先日も褒めまくった私のアイドル、警察のお巡りさん。

その武勇伝を紹介して、皆さんにも是非ファンになってもらいたいと思うのである。

世の中では、「チョイ悪」が流行っている。

ただ、「チョイ悪」は少し中途半端ではないだろうか?

警察のお巡りさんは、「チョイ悪」なんて甘ちゃんとは全く違う。

「チョイ」なんて、屁たれではない。

悪を極めた男の中の男が、警察のお巡りさんなのである。

つまり、「チョイ悪」ではなく、「ゴク悪」なのである。

そんな「ゴク悪」の警察のお巡りさんの、武勇伝の一つを自信を持って今日は紹介したいと思う。

第一回目は、1952年の晩春に大分県で起こった「菅生事件」という警察の伝説的な事件。

どういう事件だったかと簡単に説明すると、大分県の駐在所がダイナマイトで爆破され、近くにいた日本共産党党員二名が逮捕されたという事件。

しかし、ここで終わらなかったのである。

この日本共産党党員は、共産党シンパと自称する男にその現場に呼び出されていた。

それが後に、地元大分県警の警察官・戸高公徳であったと言う事が分かる。

しかし、警察側は戸高公徳の身柄を庇護して警察大学校などに隠し通した。

そして、戸高公徳は逃げ切れないと判断し姿を現し裁判を受け、有罪となったが上司へ自白したと言う事で刑を大幅軽減。

日本の正義などと言う奇麗事は存在しないので、警察力が関与したのであろう。

そして驚く事に、有罪判決の3ヵ月後に警視庁で昇進して復職。

有罪判決を受けながら治安維持を担う警察に復職が適う事も異例だが、僅か数ヶ月で禊(みそぎ)が済んだと拾ってあげるなど、その面倒見の良さは群を抜いている。

その後は、警察大学校の教授を歴任し最後はノンキャリア最上位の役職・警視長(ノンキャリアでは全国に数人だけしか存在しない)に出世して退官。

その後も、警察出身者が固める企業などに天下り。

異様な厚遇で、人生を謳歌した。

この事件はつまり、一時期は確かに武力革命を標榜していた日本共産党を、飯の種にしてしか生き延びる事が出来ない公安警察の「でっち上げ」であった。

日本共産党が国家転覆をいまだに本気で目指す危険団体でなければ、公安警察は縮小され予算が入ってこなくなる。

だから、存在意義が無くなる部署が、かなり出てくる。

それを、避けるための「でっち上げ」だったのである。

まあ、今の日本共産党にそんなパワーは残存していないし、そんな気が起こるような熱情は持ち合わせていないというのは誰が見ても明らかだが。

容疑者として濡れ衣を着せられた日本共産党党員は、一審では有罪となったが、最高裁では一転無罪に。

「チョイ悪」のレベルでは、ここまでは出来ない。

所詮格好だけである。

しかし、警察のお巡りさんは「ゴク悪」。

「でっち上げ」で、庶民に罪を被せ庶民の血税で作ってあげた駐在所を爆破出来、その罪を隠蔽しようとした。

そして、それも強引に無き事のように封印した。

ここまで出来れば「チョイ悪」なんて甘ちゃんと同じにしたらば、警察のお巡りさんに失礼千万。

「チョイ悪」は、本物に憧れるアマチュアそのもの。

やはり、本物が一番格好良い。

それが、世の常である。

だから本物の「ゴク悪」である警察のお巡りさんは、格好良さの象徴。

その象徴的な事件が、今回紹介した「菅生事件」。

どうでしょう、こんな本物の中の本物の「ゴク悪」である警察のお巡りさんの汚れっぷりは?

治安維持を職務にして絶大なる権力を誇りつつ、国民の幸せや自由や権利は全くもって守る気は更々無い。

更々無いばかりか、陥れようと実力行使までする。

暴力団体・日本共産党は公安警察が存在する為の空想であるが、警察そのものが暴力団体の王道をいく「ゴク悪」団体。

ここまでの「ワル」は、喫煙がいまだにワイルドさの象徴である日本に置いては格好良さそのものだ。

皆さんも、警察のお巡りさんの魅力を。

警察武勇伝歴史探求も、この一回に懲りずに継続し、警察シンパ拡大に向けて微力ながら邁進したいと思うので、どうぞよろしくお願いします。

ちなみに確認なのですが、「ゴク悪」の「悪」は、知能や程度が低いという意味ではない(はず?)ですから、勘違いしないように。

この警察の格好良すぎる「ゴク悪」事件である「菅生事件」を詳しく知りたい方は次をクリックして熟読してみてください。(http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/sugoujiken.htmhttp://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage35.htm


合掌。