入試問題で出題される作品は、10年以内に出版された最近のものばかりです。
過去5年間の中堅校約30校の入試問題を国語の問題を調べたことがありますが、
20年以上前の時代が背景になっている作品は2割程度しかありません。
古文と(ついでに英語)の教育は小学校段階で更に強化され、
中学入試でも試験科目として課されるべきだと考えている私にとっては残念なのですが、
名作を読んでいるから中学入試対策になる、ということには直接にはなりません。
ただ、名作を読むことで、最近の売れ筋の作品からは得られないモノ(語彙力含め)が
養われることは間違いありません。
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効率的な読書の方法
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読み始めたものの、つまらない、ということは名作といえどもあります。
他人が高く評価していても自分にとってはつまらない、ということは珍しくありません。
そういう場合は、2割程度を目安に、途中で放棄してください。
本の量に比べて、人生は短すぎます。本の冒頭は著者が力を入れて書く部分です。
その冒頭部分でつまらないと感じるようであれば、その後の展開も面白く感じない可能性が高いです。
ですから、基本的には図書館で借りるようにして、気に入られなければすぐに返却、
気に入れば何度も読み直せるように買う、というのがいいと思います。
(2011年8月5日のメルマガ第23号に加筆)
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