ハルウララの引退レースが危ういらしい。 | 競馬ブログ気味

ハルウララの引退レースが危ういらしい。

参考記事:ウララ引退レース危うし 休養150日超える

要は前走から150日が経過した為、再出走する為には能力検査をパスしなければいけないらしい。
僕は、元々ハルウララにさして興味はなく、ただ高知競馬の財政難を救ったアイドルホースというぐらいの認識で、そういった意味ではハルウララブームを歓迎していた。
また、話題になっている馬主の安西さんに関しては、一切文献等読んだことはなく、ファンでもアンチでもなく、インターネットの噂でオグリキャップブームに便乗して成功した人らしいという認識程度だった。これは個人的な印象なので正しいかどうかわからないが。
休養騒動に関しては、馬主になった安西さんとすれば、休養というのは大事に思ったのだろうし、同じ休養でも放牧よりも厩舎にいる方が精神的ストレスを蓄積させずに済むと考えた厩舎関係者の考えもよくわかる。ただ、馬主が絶対的で、調教師は全服従して当然というように受け取れる経緯については疑問だったが・・・
まぁ、実のところを見ては無いので、はっきりどうのこうのは言えない。双方の考えの違いと受けとっておかなくては仕方ないでしょう。

しかし、安西さんのサイトを見てみると、まるで中学生がHP管理しているかのようなヒステリックなまでの抗議や弁解とも取れてしまう内容の説明の数々は、正直どうかと思う。おうちへ帰ろうという組織が有料会員制のようなので、会員やファンに対する説明責任というものなのだろうけど、そこまで対高知競馬、対アンチ記者を打ち出して、まるで喧嘩のような姿勢を大衆に晒す必要が果たしてあるのか・・・
しかも、言った言わない論争のような事も書いてあるし、休養の正当性の説明には獣医が検査した結果、休養せなアカンねん、みたいな獣医にその一端を背負わせようとする印象も受けてしまうし。
勿論、数々の批判・中傷も受けただろうけど、やり返してどうすんの・・・と思います。スポーツ誌の記者がこう言った云々と紹介し、それを解説する具合に、他人を悪者のように説明してもいるし、それを見た人次第ではまるでそのスポーツ誌の記者が悪口を言っているのだという風にも受けてしまうではないですか。責任の所在を他所にして、悪口を言っているようにしか思えない。
また風説・批判に対して、明かに理解不充分で、己が都合に受け取り、説明して、その記事を否定している。書いた人は違う事を言いたいってぐらい、高卒の僕でも読み取れます。
著作物のようなので抜粋したら具合悪そうなので、抜粋出来ないが、TOPページの本の紹介か何かの第八回の冒頭、「策を労し」という指摘はスターホースを作るのに策を労したという事ではなく、馬主になるのに策を労しという指摘でしょう?
そして、確かに、取り上げるぐらいでスターホースが出来れば地方競馬もJRAも苦労はしないでしょうけど、ハルウララブームはその背景と高知競馬が苦労して作ったものなのじゃないですか?苦労はしないよじゃなくて苦労したんですよ、きっと。
トピックスの高知競馬の赤字発表に対して書いておられるのも同様、ハルウララは高知競馬の収益の一端を担っているわけですから、原因として発表する事に問題はないかと思われます。
どうも論点のすり替えが激しく思います。
あと、馬主さん自らハルウララを根性ナシの引き合いに出すのはどうなのでしょう?ハルウララは根性がないから負けつづけたのではなく、むしろ100戦以上も走りこなした根性の塊かと。
そして、金儲け目的ではないとの主張があるようですが、別に金儲けでも良いじゃないですか。ハルウララで本も書かれるんですし、会員からは一口出資に似た特殊な形で出資してもらうそうですし、商標登録も済まされているそうなので、少なからずそこに報酬は発生するでしょうし、逆に、金儲けはまったく考えてないよと言われる事の方が理解しにくいです。問題なのは金儲けの形かと思います。
円満な解決を望みますが、個人的には、とりあえずなんとしても高知競馬には存続してほしいです。