子どもの学力や知能、精神的な発育と栄養（＝食事）の関連性

GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はぼちぼち家族で出かけながら、普段つい放置してしまっている家の片付けなどを進めています。

朝、アラームを設定せず好きなだけ寝られるのが最高の幸せ😴

今回は、約２ヶ月前のセミナーの内容をシェア。
だいぶ時差があってすみません😂
やっと整理できました💦

海外の個別学習塾とのコラボで開催されたセミナーで、難関校受験に必要な栄養について…つまりは脳の発達に必要な栄養という視点で深堀りされた内容でした。

目を引くトピックとして「難関校受験」という言葉がテーマに使われてはいましたが
子どもの学力や知能、精神的な発育と栄養（＝食事）の関連性について、多くの研究データとともに示されていた内容は
受験する・しないに関わらず、子育て世代の女性にはぜひ知っておいて欲しいものでした📝

ポイントを絞って、箇条書きでご紹介しておきます。

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▶︎栄養療法が目指す３つの柱。
・ストレスに負けないしなやかなボディメイク
・ストレスを乗り越える柔軟なメンタルメイク
・ストレスで消耗してもすぐに再生できるエネルギーメイク

▶︎全国学力試験における朝食接摂取と成績の相関では、
右脳活動・左脳活動ともに朝食を摂る群と摂らない群では明らかな（一瞬目を疑うほどの）差あり。

▶︎脳に必要な栄養素トップ５。
１：タンパク質
２：脂質
３：鉄
４：亜鉛
５：ビタミンB群

▶︎１日に必要なタンパク質
卵２個+肉１００～１５０g+魚１切れ+豆腐半丁+納豆１パック+豆乳２００ml
間食に小魚・ナッツ

▶︎６～１２歳の学童期の鉄欠乏は自律神経失調症を起こす
・居眠り
・肩こり
・寒がり
・食欲不振
・めまい
・息切れ　など

▶︎７歳までに鉄が不足すると認知機能の低下と心身運動機能が低下する
・すぐ癇癪を起こす
・スキップができない
・不器用
・逆上がりができない
・ハイハイができない

▶︎１３歳以上の鉄欠乏は精神神経疾患を招く
・うつ病
・不安障害
・チック
・双極性障害
・ADHD

▶︎１２～１４歳の学童の調査で、語彙力・読書力・漢字力・計算力・問題解決力など
鉄欠乏症の方が成績スコアが低い

▶︎インドネシアでの研究
ランダムで選んだ９～１２歳の４４人の小学生
血清亜鉛レベルが低い子では、IQレベル平均以下の子が96,5％
血清亜鉛レベルが正常な子では、IQレベル平均以下の子が53.3％

▶︎亜鉛を多く含む食品
・牡蠣
・和牛肩赤身肉
・ラム肩肉
・豚レバー
・にぼし

▶︎腸内細菌がタンパク質を材料にして脳内ホルモンを作る
（生成には鉄・亜鉛・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・ビタミンC・マグネシウムが必須）
・GABA：平穏・安定
・ドーパミン：元気さ、快活さ、積極性、気力、食欲
・セロトニン：幸せ感、落ち着き、安心感
・ノルアドレナリン：やる気、判断力、集中力
・メラトニン：睡眠

▶︎腸内細菌が脳内ホルモンを作るのに重要なのは「発酵性食物繊維」
・タマネギ
・ごぼう
・昆布
・大麦
・アボカド
・大豆
・キウイ

▶︎栄養を整えると脳が整う

▶︎成功を呼ぶ６つの食習慣
・タンパク質をしっかり摂る
・よい脂肪を摂る
・低血糖を防ぐ：精製された炭水化物（砂糖・小麦）を摂りすぎない
・ビタミンとミネラルをしっかり摂る：鉄と亜鉛は必須
・腸内環境を整える
・朝食にタンパク質を摂る

🥬肥沃な土地に作物は実り　豊穣の海に魚は育つ🐟

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日々の食事が、子ども達にとっての土地・海です。
子どもの成長に必要な栄養は、大人の美肌にも必要です。
凝った料理じゃなくていいので、上手に手抜きしながら、ご家族みんなでたっぷり栄養を補給してくださいね。
お役に立てたら嬉しいです😊

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