公立高校希望者の、発展的な英語学習の仕方。
学区の一番手校、あるいは二番手校を目指したい、という場合、
英語については、評定で4~5、W・V模擬の偏差値で62付近以上、という場合、
あるいは、英語が好きで、何かもっと勉強したい、という場合です。
私は、NHKのラジオ基礎英語がいいと思います。
中学生用の音声を含む良質の、低廉な教材は、これ以外にありません。
ラジオで実際に聞くのは大変だと思います。
決まった時間にラジオの前にいなければならないというのは、なかなか続かないと思いますし、
ラジオをカセットテープに録音するのも厄介だと思います。
しかし、”ラジオ”と言っても、
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/index.html
こちらから、インターネット上で聞くことができます。
まとめて聞くこともできますし、必要な箇所を何度も簡単に聞くこともできます。
レベルとしては、
中1生用は、ラジオ基礎英語1、
中2生用は、ラジオ基礎英語2、
中3生用は、ラジオ基礎英語3、です。
ただ、単語レベルがかなり高いです。文法も進度が速いです。
一つ下のものでも、十分に勉強になります。(無理せず取り組むことが重要だと思います。)
毎月のテキストを380円で書店で購入しなければなりませんが、
年4回の定期試験時期、つまり、6月、9月、11月、2月は買う必要ないと思います。
また、年に数カ月だけ、例えば、休暇のある、3月、7月、8月、12月、1月のみやってみる、というのも
一つの方法だと思います。
更に、1日15分パソコンの前に座っている時間を取れない、という場合もあると思います。
そういう場合は、ちょっと裏技的ですが、インターネットのラジオで、最初の数分のみ聞くというのもありです。
その日のストーリー(ダイアローグ・スキット)は、最初の数分内で放送されます。
その部分だけ、繰り返し聞くというものです。
公立高校受験では、語彙レベルは、教科書以上のものは要求されません。
つまり、ラジオ基礎英語の単語ははるかに教科書レベルを超えていますので、公立高校受験には
必ずしも必要ではないということです。
現在の語彙や文法知識の理解を深めるために、ストーリーを聞くというのは効果的です。
ですから、ラジオで最初のストーリーが放送された後は、様々な解説だったり繰り返し用の時間になって
いますので、それは省いて、ストーリーだけテキストをみながら聞いて、「こんな使われ方するんだな~」
という感覚で聞ければ十分力になります。
毎日が難しければ、週末にまとめて聞くというのでもいいと思います。
※今回、発展的学習法として紹介しました。
まずは、教科書レベルの勉強が十分にわかるようにする方が先決ですので、その順序にはご注意ください。
教科書の理解があいまいな状態でラジオ英語を聞いても、成果はあまり期待できません。
教科書レベルの勉強方法については、また別の機会に紹介したいと思います。
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