●道の駅貞光ゆうゆう館
●見ノ越第一駐車場
●剣山
●つるぎの湯大桜
●スーパーキョウエイ
●道の駅公方の郷なかがわ

6時出発の予定が6時過ぎに起床。本日のメインは百名山剣山。行程は短いのでそこまで急ぐ旅でもないのでゆっくり支度し出発。ノーマルタイヤなので、道路状況だけが心配だったが、凍結もなく道脇に雪が少し残るくらいで無事駐車場まで到着。見ノ越駐車場車中泊&登山してきた方が戻ってきた。トイレは閉鎖中だがとなりに紙はない仮設トイレがふたつ。トイレがあるだけありがたい。

見ノ越駐車場から剣山山頂まではそれほどの距離もない登山コース。リフトはまだ季節外だがそろそろ動く時期なのか試運転&点検中。尾根ルートを登る。日当たりにより雪が全くない道とがちがちに凍っている道。登りはじめすぐのところにすこし斜めのがちがち道。怖くて通れず、チェーンアイゼン装着。途中で外す。山頂には自撮り棒が設置してある。山頂から隣の山次郎笈へ登る人が多いのは知っていたが、山頂に来てみてその理由がわかる。次郎笈までの尾根道、実際見ると歩いてみたくなる。が、今回は剣山山頂まで。山頂の展望台をぐるりとまわり、二度見展望台方面から、岩の下から水が湧き出ている剣山御神水を通って下山。御神水は苔むした岩の中に水がしとしと湧き出ている感じのかわいらしい素敵な湧き水。ひとくち飲んで、水筒に頂いていく。御神水の上にある神社には「天地一切の悪縁を絶ち 現世最高の良縁を結ぶ」と書いてある。これ以上の願いはないのではないか・・・山頂のトイレは冬季閉鎖中だったが、リフトの上の駅のトイレは紙はないが、使用できた。試運転に来ていた人のためかもしれない。

無事剣山を下り、帰り道に予定していたルート方面に通行止めと書いてある。山から見たときに木の影か道が崩れているのか、そんな風景を見ていたので、来た道を戻りかなり大回りして温泉へ。すれ違い困難な狭いくねくね道。動物に出会う。コロコロと太ったカモシカがこちらにお尻を向け慌てて山を登ろうとするが、戻ってきて山を下っていく。コーナーを曲がると今度は鹿。「!!」と飛び跳ね、一瞬固まり、ガードレールを飛び越えて森の中へ。可愛かった。木が変な動きをしている、と思ったら猿。その後も鹿3頭の集団が道脇で草を食べているところに出くわす。一度大きな通りに出て、また入った山道。ところどころ小さな集落や民家がある、川沿いの道。石が青白く水も綺麗な、自然豊かな渓谷。綺麗だけれどところどころ道路のために削られてしまっているのがちょっと残念。名所になりそうなすごい絶景。一番壮大な景色のところは道が狭くて車止められなくてなかなかじっくり見れないのがちょっと残念。停められるところで、車止めてすこし見てみる。小さな滝と川のカーブ。こんな壮大な景色がほったらかしなんて・・・

温泉の名前、大桜とついているように、桜の綺麗な地域。特に枝垂桜が華やかに咲く。お風呂は小さいがちょうど窓から綺麗に咲いた桜が見える。

桜の花も満開でちょうど綺麗なとき。枝垂桜が点々と華やかに咲いている。地元の人が自分で楽しむだけで全く観光地化されていないような地域の桜。それがまたいい味出してる。途中提灯と桜が大量にあったところを通り過ぎた。後で調べると四国一の桜の名所だったらしい。スルーしてしまったが、夜の闇にたくさんの桜が白く浮き上がる車の中からの光景も綺麗だった。

夕食の買い出しにスーパーキョウエイへ。お店のない道路から街に出たところにあったスーパー。本日の宿泊地道の駅公方の郷なかがわへ。夕食はご飯を炊いて、納豆と味噌汁と。道の駅のトイレで車で車中泊しながらお遍路している女性と出会う。茨城からのご夫婦。ハイエースを車中泊仕様に改造して、レンジも冷蔵庫も設備。今年はお遍路逆回りがいいそう。みかんを頂く。