本当にご無沙汰しました。。。(w) | takayuki-katto

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加藤隆之のブログ

みなさん。

お元気でしたか?



本当にすっかりご無沙汰してしまってすみませんでした。



今まで、母のことを色々書いてきましたが、

とうとう9月4日に亡くなりました。


享年93歳でした。


大往生です。

といっても寂しいものでね・・・





7月頃から、

急に食欲がなくなり、

2回ほど入院しました。


食欲がなくなったために、

脱水症状を起こしてしまったんですね。







2度目の退院のとき、

先生は

「いま、病院でやっているのも、

 点滴で水分を入れているだけなんです。

 なので、自宅に帰してあげた方がよろしいんではないですか。」

と、言われて退院しました。


なので、

今までの訪問介護の体制に加えて、

訪問看護・往診の医師etc.

体制を整えてから退院しました。



自宅で点滴ををしなければならないので、

点滴を下げる器具もレンタルしたんですよ。


その後、往診の先生と顔合わせをして、

そのレンタルの件も伝えたら、

「なんでも、引っかけるところさえあれば、

 そこにハンガーかけたりでいいんですよ。」


「あっ!

 それならば、家にマイクスタンドがあります。」(w)


レンタルやめました。(w)



先生が往診に来ていただいて、

訪問看護の看護士さんにも来ていただいて。。。



先生も、母を見て、


「思っていたより元気ですね。

 点滴も控えめにしましょう。

 点滴することによって、

 食欲もなくなってしまうこともあるんです。」


アイスクリームやりんごなど、

少量ですが口にしていたんです。


1回の量が少ないので、

回数を増やして、

起きていれば少しでも口に入れるようにしました。



先生も、2週間に1回ほどの往診。

訪問看護士は週2回。

訪問介護は1日3~4回。


こんな感じのローレーションだったのですが、

はじめが肝心なので、ということで、

先生と看護士さんが、

続けて来てくれたんです。



そして、9月4日の朝。

オレは朝から出かけなくてはならなかったので、

ヘルパーさんに

「昨晩から、あまり水分が取れていないので、

 水分を与えてください。」

と、メモを残して出かけました。



午後1時過ぎに、

留守電に気づき、それを聞いたら

「いま、お母様の呼吸が止まりました。

 至急連絡ください。」


聞いたとき

「?????????」

「何のこと?」



最初、頭の中が空っぽに・・・



あわてて看護士さんに電話したら

「先ほど、お母様の呼吸が止まりました。

 戻ってこられますか?」


あわてて、帰宅しました。


下の駐車場に着いたときから、

エレベーターに乗って、

玄関のドアーをあけるまで。


早く行かなくちゃいけないんだけど、

行きたくなかったです。


母の死というのが現実になっちゃうじゃないですか・・・


頭の中とは裏腹に足は玄関をまたいでいました。



部屋には先生が1人、

オレの帰りを待っていくれました。


先生と話をしているときに

看護士さんとケアマネさんが来てくれて、

「朝、ヘルパーが入った時は

 水を飲んだそうです。

 昼間、看護士が入って、

 指先で血圧を測ろうとしたとき、

 脈が浅く測れなかったので、

 加藤さん。  加藤さん。

 と声をかけている最中に

 呼吸が止まりました。」

と、状況を教えてくれました。


オレは最後を看取れなかったけど、

看護士さんがいてくれたんだ。

1人じゃなかったんだ。

って・・・


少しホッとしました。


かなりの心配性の淋しがり屋だったので・・・(w)



四十九日も終わり、

納骨も済ませ、

やっと落ち着いた感じです。



ただ、ずっと2人で生活していたんで、

今でもふと

「あれっ?  お袋どうしたっけ?」

「あっ。  いないんだ・・・」


なんて、まだ錯覚を起こしたりしますね。



親父も向こうにいるので、

2人久々に会って喜んでいることでしょう。



なかなか可愛いお袋でね。

入院中も先生や看護士達に

「可愛いねぇ。」


なんて言われていました。


何かしてもらうと

「ありがとうございます。」


って、

自分が元気ないのに、

いつもお礼を言うんだよね。



ある時、自宅にいて、

お袋が着ているトレーナーが汚れていたので、

オレが着替えさせたら、

すぐその後、

食事の時こぼしてまた汚しちゃったから、


オレが


「なにやってんだよぉー!

 また汚して。

 誰が洗うと思ってるんだよ!」


って文句言ったら・・・






「う~~~ん。

 機械。」





負けましたぁ!(w)




「う~~~ん。  そうだ。

 参りました!」


と言って、大ウケしてしまいました。(w)





最後の前の入院中のことでした。



お袋が


「もう、帰ろうよ。

 どこも悪くないよ。」



オレ


「ダメだよ。

 先生がまだだってさ。

 ごはん食べないと帰れないぞ。」



お袋


「ちゃんと食べるから。

 大丈夫だから。

 私のどこが悪いの?」





オレ


「ここだよ!」  


って言って頭を指で指したんだ。





それ見て、お袋が笑いながら


「じゃあ。   しょうがない。」(w)










ただ一言。

「ありがとう!」


両親のお陰で、

好き勝手な人生を過ごさせてもらえました。


大感謝です!!!





みなさんこれからもヨロシク!!!   です。。。