前回、サブホームで2週間ぶりの復帰戦を果たした。

ホーム川内川、そろそろ下流のシーバスの密度が上がる頃。

今日はそんなホームの様子を見に・・・。

 

 

 

大潮の下げ7分。

河川内は海峡のように

重たい流れが走りルアーはあっと言う間にダウンに入る。

 

 

 

しばらくは置いておこう。

5分もすれば流れも大きく変わり

着ける場所が出てくる。

 

でもその間は一瞬で

瞬く間に再び海峡に逆戻り。

 

 

ここはそんなコロコロと変わる流れの中で

シーバスの水平移動が綺麗に見られる場所でもある。

明暗の表の明側に着くタイミング

表の暗側に着くタイミング

裏の暗、裏の明、裏の薄い明暗

その中でマルの着く場所

ヒラの着く場所が入れ替わり

そこを読んでいくのが面白い場所。

 

 

 

まずはセオリー通りに表側。

セオリー通りのヨレヨレから。

 

 

流れに合わせて立ち位置を上下させながら

表側を探ったが反応はない。

まだ表側に着くには流れが早すぎる。

 

 

 

 

 

裏の明暗。

 

 

 

 

 

ショートバイト

 

 

 

 

ショートバイト

 

 

 

魚はいるけれど

ショートバイトが連発する。

カンッ!!!といういつものヒラセイゴバイトではなさそう。

マルが着いている可能性が高い。

 

5投でヨレヨレからミニヨレにチェンジ。

よりスローに、より漂わせて吸い込み重視。

 

 

 

 

 

 

 

 

1投目でヒット!!

 

 

 

 

 

 

そして2本目

 

 

3本目

 

 

4本目と続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで流れが変わり始め緩んだタイミング。

アタリが無くなり表側へ回るとヒラセイゴに変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その緩んだタイミングも一瞬で

流れ出すと表側の生命感は無くなる。

またしても裏側へシフト。

先程よりは流れも飛んでいない。

 

このタイミングで

 

 

 

 

 

 

ガツン!!!!

 

 

 

 

と強いバイト

 

 

 

ジィィィ―――――――ッ!!!!!

 

流れに乗られて一気に下るシーバス。

掛けた位置は、どダウン

最も不利な状況下でファイトが始まる!

 

 

このサイズが食う一瞬のタイミングだったのか

ヒットの直後から再度流れが飛び始める。

更に状況は不利に追い込まれる。

ムリをしては8番フックが持たないし身切れも有りうる。

けれどこれ以上下られてコントロールが効かなくなれば

ケタを跨がれておしまい。

なんとか頭の向きだけは維持したまま

浮いてくるまで耐える。

 

途中、数度にわたって

反転し下ろうとするが89MMのバットを使ってしのぐ。

 

 

 

ゆっくりとポンピングしながら

徐々に距離を詰めていく。

 

流れのヨレに入っては一気に詰め

流れの中では耐えて・・・

 

 

ようやくケタを超えた。

あとはランディングを残すのみだが

この流れの中、ランディングの為に一度上流へ

魚を持ってくる必要がある。

この流れ、近距離での操作はバラシのリスクが高い。

 

 

1度目

 

走り出したので回避。

 

 

もう一度・・・

 

流れに押されてまた下流へ

 

 

三回目でようやくランディング!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ハァ・・・ハァ・・・疲れた(放心状態)

肩甲骨の周辺が痙攣するレベル。

 

この流れ、かつ厚みのある魚。

 

力負けする筆者。そしてこの顔(無の境地)である(笑)

 

にしてもイカツイ体幅。

 

激闘の「89MM vs 激流シーバス」

 

 

 

 

こうして写真を撮っているうちに

下げの時合いが終わりつつある。

まだトロリと流れながらもシャローは上げ始める。

 

アイツの時合いがやってくる!!

 

 

 

 

ゴンッ!!

ジジジジジィィィ―――――――!!!!

 

 

アタックの勢いそのままに

一気にファーストランが始まる!!

 

ルアーはヨレヨレ。

先程よりリトリーブスピードを重視した選択。

 

 

 

 

にしても止まらない!!!

 

 

止まったと思えば

バッシャーーーン!!!!カコカコカコカコ

 

 

高さのある豪快なジャンプと早い首振りの音。

離れているのにここまで聞こえてくる。

 

先程より流れは緩んでいるとはいえ

そのトルク。なかなか寄せられるものではない。

 

 

リフトもキツクなってきた。

どちらも、どダウンで掛けた良型。

持ち上げて来るには少々手こずる。

 

 

 

 

 

正面まで来た・・・

 

 

そしてネットイン!!!

 

 

入ってもなお力強く抵抗を続ける。

ネットを両手で押さえる。

そうでもしなければ振りほどかれそうになる程。

 

 

 

 

この体高。止まらないハズである・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後も振り続けさらに追加したが

サイズの時合いは一瞬。

 

がるるでいいの?・・・ってサイズw

ヨレヨレ・ミニヨレで当たらなくなればレンジを追い掛けてエンヴィー105で

 

 

 

 

 

 

 

【タックル】

 

ルアー:がるる132F(Pコットンキャンディー)

     ミニヨレ(花火)

     ヨレヨレ(一文字)

     エンヴィー105(ぎっこぎこOR)

ロッド: AIMS ブラックアロー89MM “Rapid Side Ultimate”

 

リール: ダイワ 13セルテート3012

ライン: 東レ シーバスPEパワーゲーム #1.2

           YGKよつあみ アブソーバー ナイロン 25lb

撮影機材:オリンパス E-PL7