックの埋め込みフォントが表示されない。
setenv ACRO_DISABLE_FONT_CONFIG 1

参考: http://d.hatena.ne.jp/pyopyopyo/20090726/p1



2011/MAY/22追記
SDL libraryのinstall

# apt-get install libsdl-dev
とする。

Lisp Machine Emulator usim をmakeするのに、必要。



2011/MAY/23追記

コマンドラインで、システムを suspend させる。
# pm-suspend



2011/DEC/11 追記

Windows用のフォントをLibreOfficeなどで使用するには、

~/.fonts/ を作り、そこで、Windows/fonts/* の各フォント・ファイルへのsymbolic linkを作る。
買ってきたフォントをWindowsで使っている場合にうれしい。



2012/MAR/03追記

~/.vimrc には
syntax off
lang C

と書いて、
うざい予約語の色付きを止め、
システムのメッセージが英語になる。


-- 以上