たけだ記1・「まんざい」になりたかった | おはようございます! 武田直樹です。

おはようございます! 武田直樹です。

フリーランスの作家・演出家・プランナーで、演技講師を務める武田直樹の今日までを赤裸々に記したブログです。

東桜幼稚園の卒園アルバムに
将来の夢を紹介する欄があった。
私の卒園した年は、
男の子は電車の運転手が流行だったようで、
半数以上が「でんしゃのうんてんしゅ」と紹介されていた。

たけだなおきの欄を見ると「まんざい」となっていた。

漫才師ではなく、抽象名詞の「まんざい」と書いていたことに
当時の意気ごみを感じる。

いちばん遠い記憶をたどってみると
幼稚園のお楽しみ会等で、
幼い私が、座って、園児や先生たちに、
おしゃべりをしていた光景がある。
漫才ではなく落語のまくらのようなものだが、
当時の私は「まんざい」だと思っていたのだろう。
みんなに笑ってもらって、ほめてもらって、
すんごくゴキゲンだった。
「まいどばかばかしいおはなしで」ではじめ、
一生懸命考えたネタを発表していた。
どんなネタだったか詳細な記憶はないが、
「○○ちゃんが・・・うんこ!」とか
「朝ごはん食べて・・・おちんちん!」とか
言っていたような気がする。

なんでそんなことをしたのか、
なんでそんないきさつになったのか、
そのあたりの記憶はない。

だけど、
「こんどはなにいおうかなぁ・・・」
トイレやお風呂やお布団で、
一生懸命考えていた記憶ははっきりしている。

あれから40年ほど経ったが
・・・あまり変わっていない。
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