芸術の秋だよ!ミレイ展
今日は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにジョン・エバレット・ミレイ展
を見に行きました。
ミレイはミレーと表記されることも多いのですが、落穂拾いのジャン・フランソワ・ミレーとは別人です。
ミレイは19世紀のイギリスの画家で「ラファエル前派」を結成したうちの一人。
ラファエル前派は、印象派なんかと比べてメジャーではないものの、鮮やかな色彩や細かい描写が見事で、物語を題材にした絵が多い。
ミレイの代表作「オフィーリア」もシェークスピアのハムレットを題材にしたもの。ラファエル前派という名称は聞いたことなくても、この絵を見たことのある人は多いと思います。
ラファエル前派の絵画は、所謂プログレッシブ・ロック、とりわけファンタジスティックな曲を演るバンドにはレコードジャケットやチラシなどによく使用されており、「オフィーリア」もノヴェラのキーボーディスト永川敏郎のバンドジェラルドのレコードジャケットに使われていました。
この絵は、日本に来るたびに見ているだけでなく、以前イギリスに行った時にもテートギャラリーでも見たこともあり、もう何度も見ているが、何時見ても素晴らしい絵だと思います。
今回の展覧会には、見たことのない作品も多く図録を買えばよかったと後悔している。見たことのない作品の中でも次の作品が特に良かった。
(きらきらした瞳)
(初めての説教)
(姉妹)
(↑いずれも、絵はがき等を撮影したもの)
ラファエル前派といえば、他にもロセッティやバーン・ジョーンズが有名で、昔、絵に触発されて曲を作ったけ・・・。
何となく、今、私が所属しているバンドMERCURY、特にハロル丼は、ラファエル前派の絵のイメージと合う雰囲気があるように思う。
私が加入したいと思ったのも、そんな雰囲気を感じたからかもね。