作家・土居豊の批評 その他の文章 -168ページ目

1.17

1月17日早朝、東京にて阪神淡路大震災を思う。明け方の寒さは、あの日と同じに感じる。あわてふためいて家から飛び出したときの寒気。そしてテレビに映った燃える神戸の映像を見たときのさむけ。あのとき失われた命と、3.11で失われた命に、黙祷。

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「瀬戸内海道ゆかりの司馬文学2(「坂の上の雲」など幕末明治ものを中心に)」

講座「司馬遼太郎と歴史街道をゆく」ブログ、第10回「」の記事、アップしました!
「瀬戸内海道ゆかりの司馬文学2(「坂の上の雲」など幕末明治ものを中心に)」

http://d.hatena.ne.jp/doiyutaka/20120116/1326674200

【古来、経済の大動脈だった瀬戸内海を描く司馬文学を、前回に引き続き扱います。島国である日本は、その内海というべき瀬戸内海の水運で経済をまわしてきました。『竜馬がゆく』で描かれたように、幕末の坂本竜馬の海援隊は、瀬戸内貿易で大活躍しました。また、『坂の上の雲』の秋山真之は、瀬戸内海の水軍の末裔として、日本海海戦の作戦をたてたのです。瀬戸内ゆかりの歴史物語を、司馬作品で読みましょう】

※解説は
土居豊著 評論『『坂の上の雲』を読み解く! ~これで全部わかる 秋山兄弟と正岡子規』(講談社刊/2009年/定価1260円)
による
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062159651/monocolle-22/ref=nosim

Grow!始めました

Grow!始めました

作家/文芸レクチャラーの土居豊です。
自分のGrow!ページを作りました。みなさん、一緒にやりませんか?
私のページです↓
http://growbutton.com/urazumi

ご覧になって、気に入ってくださったら、右上のGrew!マークをクリックしていただけるとうれしいです。

http://growbutton.com/urazumi/contents/4f0f7d0a3f56f8037a000564

村上春樹入門!

2012年前期、作家/文芸レクチャラー土居豊の担当講座のお知らせです!
新たに、「村上春樹入門」の講演をやらせていただくことになりました!

シニア文化塾
2012年『前期講座(文学・文芸コース)』(3月~7月)のご案内
http://www.hnpo.comsapo.net/weblog/myblog/631?YEAR=2012&MONTH=1&DAY=9&LIST=1

「村上春樹入門」
5月17日(木)13時半~
すばるホール
担当:作家・文芸レクチャラー 土居豊

※年間を前期(3月~7月)と後期(9月~1月)に分けています。
・文化講座のコースは、 「歴史コース」 と「文学・文芸コース」があります。
・受講資格は、シニアであれば、どこの地域からも、お申込できます。
・受講生と聴講生
□受講生…全ての講義(歴史コース:15講義、文学・文芸コース:11講義)を受講申込。受講料は、第1回講義の時、一括して支払います。
■聴講生…学びたい講義を選択して聴講申込。聴講費はその都度支払います。
2012年前期講座「文学・文芸コース」のご案内
*右の資料をご覧下さい。
・期 間:3月~7月
・開催日:木曜日 午後1時半~3時半
・場 所:すばるホール(3階会議室)(富田林市)
・定員:45名
・受講費用:7,100円


セミナーバンク様のサイトでなんと!人気ランキング第1位をいただきました!
高いご関心を寄せていただき、感謝感激です。
セミナーバンク→ http://seminarbank.net/
以下、講座のご案内です。↓
【大河ドラマ平清盛を予習しよう(全6回)】
2012年1月~3月(いずれも金曜日午後2時~)
http://www.daito-across.jp/kouza/index.html
講座概要
大河ドラマ『平清盛』でとりあげられている平家の歴史について、わかりやすく語ります。
1)2012年1月13日「平清盛~開国派にして革命家」
2)1月27日「平家=商業主義VS源氏=農本主義の争い」
3)2月10日「伝奇SFにみる平家の落人伝説」
4)2月24日「源平合戦の虚実~紅白の歴史」
5)3月9日「今に続く源平の系譜~あなたは平氏?それとも源氏?」
6)3月23日「平清盛から坂本龍馬、そして秋山真之まで~「歴史の中の海戦」試論」
2012年初め、ご一緒に大河ドラマ『平清盛』を予習しませんか?
ぜひ、大東市アクロスにお越しください!
(講座概要)
● タイトル=文芸講座 大河ドラマ・平清盛を予習しよう~「平家物語」から「坂の上の雲」まで
●日程=1月13日・27日、2月10日・24日、3月9日・23日
いずれも金曜日 午後2時~3時30分(午後1時30分開場)
●内容=大河ドラマ『平清盛』でとりあげられている平家の歴史について、わかりやすく語ります。
●講師=作家・文芸レクチャラー 土居豊さん
●定員=先着50人(要予約)
●費用=2,500円(全6回 初回一括払い)
●申問=12月5日から
大東市立生涯学習センター アクロス
http://www.daito-across.jp/kouza/index.html
〒574-0036 大東市末広町1-301
ローレルスクエア住道サンタワー内
TEL:072-869-6505
FAX:072-870-1405


はびきの市民大学2012年前期講座「沿線文学を読む~この路線に、このストーリー」
担当:作家・文芸レクチャラー 土居豊
※第7回、第10~12回は、河内厚郎学長が講義します。
(概要)
関西の近代化には、大阪を拠点とする鉄道、ことに私鉄が大きな役割を果たしました。各沿線には独自の市民文化が醸成され、それを反映した文芸も生まれ育ちました。沿線ゆかりの作家たちを比較文学的に読みながら、文学と風土の関わりを考えます。
1)2011年5月6日「阪急京都線~宮本輝『青が散る』」
2)5月13日「阪急宝塚線~三島由紀夫『愛の乾き』」
3)5月20日「阪急神戸線~谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』」
4)5月27日「近鉄南大阪線~中島らも『お父さんのバックドロップ』など」
5)6月3日「近鉄大阪線~東野圭吾『白夜行』」
6)6月10日「京阪電車~江戸川乱歩『D坂の殺人事件』」
8)6月24日「泉北高速~西加奈子『あおい』『さくら』など」
9)7月1日「環状線~万城目学『プリンセス・トヨトミ』」
お問い合わせ、お申し込みは以下まで
http://www.city.habikino.lg.jp/lic/shimindaigaku/index.html
〒583-0854 大阪府羽曳野市軽里1丁目1番1号
羽曳野市立生活文化情報センター LICはびきの内
TEL 072-950-5503 / FAX 072-950-5650
E-mail  shimindaigaku@city.habikino.osaka.jp

以上

なお、予定ですが、2012年度も引き続き、西宮文学案内の講座を、担当させていただけるようです。次年度は、西宮市まちたび博とのコラボで、『涼宮ハルヒ』の聖地としての西宮市を体感いただけるような企画を検討中です。
そのほか、各地で文芸レクチャーを担当させていただくことになっております。
今年も、作家・文芸レクチャラー土居豊を、ごひいきくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

作家・文芸レクチャラー土居豊ブログ「震災後の文学・芸術」

メルマガ第5号配信中!【村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』】

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土居豊オフィシャルメルマガ第5号
(ご申し込み初月無料)
創刊号【村上春樹のミリオンセラー小説『1Q84』より~『平家物語』】もサンプル公開中。
配信元HP↓
http://theory.ne.jp/static/newer

土居豊 オフィシャルメールマガジン『村上春樹で読む世界の名作~自分だけの「座右の銘」が武器になる!』
2012年1月11日第5号配信!

※こちらからお申し込みできます↓
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土居豊 オフィシャルメールマガジン『村上春樹で読む世界の名作~自分だけの「座右の銘」が武器になる!』
作家・文芸レクチャラー土居豊のメールマガジン「村上春樹で読む世界の名作」(毎月第2、第4水曜日配信/購読料525円税込み)

第5号で扱う作品
【村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とプルースト】
です!
さて、今号でお伝えする【あなただけの座右の銘】とは?

ぜひ、メルマガをご購読ください!
たったワンコイン(税別)1枚で、世界中が話題沸騰の村上春樹文学についてだれよりも詳しくなれます。
ノーベル文学賞候補の世界的作家・村上春樹が作品中で語る世界の名作のエッセンスを、どなたにもわかりやすくレクチャーします。
ご一緒に、「あなただけの座右の銘」を見つけましょう!
あなたの生き方を導く「自分だけの座右の銘」は、きっと一生の宝となることでしょう。

震災10か月

やっぱり年が改まると忘れられる…

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120111/t10015176541000.html
震災10か月 雇用確保が緊急課題
(1月11日 3時59分)
東日本大震災から、11日で10か月がたちました。被災地では、今月半ばから雇用保険の失業給付が切れる人が相次ぐ見通しで、安定した雇用の確保が緊急の課題になっています。
被災地では、沿岸部の工場や商店が津波で壊滅的な被害を受け、このうち犠牲者が最も多かった宮城県石巻市で、NHKが去年10月から11月にかけて仮設住宅に住む人たちに調査した結果、震災の前に職に就いていた497人のうち、およそ半数の235人が失業状態にあることが分かりました。厚生労働省によりますと、岩手・宮城・福島の3つの県で雇用保険の失業給付を受けている人は、去年11月の時点で6万4232人に上っています。失業給付は、今月半ばから給付期限を迎え、来月までに最大で4000人の給付が切れる見通しで、被災者の生活再建と地域の復興のために、安定した雇用の確保が緊急の課題になっています。一方、警察庁によりますと、東日本大震災による東北地方の犠牲者は、10日までに、宮城県で9506人、岩手県で4667人、福島県で1605人など1万5783人に上り、行方が分からない人も、合わせて3447人となっています。】




今日は、3.11から10ヶ月だというのに、もはや日本中、新年気分で、やっぱり年が改まると、去年の不幸は忘れられていくのだなあ、と感じる。
今日のニュースも、震災関連よりも、オウムの平田容疑者、小沢裁判、そしてJR西日本の尼崎事故の判決など、注目ニュースが目白押しで、震災から10ヶ月だということを、思わず失念しかねない。
けれど、現地はもちろんのこと、日本中が、3.11を忘れてはいけないことはいうまでもない。
関西では、間もなく1.17のメモリアルデーだ。
これも、すでに忘れられつつある、阪神淡路大震災の日なのだが、おそらく、関西以外では、もはやローカルニュース扱いにしかならないように思う。
そもそも、震災の年、95年にも、3月に地下鉄サリン事件が起こってからは、報道は、震災のニュースよりもサリン事件一色になってしまった。
今度の3.11も、原発事故の情況がひどくなるにつれて、震災関連よりも原発関連の方が大きく取り上げられてきた。
年が改まっても、もはや震災、津波被害からの復興が、過去のことだと、忘れられてしまわないことを、切に願って、この拙文で黙祷したい。

ドラマ「平清盛」による観光振興?

ドラマ「平清盛」による観光振興?

【「清盛、映像が汚い」兵庫知事が大河ドラマに苦情
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/OSK201201100112.html
兵庫県の井戸敏三知事は10日の定例会見で、8日から始まったNHK大河ドラマ「平清盛」について「画面(映像)が汚い。鮮やかさがなく、チャンネルを回す気にならない」と酷評し、NHKに改善を申し入れることを明らかにした。】


これは、失礼ながら、兵庫県知事が間違っている。
なぜなら、2年前の大河『龍馬伝』も、画面が非常に汚かったが、人気は上々で、各地で観光振興の売り上げが伸びたのだから。
要は、ドラマの中身と、観光振興は別物だということ。
なぜなら、すぐれたドラマであっても、観光につながるかどうかは、番組サイドの意図よりも、むしろ、ファンがその舞台を探訪したいと感じるかどうかにかかっているからだ。
そのいい例が、アニメ作品の「聖地巡礼」だ。
ほとんどのアニメ作品は、「聖地巡礼」を意図して制作されるわけではない。それなのに、その作品を観て何事かを感じたから、作品の舞台を自分も歩いてみたい、と思ってファンはその土地に足を運ぶのだ。
だから、ドラマ『龍馬伝』には、竜馬ファンだけでなく多くの視聴者に訴えかける力があったということだろう。『平清盛』というドラマにも、視聴者に何事かを感じさせる力があれば、画面が汚かろうが、視聴率が低かろうが、視聴者は興味をもって、ドラマの舞台に足を運ぼうとするだろう。
そこから先は、その土地に、観光客を受け入れる工夫があるかどうか、にかかっていると思う。
アニメの「聖地巡礼」では、その土地がファンを歓迎する場合と、迷惑がってトラブルに発展する場合がある。
ドラマによる観光誘致の場合、歓迎の気分はあると思うが、ドラマの視聴者がスムーズに舞台探訪できるような工夫は必要だと思う。
たとえば、兵庫であれば、福原京をめぐる文学散歩の企画であったり、観光案内のボランティアだったり、そういう地道な努力が大切だ。
また、福原京は、実際のところ、史跡としてはほとんど未発掘で、史実があまり実証されていない。兵庫県としては、観光誘致と並行して、地道な歴史の学術調査への資金投入や、学問的な努力への援助を積極的に進めることが大切だと思う。

※ちなみに、以下のような文学散歩を担当したが、悪天候にもかかわらず参加者に大変ご好評をいただいた。

はびきの市民大学後期講座「平清盛」
http://www.city.habikino.lg.jp/lic/shimindaigaku/kouza11kouki/kouza11kouki-sat.html
【概要】
来年のNHK大河ドラマの主人公は「平清盛」。荘園制度がいきづまる古代末期、貨幣経済と貿易立国による国づくりをめざしたニューリーダー、早すぎた革新者の実像を追う。

11月19日<文学散歩 > 清盛の築いた福原京の名残を訪ねる

【担当講座のラインナップ】
土曜日10時半~LICはびきのにて。
11月19日「文学散歩・清盛の築いた福原京の名残を訪ねる」(河内厚郎×土居豊)→終了
12月10日「伝奇SFにみる平家の落人伝説」(講師:土居豊)→終了
12月17日「今に続く源平の系譜~あなたは平氏?それとも源氏?」(講師:土居豊)→終了
1月7日「源平合戦の虚実~紅白の歴史」(講師:土居豊)→終了

1月14日「歴史小説の対談 作家・野崎雅人氏を迎えて」
1月28日「歴史小説で平家をどう描くか~実作の立場から」(河内厚郎×土居豊)

お問い合わせ、お申し込みは以下まで
http://www.city.habikino.lg.jp/lic/shimindaigaku/index.html
〒583-0854 大阪府羽曳野市軽里1丁目1番1号
羽曳野市立生活文化情報センター LICはびきの内
TEL 072-950-5503 / FAX 072-950-5650
E-mail  shimindaigaku@city.habikino.osaka.jp

松ケン清盛、苦戦?

松ケン清盛、苦戦?

【大河「平清盛」歴代ワースト3位で発進 平均世帯視聴率17.3%(産経2012.1.10 12:35)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120110/ent12011012360011-n1.htm

8日から放送が始まったNHK大河ドラマ「平清盛」の初回の番組平均世帯視聴率が17.3%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作の「江~姫たちの戦国~」の初回21.7%を下回り、平成18年度の「功名が辻」以来、6年ぶりの20%割れ。昭和38年の大河ドラマ開始以来、歴代ワースト3位の発進となった。】


2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』が始まったが、予想通り?の苦戦でスタートしたようだ。
というのも、歴代大河の中でも、平安ものというのは、戦国ものに比べて地味な印象があるらしく、しかも清盛は、『平家物語』では悪役で、歴史ものの主人公の中でもイメージがよくないからだろう。
しかし、初回を観た印象では、昨年の『江』に比べて、非常に力が入っている。
特に、従来の悪役イメージを払拭しようとしてか?、「いいひと」キャラの松山ケンイチを主役の清盛に起用していて、これまでにない純粋まっすぐ君的な清盛像になりそうな気がする。また、『新・平家物語』のように、時代の先をいく清盛の先進ぶりを描こうという意図も面白い。
そこで注目したいのが、清盛の思い描いた、もう一つの日本の国作りだ。
日宋貿易に主眼を置いた海洋貿易国家としての日本を、もしも清盛が実現していたら、その後の日本史は、ずいぶん変ったかもしれない。
清盛の福原京構想というのは、今からみても、非常に先進的なものだった。
場所は現在の兵庫県神戸市で、平氏の拠点のひとつである貿易港の大輪田泊に、なんと、人工島の経が島を築いて、整備拡張した港を見下ろす山麓に都を置く計画だったという。
この人口島や、宋の唐船を用いての瀬戸内海遊覧などは、まるで神戸のポートアイランドや観光遊覧船を先取りするようで、まさに今の港・神戸の観光を彷彿とさせる。
結果的には、平家は源氏に破れ、日本の支配は、農耕中心の武士団による政治に委ねられた。
けれど、歴史のイフを考えるとき、これからの日本の進路を、清盛の海洋貿易国家構想に重ね合わせることも、興味深い試みではなかろうか。

※清盛と、今後の日本を考えるきっかけとして、文芸レクチャラー・土居豊の下記の講座に、ぜひお越しください。

【大河ドラマ平清盛を予習しよう(全6回)】
2012年1月~3月(いずれも金曜日午後2時~)
http://www.daito-across.jp/kouza/index.html

来年の大河ドラマ『平清盛』は、今が旬の男優・松山ケンイチを主役に、源平のきらびやかな平安絵巻を、華やかな女優陣をちりばめて、描き上げます。
その物語の主役、平清盛には、『平家物語』での悪役ぶりが固定キャラとなっていて、どうしても、極悪非道な権力者のイメージがつきまとっています。
けれど、清盛は、実は、新時代を拓く改革者だったのです。もし、平家の政権が続いていたら、その後の日本史を一変させたかもしれません。
閉塞感に満ちたいまこそ、清盛の斬新な感覚が参考になるのではないでしょうか。

講座概要
大河ドラマ『平清盛』でとりあげられている平家の歴史について、わかりやすく語ります。
1)2012年1月13日「平清盛~開国派にして革命家」
2)1月27日「平家=商業主義VS源氏=農本主義の争い」
3)2月10日「伝奇SFにみる平家の落人伝説」
4)2月24日「源平合戦の虚実~紅白の歴史」
5)3月9日「今に続く源平の系譜~あなたは平氏?それとも源氏?」
6)3月23日「平清盛から坂本龍馬、そして秋山真之まで~「歴史の中の海戦」試論」

2012年初め、ご一緒に大河ドラマ『平清盛』を予習しませんか?
ぜひ、大東市アクロスにお越しください!



アクロス主催
● タイトル=文芸講座 大河ドラマ・平清盛を予習しよう~「平家物語」から「坂の上の雲」まで
●日程=1月13日・27日、2月10日・24日、3月9日・23日
いずれも金曜日 午後2時~3時30分(午後1時30分開場)
●内容=大河ドラマ『平清盛』でとりあげられている平家の歴史について、わかりやすく語ります。
●講師=作家・文芸レクチャラー 土居豊さん
●定員=先着50人(要予約)
●費用=2,500円(全6回 初回一括払い)
●申問=12月5日から
大東市立生涯学習センター アクロス
http://www.daito-across.jp/kouza/index.html

〒574-0036 大東市末広町1-301
ローレルスクエア住道サンタワー内
TEL:072-869-6505
FAX:072-870-1405

「瀬戸内海道ゆかりの司馬文学(「空海の風景」「義経」など平安ものを中心に)」の記事、アップ

講座「司馬遼太郎と歴史街道をゆく」ブログ、第9回「瀬戸内海道ゆかりの司馬文学(「空海の風景」「義経」など平安ものを中心に)」の記事、アップしました!

http://d.hatena.ne.jp/doiyutaka/20120109/1326063791

【瀬戸内海は、古来、日本の畿内政権と九州、さらに大陸との通商ルートとして、経済の大動脈でした。島国である日本は、その内海というべき瀬戸内海の水運で経済をまわしてきたのです。必然的に、その水運をおさえることが、国内支配の大きな手段ともなりました。『空海の風景』で描かれた空海の讃岐開発事業や、『義経』における源平の一の谷、屋島、壇ノ浦合戦など、瀬戸内海を描いた場面を中心に司馬作品を読みましょう】