どうすれば子どもは英語が使えるようになるか。
中学生を抱えるご家庭としては心配される点だと思います。
茂木弘道氏は「文科省が英語を壊す」の中で、
「使える英語(ある程度新聞を読める程度)には、20,000語程度の語彙力が必要」という説を紹介しています。
また、
「日本の中学生は25,000語の日本語を知っている。
英米人の語彙数は18歳で18,000語、教養人で25,000語」
ということも書いています。
新学習指導要領において、取り扱うべきとされている単語数は、中学では1200語、
高校では中学での1200語に加えて2100語(合計3300語)です。
会話の際に、数分間、相手の話を聞くとして、
数個くらいなら、わからない単語があったとしても、何となく意味はわかるかもしれません。
しかし、5個も10個も、わからない単語が出てきてしまったら、もう会話にならないでしょう。
読解でも同様で、ある程度は推測できたとしても、推測できる限界があります。
上記の単語数をご覧頂ければ、学習指導要領に記載されている単語数を習得したとしても、
使えるという状態にはほど遠いことがわかります。
英会話教室に通えば英語が話せるようになる、
という考え方が一般的にありますが、やや誤解が含まれているように思います。
英会話教室が意味ないということでは全くなく、
話す前提として、語彙と文法の力が無ければ、どうにもならないという事実があります。
まずは、最低限、学校の授業、教科書は完璧に理解する、覚えることが必要です。
これができていないと、何も始まりません。
そのためには、しっかり復習をすること、暗記できるまで音読すること、
教科書ワークを2冊こなすこと、です。真面目に毎日30分でも英語の勉強を
続けられれば、必ずできるようになります。
その上で発展的勉強をすれば、発展的内容も身につきます。
どんなに会話の練習をしたとしても、中高6年間の勉強だけで使えるようになるはずがありませんので、
中高では基本的な語彙と文法を身につけ、大学進学後、語彙力を伸ばしていき、
使える程度にまで高めていく、ということを目指せばいいのだと思います。
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