takecyanのブログ
「いったいどうやって契約書をつくったらいいんだ??」という方へ。

ビジネス契約書が、すぐつくれたり、スラスラ読めたら、

ちょっとカッコいいと思いませんか?

契約のないビジネスはありませんから、

契約書の知識は、交渉ごとにも、チェックにも、

そしてもちろん 作成にも役立ちます。

あなたが カッコよくビジネスできるように、

契約書の読み方、書き方、つくりかたを、すべて公開していきます!

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合意書の書き方


最近、
合意書の書き方についての質問が
ふえてきたため、

合意書をどうやって書くか?
についてお伝えします。


合意書とは、
たとえばお金を貸したので、
ちゃんと返してもらえるように借用書をつくるとか、


「秘密を守る」でもいいし、
「間借りについてのルール」でもいいし、
なにかしらの約束を、
確認するためのものです。



ようするに、
約束が守られるように、
証拠をのこしておくために書くもの。


ご自分で箇条書きにしてみたのを
チェックさせてもらうこともありますが、
意外と基本が理解されていないことがあります。


基本的に、
合意書(契約書)は、


1 だれとだれが、何を約束したのか

2 いつ約束したのか(平成何年何月何日か)

3 どんな条件がついていたのか


ということを簡潔に、
明確に書いてないとだめです。


条件の書き方で迷う事があるかもしれませんが、
どうしても、
いそいでいるためか、文章的にあいまい、
不明確な場合が多いですが、
気を付けて下さい。


コツとしては、


○明確に書くこと

「なるべく」
「できるだけ」
「できるかぎり」
「あまりにも・・・な場合」
「大量の場合」
「遅れた場合」

といった、
どちらともとれるような表現は、
つかわないことです。

かならず数字で表せるような表現、
誰が聞いてもおなじ結果を想像するような表現にして下さい。


○だれとだれの約束か? を書くこと


意外と多いのが、だれとだれが約束したことなのか
わからないパターン。


これは前文を書くことで回避できますので、

「東京太郎と、大阪花子は、本日、
○○の事柄について、以下の通り合意した」

のように、
最初に書いてしまうとよいでしょう。


そして最後にサイン。

これは、
署名と捺印といって、
手書きで本名を書いてもらってから、
ハンコをおしてもらうのが正式なやりかた。


ハンコは、実印がのぞましいです。

どうしても急いでいるときは、
署名だけでも効力があります。


かならず、自分の手で、
自分の名前をサインしてもらうこと。



いまなら(2011年7月30日現在)
無料診断もおこなっていますので、
活用してください。

  





原稿が掲載されました

納税通信
という新聞に、

契約書についての連載記事を載せていただきました。

妹が新聞の名前を知っておどろいていました。

納税」と聞いて、怖かったようです(笑)。


$takecyanのブログ-納税通信

契約スキルをつかって いますぐ利益を出す方法2

契約スキルをつかって いますぐ利益を出す方法 2


ひきつづき、
起業や副業に興味がある人にもかなり
重要な話です。


■なぜすべてのビジネスパーソンはこの契約スキルを
身につかなければいけないかというと、


・売掛金が回収できない

・相手が支払ってくれない

・相手が約束を守らない

・貸したお金を返してくれない


というのはビジネスをしていれば
必ず通る道だからです。


前回は、契約スキルをつかってこれらの問題を解決するために、
督促状などの、正式な通知を出せばいいですよ、
という話をしました。


しかも、単純に通知するよりも、
相手の感情をゆさぶるために、
テクニックを使うのでしたね。


今日はその際のテクニックを、
みっつ教えます。

-------------------------------------------

① 他の債権者よりも一刻も早く通知を出す!

② 内容証明郵便だけでなく、普通郵便でも同時に出しておく

③ 郵便だけでなく、同じ内容のFAXも出しておく

-----------------------------------------


です。


すべて、
通知書の内容というよりは、
行動であることにお気づきだと思います。


通知書の内容は、
正確であればいいのです。


そもそも、たとえば内容証明郵便といっても、
べつに内容の「正しさ」までも
証明してくれるわけではありません。


郵便局が証明してくれるのは、
あくまでもその郵便がいつだれからどちらへ出されたか、
という事実の部分だけです。


また、内容証明郵便は、
相手がもし受取を拒否してしまうと、
届きません。


それでは通知した意味がないので、
普通郵便でも送り届け、
ポストに投函しておいてもらいます。


FAXで送るのは、
会社等の場合、特に効果があります。
開封率が100%だからです。


そして、

これが最も重要なのですが、
あなたのほかにも債権者、
つまり相手に「支払ってくれ」と言っている人がいるものです。


ここで、
相手の人間としての心理を考えて下さい。
感情をイメージしてみて下さい。


相手は、
いろいろなところから、
支払ってくれといわれているかもしれません。


■相手の心理を想像してください


たとえば三人から「支払ってくれ」と言われている場合で、

・ひとりからは、なにも言ってこない、

・ふたりめからは、請求書だけはきたが、支払い期限はない

・最後のひとりからは、請求書はもちろんきている、期限も書いてある・・・


この状況で、支払いが遅れてしまった。
そして、最後のひとりからは、
催促の通知がきた、FAXもきた、・・・

どうでしょうか?
誰に支払ってしまいたくなりますか?


私なら、まっさきに、
最後のひとりに支払うと思います。


というか、
逆にいうと最初のひとりめの方に「先に」支払おう、
という動機はおこりません。


なぜかというと、
支払いが滞るほど、厳しい状況であれば、
もうしわけないけど少しでも支払いは「遅く」したいのが本音だからです。


しかし、
きっちりと請求してくる、
催促の通知もきちんとしてくる、
ようするに「うるさい」相手には早く払いたくなります。



督促の通知や、契約解除の通知も
サンプル書式を公開していきたいと思っていますので、
参考にしてください。







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