社会人人生最大のピンチをどう乗り切ったか【7】 | 宅建ジョーブログ@アメブロ支店

社会人人生最大のピンチをどう乗り切ったか【7】

メンツはなんとか揃った!

あと少し!
難しい「手直し」が残ってしまったが
なんとしてでも収めなければ!


もう気力だけで戦っている。
もうすぐ49歳を迎えるんだよね俺・・・


手直し。初めは法線逸脱部の上流から。

こちらはとりあえず軽傷なので
土工さんのバックホーに手伝ってもらって
引っ張りながら「つっかえ棒」をする。

骨折の時の添え木の要領だ。

何度も溶接がブチ切れたが何とか収めた。

それでも丸一日かかるところが
急造チームの痛いところ。


次の日。

重症の下流はとりあえず3枚抜く。

手順を逆にされたおかげで
より難しい工事になってしまっている。


またバックホーさんの力も借りつつ
法線の修復、直線締め切りの準備を整えていく。

さすがに1日目は再び失敗。


ここで詳しく書けないのが残念だが、
ちょっと奥の手を使わないと収まらないことが判明。

ベテラン管理者の同僚の意見を受け入れ
とにかく合格ラインに収めることを重視。

そもそも
その直線締め切りは
もっとエグいことを皆やっている。

そうじゃないと無理な部類の工事だ。

「設計」と「施工」は繋がっているようで
まるで立場が違うし環境も違う。

かたや机の上での作業で、かたや空の元での作業だ。
「机上の空論」と言われるがまさにその通り。


それでも何とか収めるのがプロ。
あらゆるテクニック(?)を駆使し
2日かけて完了した。

上流、下流とも
許容ラインぎりぎりの箇所があったにせよ
合格は合格。

点数を付ければ
本当は赤点だが追試で70点。


長い長い10日間がやっと終わった。



再終話へつづく