ホーム、川内川。

近頃は泡が浮き、水は灰褐色。
ボトムには藍藻がびっしりと生え
川辺に独特の臭いを放っている。



去年のこの時期は日に数本
多い日には70クラスを頭に11本という日もあったが
今年はイマイチ調子が上がってこず。
悪い水が魚を遠ざけているのかもしれない。


ベイトのハクも散在しているようで
居る所には居るが小さな塊がシャローに溜まるのみ。
この状況から絞り込んでいくにはキツイ。

ベイト量が少ないとは言え
どこかに集中する場所とタイミングは存在するはず。



流れ込みのあるシャローが干上がるタイミング。

流れ込みなら間違いなくベイトは集中しているし
それに対してシーバスも着いているはず。
しかし、スモールベイトを追いかけ回して捕食する
シーバスを狙う事は容易ではないケースがほとんど。

しかし、干上がる直前。シャローに位置出来なくなった
ハクは溢れて本流側に落ちてしまう。

この瞬間をブレイクで待ち捕食する個体を意識すれば
捕食スポットが特定出来るためこちらとしても狙いやすい。




最干潮1時間前
シャローと流れ込みが絡むエリアへ。

ベイトは密集し
落ちていくベイトに時折シーバスの捕食音。



バイトレンジは表層皮一枚。

ハクに近い存在感で水面直下を引けるエンヴィー95を結び
シャローに乗せて流れ落ちるようなコースを描く。

テールを振る最低スピードを維持しながら


ゆっくりと表層を・・・







ボンッ!





近距離でのヒット!
フッキング後はドラグを緩めて対応。

しっかりとハクを食っている個体。
力強い突っ込みで少々竿がのされてしまう。


送りこみ、数回沖に走らせながら
丁寧にやり取りし無事ランディング。


67㎝

Envy95/花火



【Tackle】
Lure:Envy95
Rod:MIDWATER 902TR
Reel:05 EXIST 2508R
Line:SeabassPE Powergame #1
   Jiggingleader 20lb