1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2018-02-19 18:38:02

(記者発表報告)【大阪4オケ共同事業「Concert 4-2」】詳細発表

テーマ:ブログ

(記者発表報告)

 

2018年2月19日 公益財団法人日本センチュリー交響楽団にて

 

 

大阪4オケ プロジェクト

【大阪4オケ共同事業「Concert 4-2」(コンサート フォ トゥ)「母の日」プレゼント用チケット&子ども達へのコンサート招待を実施】

 

 

以下、報道用資料より抜粋

 

 

大阪を拠点とする4つのプロオーケストラ(大阪4オケ)は、クラシック音楽・オーケストラの新たな可能性の発見、市場の活性化を目指して、共同プロジェクトを2015年より行っており、今回その一環として「Concert 4-2」(コンサート フォ トゥ)を実施する。

 

※「Concert 4-2」(コンサート フォ トゥ)とは?

「母の日」プレゼント用コンサートチケットの販売を行い、同時に音楽に接する機会の少ない児童を本格クラシックコンサートに招待するプロジェクト。

 

趣旨:(母)親への感謝の気持ちをコンサートで伝えてもらい、さらに子ども達へ本物の音楽に触れる機会を提供する取り組みで、オーケストラの可能性を広げる。

 

【詳細】

⒈ Concert for Mother コンサート フォ マザー

 

(1)大阪交響楽団 第101回名曲コンサート

2018年5月19日(土)昼の部13時半開演・夜の部17時開演

会場:ザ・シンフォニーホール

指揮&ピアノ 高橋直史(ドイツ・エルツゲビルゲ歌劇場音楽総監督)

 

Aセット(S席2枚+花+サプライズ)=10000円(税込)

Bセット(S席1枚+花+サプライズ)=6500円(税込)

※Bセットは、すでにこのコンサートのチケットを購入済みの方の追加購入分として想定している

 

(2)大阪フィルハーモニー交響楽団 ソワレ・シンフォニーVol.11

2018年5月24日(木)19時開演

会場:ザ・シンフォニーホール

指揮 角田鋼亮

ヴァイオリン 川久保賜紀

 

Aセット(A席2枚+花+サプライズ)=13000円(税込)

Bセット(A席1枚+花+サプライズ)=8000円(税込)

 

(3)

関西フィルハーモニー管弦楽団 第291回定期演奏会

2018年4月29日(日)14時開演

会場:ザ・シンフォニーホール

指揮 アドリアン・プラバーヴァ

ヴァイオリン オーギュスタン・デュメイ

 

Aセット(S席2枚+花+サプライズ)=15000円(税込)

Bセット(S席1枚+花+サプライズ)=9000円(税込)

 

(4)日本センチュリー交響楽団 第225回定期演奏会

2018年5月31日(木)19時開演

会場:ザ・シンフォニーホール

指揮 ジョセフ・ウォルフ

ヴァイオリン クロエ・ハンスリップ

 

Aセット(A席2枚+花+サプライズ)=15000円(税込)

Bセット(A席1枚+花+サプライズ)=9000円(税込)

 

 

⒉ Concert for Children コンサート フォ チルドレン

 

【対象者】大阪府下の児童福祉施設や里親の元で暮らしている小学生以上のうち希望者。

【招待人数】各楽団1公演12席〜

【招待方法】大阪府福祉部 子ども室 家庭支援課 育成グループを通じて募集。

【対象コンサート】

(1)大阪交響楽団第102回名曲コンサート

(2)大阪フィルハーモニー交響楽団第520回定期演奏会

(3)関西フィルハーモニー管弦楽団 Meet the Classic Vol.37

(4)日本センチュリー交響楽団 センチュリー豊中名曲シリーズVol.7

 

協力:大阪府

社会的養育のもとで暮らす、音楽に接する機会が多くない子ども達へ、本格的なコンサートホールでのプロオーケストラによる演奏会の体験を通じ、視野を広め、感情豊かに成長することを期待します。

 

協賛:大阪シティ信用金庫 

協力:サトウ花店(ブーケ提供)

 

以上

 

 

上記のようなプロジェクトについて、大阪4オケ協議会から趣旨説明があった。続いて、コンサート企画の詳細説明や、大阪府の担当者による児童福祉施設や里親の元で暮らしている子どもについての解説があったのち、質疑応答となった。

 

主なやりとりを挙げておく。

1)チケットの料金設定について、どういう基準か?

価格は、通常のチケット料金とブーケ代の合計からかなりの割引になっている。

 

2)Concert for Childrenで、会場に来る子どものプライバシーの問題はどうする?

ケースバイケースだが、特にテレビ報道に映り込むような場合は要相談で。

 

3)オーケストラの学校アウトリーチ活動との違いは?

本物のホールの雰囲気を体験してほしい。

 

4)今後、継続するか? Concert for Childrenの効果判断は?

感想文などを書いてもらって、子どもの反応をみていく。

 

 

 

さて、

このオーケストラ企画がうまくできているのは、母の日コンサートの方から子どものためのコンサートの方へ、収益を還元する試みとなっている点だ。

母の日コンサートは、確かにブーケ付きでかなりお得な価格設定だから、母の日プレゼントに活用する人は大勢いるだろう。一方で、児童福祉施設や里親の元で暮らしている子どもを通常のオケコンサートに招待するのは、完全に持ち出しだから、公的福祉予算などのバックアップが必要だろう。

母の日コンサートが売れれば売れるほど、子どもを招待できる余地が増える、という仕組みなら、それがうまく回ることを願いたい。

 

大阪の公的な音楽団体は、大阪市の音楽団にしても、大阪府の音楽団が発展した交響楽団にしても、以前の橋下府政・市政改革の中で、少なからぬ犠牲を強いられてきた。

もともと、大阪には戦前からクラシック音楽愛好の素地があったのだが、本格的にオーケストラ活動が盛んになるのは戦後からだ。戦後の関西楽壇を牽引した大阪フィル(元・関西交響楽団)は、大阪の財界がバックアップして生まれた。関西フィルも大阪交響楽団も、当初から民間の支援で活動を続けている。大阪府の音楽団だったセンチュリー交響楽団も、独立後は公益財団法人となって、立派にひとり立ちした。

オーケストラの使命の一つが社会貢献であるとしたら、施設で暮らす子どもや里親に養育される子どもに、本物のオケ音楽を届けることも、立派な使命だと言えるだろう。すでにどの楽団もやっている学校などへのアウトリーチ活動に、今回発表された子どもの招待が加わって、さらに音楽による情操教育のすそのが広がることを願う。

ただ一つ、懸念があるとすれば、今回の招待活動が、単発、ないし数年で終わってしまうことだ。詳細を見ればわかる通り、演奏会に招待する子どもの人数は決して多くはない。数年で終わってしまっては、せっかく生まれかけた音楽愛好の根っこも、すぐに枯れてしまいかねない。

ようするに、資金の問題だろうと考えられるのだが、そこは今回のように民間の自助努力に頼るのではなく、大阪府や大阪市も予算の裏付けを保証してほしいと思う。

記者会見の質問でも出ていたが、施設での音楽療法などは、どうやって結果を判断するのか?という疑問もあるようだ。まして、オーケストラコンサートの鑑賞体験は医療ではないので、その活動が子どもにどんな影響を及ぼしたのか、すぐに目に見える形で成果を出すことは難しいだろう。だが、生のオケの響きを、それも学校の体育館などではなく本物のコンサートホールで体験することは、その子どもの何かを確実に変えるはずだと思う。

大阪府や大阪市が、今回の4オケのチャレンジを、長い目で支援していってくれることを願っている。

 

 

※記者会見でのスナップ

 

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-17 12:05:51

(続)大阪の住人として三浦瑠麗氏の「大阪ヤバい」「阪神大震災時の迫撃砲』発言に反論する

テーマ:ブログ

(続)大阪の住人として三浦瑠麗氏の「大阪ヤバい」「阪神大震災時の迫撃砲』発言に反論する

 

※前のブログ

大阪の住人としては、三浦瑠麗氏の「大阪ヤバい」発言に反論せざるを得ない

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12352529051.html

 

 

※引用

三浦瑠麗氏のツィートより(2018年2月15日)

《過去の警察白書を通しての記述と大震災時の迫撃砲発見などの事後的な未遂案件で皆さんが納得するレベルでは十分な公開情報がとれます。スリーパーセルというのは単に工作員の形態に着目した呼び方の問題です。(後略)》

 

 

三浦氏の大阪スリーパーセル説の補完情報が、まさか07年読売記事の「阪神大震災の時に迫撃砲が」云々のガセ?情報だったとは驚愕だ。

そもそも、阪神大震災時の迫撃砲ネタの話と、大阪の在日朝鮮人とは地理的に無関係だ。

百歩譲って阪神大震災時に迫撃砲?が発見されていたとしても(まるで東野圭吾『幻夜』か貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』みたいな話だが)、それが三浦氏の主張する「大阪ヤバい」説とどうつながるのか?

そもそも、阪神大震災時に迫撃砲が発見された話自体が怪しいが、それが仮に北朝鮮の潜入工作員のものだとしても、だから在日朝鮮人が怪しい、とか大阪の朝鮮人コミュニティがどうとか、そういう話になるとしたら失礼極まりない。震災時の悲しい記憶を汚すこと甚だしい。侮辱にもほどがある。

三浦氏は、阪神大震災の時にどこでどうしていたか知らないが、実際にあの震災を体験した者としては、惨状の中でのあれこれを、潜入工作員だとかの根拠に援用されるのは非常に腹立たしい。

そもそも、在日朝鮮人の方々も震災で被害を受けた側なのだ。震災時の記憶は、スリーパーセルなどという話と結びつかない。

阪神大震災の時、迫撃砲が大量に出てきたとか、それが北朝鮮の工作員のものだったなどという話は、少なくとも当時、阪神間に出入りしていた筆者の耳には入っていない。

もしそれが本当だったとしたら、もっと大ニュースになったはずだ。

何しろ、阪神大震災の年は、その直後には地下鉄サリン事件が起こって、日本中大騒ぎになった。もし本当に震災被災地で大量の武器が発見されたりしたら、それこそ日本中を揺るがす大事件だったはずだ。

 

 

※参考記事

http://d.hatena.ne.jp/semaki/20110313/1300006895?utm_content=bufferc73d6&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

 

《2004年2月10日に発行された保守系批評誌「Voice」3月号(PHP出版)の京都大教授中西輝政氏の連載「日本の国防力が目覚めるとき 第15回 国家としての日本を考える(121P~122P)」が出典》

 

《2007年1月19日読売新聞連載記事「【核の脅威】[第1部] 20XX年北朝鮮が…(3)重要施設を警備せよ」》

 

 

AD
2018-02-15 17:15:39

大阪府の公立高校の希望調査をみて〜橋下維新時代で大阪の公教育は学力格差拡大が固定した

テーマ:ブログ

大阪府の公立高校の希望調査をみて〜橋下維新時代で大阪の公教育は学力格差拡大が固定した

 

※参考記事

http://www.nnn.co.jp/dainichi/tokusyu/nyushi/

 

 

 

大阪府の公立高校の希望調査をみたが、一昔前にはありえないほど定員割れが多く、一方で2倍近い高倍率も目立つ。明らかに人気が二極化しているのだろう。これが、8年間の橋下教育改革の結果なのは間違いない。

問題は、公立高校とは平均的なレベルの生徒の受け皿ではなかったか?ということだ。やたら狭き門の人気校と、定員割れで廃校になる学校のニ極分化がこれほど明確化されてしまうと、こののち、大阪府の教育はどうなってしまうのだろう。

両極端の間に多数いる平均レベルの生徒たちは、やむを得ず平均的な学力レベルの私立高校に流れる者もいるだろう。

もっとも、そのための私立授業料無償化だ、ということなのだろう。しかし、低所得の家庭にとっては、たとえ授業料が無償でも、私立の場合にあれこれかかる必要経費に耐えられないかもしれない。

何より、平均層が私立で、一部の生徒のための公立、では公立の意味がないのではなかろうか。

 

 

 

具体的には、

ハイレベルの10校の生徒はとことん恵まれ、大学進学も多くが国公立に行く。

府の高校入試問題は英国数で3段階のランク分けをしている。ハイレベル向け問題の難易度は極めて高く、灘高合格者が落ちるほどだ。その一方、中レベルの府立高では進学が伸び悩み、大学進学のために塾代が更にかさむ。

果たして、公立高校入試で最難関の私立以上の難問を出す意味はあるのか? 

高校入試問題の3段階レベル分けは、中学校段階での圧倒的な学力差を前提にしているが、大阪府はこの学力格差を平均化するのではなく、学力差を固定化する方向に向かっている。中学校段階で低学力だと進学先が限られ、取り返しは難しい。

そのため、大阪府では中学校の学力レベルの差は公然の秘密であり、進学に強い一部の中学校区が人気で、わざわざ引っ越す家庭もある。もちろん、その校区は土地が高い。こうして、中学校段階での家庭の経済格差が、子供の学力格差の固定化になっていく。結果として子供の経済格差も固定化していく。

大阪府の公教育はこれでいいのか?

 

振り返れば、

8年間の橋下維新時代に、大阪の公教育は学力格差固定、経済格差固定に邁進した。今、その結果が確実に現れている。

公立高校のトップ10校だけは全国レベルで、その他は私立高校に丸投げしており、定員割れの高校は廃校となる。財政の立て直しのためという名目で、大阪府や大阪市は子供の教育の平等を投げ捨てたといえるだろう。

 

 

 

 

※参考ブログ

大阪府公立中学のチャレンジテストは中学校区の格差を露わにする

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12345832864.html

 

※参考記事

チャレンジテストで社会の一部 未学習のまま受験 大阪・茨木の三島中2年(産経2018年1月17日)

http://www.sankei.com/west/news/180117/wst1801170014-n1.html

 

 

※参考ブログ

 

http://ameblo.jp/takashihara/entry-12255175654.html

 

大阪府の公立中学チャレンジテストへの疑問

http://ameblo.jp/takashihara/entry-12237697831.html

 

大阪の中学校のチャレンジテスト騒動、その後

http://ameblo.jp/takashihara/entry-12239515212.html

 

大阪府の公立高校の入試を元に戻してほしい

http://ameblo.jp/takashihara/entry-12133138304.html

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-15 10:42:21

2月14日の国会中継、立憲民主党の枝野代表の質問は圧巻だった

テーマ:ブログ

2月14日の国会中継、立憲民主党の枝野代表の質問は圧巻だった

 

 

 

2月14日のの国会中継、立憲民主党の枝野代表の質問は圧巻だった。久しぶりに国会で論理的な話を聞けた。委員長がスルーしようとすると枝野氏が厳しく迫る場面は、カタルシスすらあった。

安倍首相の働き方改革、改憲、幼児教育無償化、森友問題のどこがダメなのか、全てが理路整然とわかった。

 

枝野氏の質問には気迫とわかりやすさがあり、普段あんなにふざけたスルーや露骨なせせら笑いをする麻生大臣や安倍首相が、おとなしく答弁せざるを得ない。まともに答えられない場合に、笑いに逃げようとするので、なおさら素人目にも枝野氏の優勢がはっきりわかる。

 

詳しくは、

以下のノーカットでぜひ、ご覧になってほしい。

※参考映像

ニコ生の2月14日国会衆議院予算委員会

http://live.nicovideo.jp/watch/lv311008158?d=1#2018-02-14

 

ユーチューブにアップされた2月14日国会衆議院予算委員会での枝野代表の質問

午前中

https://youtu.be/0-fkobZ2ZII

午後

https://youtu.be/toriQqTk8WE

 

 

さて、枝野代表の質問と、政権側の答弁について、簡単にまとめておく。

枝野代表は、冒頭からがんかん攻める。働き方改革の裁量労働の件、厚労省のデータが間違いだったことについて、まず委員長の責任を問う。委員長はたじたじとなっていた。

午前中、改憲について安倍首相への追及が特に圧巻だった。9条に自衛隊を書くだけで何も変わらない、という安倍首相発言を、枝野氏はとことん追い込む。

さらに、自衛官による存立危機事態時の防衛出動拒否裁判の中で、政府が「存立危機事態はありえない」と主張してる事実を掘り起こす。

 

午後も、枝野代表の質問、待機児童問題を追及。安倍政権の幼児教育無償化より、先に待機児童全入を優先すべき、と。

理路整然と質問するので、問題がクリアになってわかりやすい。答弁の側の支離滅裂な話との差が際立つ。

安倍首相に対し「良い方向なら公約違反などと鬼の首とったように責めないから、良い方に変えてくれ」と、枝野氏はまるでアドバイスするような余裕も見せた。

また、

最近の野党質問では、理不尽な答弁に野党が抗議してもなかなか時計を止めないが、枝野氏が時計止めろと言うと、ちゃんと時計止めて協議するのは、貫禄の違いか。

 

引き続き、森友問題、佐川国税庁長官について追及。

枝野氏は、国有地売買の交渉記録をさっさと破棄したのは適切ではなかった、ということを麻生大臣に突きつける。森友問題の何が問題なのか、原点に立ち返った追及で、問題点がクリアになる。

麻生大臣は、法律違反ではなかったと逃げるばかりで、不誠実きわまりない。

このような、枝野氏と政権側のやり取りは、残念ながらその夜のNHKニュースでは、枝野代表の質問がカットされ、政権側の答弁だけ映された。

あれでは、安倍首相や麻生大臣が自ら問題に気づいたかのように見えてしまう。この両者が、枝野氏の質問でいかにたじたじだったかを映してほしい。あれを見たら、与党支持者だろうと、枝野氏の意見に納得すると思う。なぜなら、枝野氏は、自分の考えを言うだけではなく、肝心要の部分は専門家に語らせるからだ。

安倍首相は、参考人の専門家の説明がわかっていなかったか、わからないふりをしたのか、ぽかんとしていたのだが。素人目にも安倍首相より枝野氏が格上だとはっきりわかる。

この上は、ぜひ本当の党首討論を早急にやってほしい。

党首討論なら、誰の目にもどちらがまともな意見を述べてるかはっきりわかる。安倍首相もヤジに答えたりして逃げを打てないだろう。

 

 

ところで、

この日の、自分の国会中継についての感想ツィートは大変な勢いでRTされている。ツィッターを始めて長いのだが、自分のツィートがこれほどRTされたことはなかった。

これは、まさしく枝野効果に違いない。

枝野氏の政治を待望する人たちの勢いを、肌で感じるのは昨年の衆院選の時以来だ。

だが、もちろん特定の政治家を待望する論は、一つ間違うと独裁待望にすり替わる危険がある。ここは冷静に、枝野待望ではなく、あくまで立憲民主党を応援するということにしよう。

 

※昨年の衆院選での、枝野代表の街頭演説を筆者が録画した映像

https://youtu.be/HqPdm7cOing

 

 

 

 

さて、最後に、14日の枝野代表の質問と政権側の答弁について、マスメディアの反応をいくつかまとめておく。

 

(1)

“枝野推し”で2時間一本勝負 初の直接対決は異例づくし(テレビ東京)

https://www2.uliza.jp/IF/iphone/iPhonePlaylist.m3u8?v=149545-646466&p=785&d=629&n=405&previewflag=0

 

(2)

「二枚舌だ」枝野氏が批判 国の「存立危機事態」の矛盾(朝日新聞)

https://www.asahi.com/articles/ASL2G552WL2GUTFK011.html?ref=tw_asahi

 

 

(3)

毎日新聞記事《枝野氏の姿勢に対し、他の野党からは「十分な野党の連携が取れていない」(民進幹部)と不満が…事前に野党間で調整し協力すれば、効率的に政府を追及できる。本来は野党第1党の党首として、こうした連携を主導すべき立場》

https://mainichi.jp/articles/20180215/k00/00m/010/119000c

 

この記事中の、民進党の言い分には、呆れてしまう。まだ足の引っ張り合いをするのか。枝野氏に嫉妬してるのだろうか。

 

(4)

 

枝野氏「いいかげん」安倍首相の発言撤回を痛烈批判

(日刊スポーツ)

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201802140000669.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

 

日刊スポーツは、なかなかよく書いている。

記事より《枝野氏は…これまでの質疑をさばいた委員長にも猛抗議。「委員長の目の前で、間違った事実に基づき質疑が行われてきた。それが撤回され、どういう認識か」と》

 

 

(5)

立民・枝野幸男代表 質問時間“独占”で首相追及 民進色払拭も見せ場欠く…(産経新聞)

http://www.sankei.com/politics/news/180214/plt1802140033-n1.html

 

 

さすがは産経、枝野氏をこき下ろすのに必死だ。実際にやり取りをみたら、枝野氏の説得力は明らかなのだが。昨日の枝野氏の国会質問の白眉は、安倍首相改憲案への決定的な反論と、自衛官の存立危機事態での防衛出動拒否が争われる裁判で、政府が存立危機事態はないと言い切っている二枚舌を暴いた点だ。それを産経は「禅問答」と揶揄する。まさか産経記者には理解できなかったのだろうか?

 

 

 

最後に、

筆者は、昨年の衆院選で、枝野氏と立憲民主党の誕生と選挙活動、支持者の盛り上がりを見て、枝野氏を支持することにした。

かくいう筆者自身も、かつて、2011年の原発事故の際、当時の民主党政権と、矢面に立っていた枝野氏を、過去の記事で散々に批判したことがある。

 

※筆者の当時の政府批判を書いた時評集

 

https://www.amazon.co.jp/時評集-もしも地震ポケモンがいたならば-定点観測・3-11後の文化芸術-土居豊-ebook/dp/B00BSTM8TI/ref=asap_bc?ie=UTF8

 

 

 

にもかかわらず、枝野氏の昨年以来の活動ブロ、演説を聞いて、彼に期待する気になった。昨日の国会質問で、枝野氏への信頼感はさらに増した。

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-14 17:30:47

クラシック演奏定点観測1990年〜朝比奈隆&ベルリンシュターツカペレ、ベルティーニ&ケルン放送響

テーマ:ブログ

連載更新

エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」

第24回

朝比奈隆指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演 1990年

ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団 来日公演 1990年

 

https://note.mu/doiyutaka/n/nc1e1e7182de6

 

(注)朝比奈隆指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演 1990年は、当初、指揮する予定のオットマール・スウィトナーが病気でキャンセルとなり、代役にアルド・チェッカートが指揮した。ところが、さらに朝比奈隆も病気でキャンセルとなり、朝比奈の指揮予定の公演日もチェッカートの指揮となった。

 

 

 

公演スケジュール

ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演1990年11月25日 

大阪 ザ・シンフォニーホール

ベートーヴェン 交響曲第6番へ長調「田園」&交響曲第5番ハ短調「運命」

 

ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団 来日公演 1990年11月27日

大阪 フェスティバルホール

マーラー 交響曲第2番「復活」

 

 

 

 

今回の来日公演は、二つのオーケストラをまとめて扱う。上記のように、朝比奈隆が指揮するベルリン国立歌劇場管弦楽団によるベートーヴェンが日本で聴ける、という、朝比奈ファンには夢のような機会が、残念ながら病気キャンセルのため、実現しなかったのだ。おまけに、今回の来日は、当初、スウィトナーが振るはずが、これも病気キャンセルとなり、新進気鋭のチェッカートの代役指揮での来日となっていた。おまけに朝比奈までキャンセルでは、本当に踏んだり蹴ったりだった。

 

 

 

また、

もう一つの公演、ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団の来日公演は、マーラーの全交響曲演奏の第1チクルスである。このような企画が実現するのは、まさしくバブル期最盛期の日本ならではだと言える。

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-13 17:56:19

大阪の住人としては、三浦瑠麗氏の「大阪ヤバい」発言に反論せざるを得ない

テーマ:ブログ

大阪の住人としては、三浦瑠麗氏の「大阪ヤバい」発言に反論せざるを得ない

 

 

 

※参考記事

ハフィントンポスト(2018年02月12日)

《三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到 三浦氏は「うがった見方」と反論》

http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/12/ruri-miura_a_23359021/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

 

《国際政治学者の三浦瑠麗氏が2月11日に放送されたテレビ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系列)に出演し、北朝鮮のテロリスト分子が日韓に潜んでいると発言、とりわけ大阪が危険だとの認識を示した。》

 

 

 

大阪の住人としては、三浦瑠麗氏に反論せざるを得ない。

本当に三浦氏の言うような潜入工作員が大阪にいるなら、どうやって街の治安を守る? 三浦氏は、まさか朝鮮系の人々を収容所隔離でもするつもりだろうか? テレビに扇動された人々に自警団をやれとでも?

大阪の住人として言うと、大阪には昔から韓国系、朝鮮系の人々が多数、ほんとに多数住んでいる。地域に定着して皆さん国や民族の違いなんか関係なく仲良く暮らしている。たとえ三浦氏の言うような潜入工作員がいたとしたら、きっと街の人々同士でそれとわかる。破壊工作しようとしても、おそらく無理だ。

また、

百歩譲って、もし三浦氏の言うような破壊工作があったとしても、その被害より、国民が疑心暗鬼になって朝鮮人虐殺を再現してしまう方が、国としてよほど酷い事態になる。

三浦氏は、Netflixで「デビルマンCB」を観たらいい。人々の疑心暗鬼がどんな結果をまねくか、大いに勉強になる。

 

※参考記事

三浦瑠麗ブログ

朝鮮半島をめぐるグレートゲーム

http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2018/02/12/205902

 

 

さらに、

三浦瑠麗氏が反論しているこのブログ記事の内容が正しいとして、地上波テレビで「大阪ヤバい」と言う必要があっただろうか?

かつて大阪でも朝鮮学校生徒への嫌がらせ事件が何度もあり、生徒は制服のチマチョゴリを着られなくなった。今回の三浦氏の「大阪ヤバい」発言は、在阪の朝鮮系住人を疑え、と煽ったことにならないだろうか?

三浦氏は、それは承知の上で北朝鮮の潜入工作員に気をつけなきゃいけないのだ、と言うつもりだろうか。

だとしたら、今回の三浦氏の発言が、在阪の朝鮮学校生徒へのヘイトにお墨付きを与えかねないことも、国防、治安維持のための必要悪だと言うのだろうか? 

 

三浦瑠麗氏がまともな安保論議をしたいとしても、「大阪ヤバい」はないだろう。

当該番組は、生放送ではなかったということだからなおさらだが、大阪、東京、ソウルが危険だという話をするなら、それでも朝鮮系住人へのヘイトは決してやってはいけない、と強く上書きするべきではなかっただろうか。

 

※三浦瑠麗氏がブログ中で参照している英国記事

(デイリーメール紙)

http://www.dailymail.co.uk/news/article-3956556/North-Korea-broadcasts-coded-message-sleeper-agents-radio.html

 

North Korea broadcasts 'coded message to sleeper agents' on radio, sparking fears of an attack 

 

By Anthony Joseph for MailOnline

PUBLISHED: 09:42 GMT, 21 November 2016

 

ちなみに、上記記事中に、こんな一文も。

A source in the South Korean ministry told the Daily Star that their neighbours could launch an attack 'at any time'.

 

元記事のデイリースター紙とは、こういう感じのいわゆるタブロイド紙だ。

 

https://www.dailystar.co.uk

 

中にはこんな記事も!

https://www.dailystar.co.uk/love-sex/681396/biggest-sex-turn-offs-reddit-sex-advice-phones-during-sex

 

 

こうなると、三浦氏の北朝鮮工作員の情報ソースも、いささか首を捻りたくなる。

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-09 10:53:21

じゅとう屋の村上春樹読書会、『羊をめぐる冒険』を読みました&次回は『ダンス・ダンス・ダンス』

テーマ:ブログ

じゅとう屋の村上春樹読書会、『羊をめぐる冒険』を読みました&次回は『ダンス・ダンス・ダンス』

 

 

じゅとう屋の村上春樹読書会、今夜は『羊をめぐる冒険』を読みました。

改めて読むと、この頃の村上春樹はほんとに上手い!

比喩が見事で、物語展開も自然で、キャラクターが生き生きとしています。

参加者の方々のご意見をいくつか紹介すると、

 

ほぼ作者と同世代の人物たちが、リアルに感じる。最近の春樹の人物たちは、さすがに若者や30代の描写に違和感が。

エピローグで「僕」が泣くのがすごく共感する派と、あの場面は不要派に分かれる。

政治小説として読める。

冒頭から2章まで、と以後のつながりがよく分からない。

「僕」が北海道の山荘で、「国境の南」のレコードを聴くのが、のちの『国境の南、太陽の西』の予告のようで感動する。

故郷の海の埋め立てエピソードは、ジブリ映画のようなメッセージを感じる。

満州でのエピソードがのちの『ねじまき鳥』に結びつく。

日露戦争への言及があるのは、村上作品の中で珍しい。

 

また、

議論が盛り上がったのは、「素敵な耳」の彼女は実在するか?という点です。もしかして、他の人に見えていない? とか、冒頭の「誰とでも寝る」彼女の生まれ変わり?とか、「羊」の手下として送り込まれた?とか。

そもそも、あの「完璧な」耳の意味がわからない、という意見も。議論の中で、耳の形は、例えば妖精の耳や悪魔の耳のように、異世界の存在の証拠としてよく描かれるので、彼女も異世界の存在なのだろうか、という話になりました。

とにかくこの作品には、秀逸な比喩が次々出てくるので、それが読む楽しみだ、という点では、皆さん一致していました。

それに、

この作品に出てくる様々なネタが、後年の作品に一回り上がって練り上げられて再登場するのも、読む楽しみの一つです。

羊男、もそうですが、霊媒的な女性、スマートな外見の悪役、猫の名前(いわし、さわら)、突然去ってしまう女性たち、そしてもちろん、中国大陸へのこだわりなど、後年の春樹作品に頻出するポイントが、『羊をめぐる冒険』にほぼ出尽くしている感があります。

 

さて、

次回、

門戸厄神じゅとう屋読書会は、3月8日(木)19時〜

『羊をめぐる冒険』に続く、村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』を読みます。

 

 

(お知らせ)

門戸厄神じゅとう屋読書会

第29回 2018年3月8日(木)19時〜

課題図書:村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』

【お知らせ】

西宮で育った村上春樹の文学は、いまやノーベル文学賞の候補といわれ、世界40ヶ国以上の言語に訳されています。世界中で愛読される春樹文学の原点は、故郷・西宮にあります。村上春樹研究を四半世紀続けてきた作家・文芸ソムリエの土居豊と一緒に、村上春樹の文学を読みましょう。

 

ゲスト講師:土居豊(作家・文芸ソムリエ)

【参加費】1000円(お菓子つき)

※終了後、希望者で、新年会を兼ねた懇親会の予定です

 

【場所】

じゅとう屋J:SPACE

西宮市下大市西町(阪急門戸厄神駅下車すぐ)

居酒屋「じゅとう屋」

お問い合わせ:0798-52-2258

 

※じゅとう屋読書会は、以下のフェイスブックグループでも詳細を告知しています

「文学へのいざないin門戸厄神〜文芸ソムリエ・土居豊と一緒に文学を味わいましょう」

https://www.facebook.com/groups/796485500430190/

 

 

 

※次回、生駒ビル読書会は

カズオ・イシグロ

『わたしたちが孤児だったころ』

を読みます。

日時:2018年2月28日(水)19時〜

https://www.facebook.com/events/573042813045195/

 
 

※鳴尾図書館連続講座「描かれた阪神間 小説・映像・アニメ」土居豊の担当講座

第3回:平成30年2月18日(日)・・・貴志祐介、有川浩

 

http://www.nishi.or.jp/contents/0004516700040004900713.html

 

参考本

貴志祐介『ISOLA 多重人格少女』→ 西宮の風景

有川浩『阪急電車』→ 阪急今津線沿線

 

課題作品は、いずれも阪神間を舞台にしたコンテンツです。身近な図書館で、小説や映画・アニメなどに描かれた近隣の風景を味わい、作品理解を深めましょう

 

担当:土居豊(作家・文芸ソムリエ)

全5回ともレクチャー形式と質疑応答

各回14:00~15:30

 

第3回以降のラインナップ

 

第3回:平成30年2月18日(日)・・・貴志祐介、有川浩

参考本

貴志祐介『ISOLA 多重人格少女』→ 西宮の風景

有川浩『阪急電車』→ 阪急今津線沿線

 

第4回:平成30年3月4日(日)・・・松本清張、山崎豊子

参考本

松本清張『内海の輪』→ 西宮の山間部が舞台

山崎豊子『華麗なる一族』→ 芦屋、神戸、阪神間の風景

 

第5回:平成30年3月25日(日)・・・手塚治虫、野坂昭如、谷川流

参考本

アニメ編 谷川流原作『涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの消失』→ 西宮、神戸の風景

野坂昭如原作『火垂るの墓』→ 西宮、神戸の風景

マンガ編 手塚治虫『アドルフに告ぐ』 神戸の風景

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-05 17:22:37

シェ・イノウエの「ハルヒ」?バレンタインクッキーを買ってSOS団いつもの喫茶店へ

テーマ:ブログ
 

シェ・イノウエの「ハルヒ」?バレンタインクッキーを買ってSOS団いつもの喫茶店へ

 

 

阪急西宮北口下車すぐの洋菓子店シェ・イノウエで、「ハルヒ」?とおぼしきモチーフのバレンタインクッキーを買って、「ハルヒ」に出てくる(SOS団いつもの喫茶店)のモデルとして名高い喫茶店・珈琲屋ドリームに行く。

シェ・イノウエは、以前から西北地元のイベントなどとコラボして、「涼宮ハルヒ」をモチーフにチョコやクッキーを製作販売している。

 

 

http://chez-inoue.info

 

※参考ブログ

シェ・イノウエの「ハルヒ」モチーフクッキーと合格マドレーヌ

http://ameblo.jp/takashihara/entry-12287980500.html

 

 

 

今回は、以前のバレンタインチョコと同じく、谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』に登場したSOS団女子たちがアイシングした文字に似せて、クッキーに仕上げている。

 

https://nishinomiya-style.jp/haruhi/2015/02/12/valentine-2/

 

もっとも、これはよほど「ハルヒ」を読んでいる人でないと気づかないだろう。少なくとも、アニメ版には、このバレンタインのエピソードは登場しない。つまり、このバレンタインクッキーは「ハルヒ」上級者向きの企画だといえる。「ハルヒ」お膝元の西北ならではの通ぶり、であろう。

 

 

同じく、今回も名物の「合格マドレーヌ」を買った。筆者の子供がもうすぐ受験なので、西宮神社の神頼みで、なにとぞ…

 

 

さて、西北の駅から徒歩5分ほどのところに、「ハルヒ」ゆかりの喫茶店・珈琲屋ドリームがある。この店は、原作者の谷川流氏の行きつけの店だったこともあって、アニメ版制作の際にロケハンされ、アニメ版の中で実物そっくりに描かれた。

 

 

残念ながら、元の店から昨年、移転したのだが、幸い、元の店の面影をちゃんと引き継いでいる。

長年、ハルヒファン有志が管理してきた「ハルヒ・コーナー」も、新しい店に引き継がれている。

 

 

ここに置いてあるハルヒファンの交流ノートには、海外からのファンも多数書き込んでいる。国際色豊かなハルヒファンの交流の広がりを、ノートの書き込みで実感できるのが嬉しい。

 

ところで、

シェ・イノウエには、現役のタカラジェンヌも訪れるようで、お店の棚に自筆ポストカードが飾られている。

 

 

宝塚歌劇といえば、手塚治虫も大ファンだったというが、筆者の担当する講座で、3月に阪神間ゆかりの漫画・アニメ(ラノベ)を扱う回があり、その際には「涼宮ハルヒ」にも触れるので、ご興味あれば、ぜひお越しください。

 

 

鳴尾図書館連続講座「描かれた阪神間 小説・映像・アニメ」土居豊の担当講座

第2回も盛況でした!

 

第3回:平成30年2月18日(日)・・・貴志祐介、有川浩

 

http://www.nishi.or.jp/contents/0004516700040004900713.html

 

 

参考本

貴志祐介『ISOLA 多重人格少女』→ 西宮の風景

有川浩『阪急電車』→ 阪急今津線沿線

 

課題作品は、いずれも阪神間を舞台にしたコンテンツです。身近な図書館で、小説や映画・アニメなどに描かれた近隣の風景を味わい、作品理解を深めましょう

 

担当:土居豊(作家・文芸ソムリエ)

全5回ともレクチャー形式と質疑応答

各回14:00~15:30

 

第3回以降のラインナップ

 

第3回:平成30年2月18日(日)・・・貴志祐介、有川浩

参考本

貴志祐介『ISOLA 多重人格少女』→ 西宮の風景

有川浩『阪急電車』→ 阪急今津線沿線

 

第4回:平成30年3月4日(日)・・・松本清張、山崎豊子

参考本

松本清張『内海の輪』→ 西宮の山間部が舞台

山崎豊子『華麗なる一族』→ 芦屋、神戸、阪神間の風景

 

第5回:平成30年3月25日(日)・・・手塚治虫、野坂昭如、谷川流

参考本

アニメ編 谷川流原作『涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの消失』→ 西宮、神戸の風景

野坂昭如原作『火垂るの墓』→ 西宮、神戸の風景

マンガ編 手塚治虫『アドルフに告ぐ』 神戸の風景

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-04 17:25:13

『海道東征』は『森の歌』になれるか?

テーマ:ブログ

『海道東征』は『森の歌』になれるか?

 

 

音楽の力は恐ろしい。そう知っているからこそ、このコンサートを筆者は不気味に感じる。

 

※参考記事

《海道東征コンサート、建国の勇壮な調べ1700人魅了 大阪》(2018.2.2産経)

http://www.sankei.com/west/news/180202/wst1802020079-n1.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 

 

 

昨今の戦前回帰運動の担い手である産経新聞の主催するこのコンサートは、当日の会場写真を見ても、大入り満員のようだ。

 

 

 

 

なぜ、今、この曲なのか?

上記の参考記事にあるように、この曲のリバイバルは、もともとが産経新聞の企画だったようだ。復活上演ののちも、何度も繰り返し公演が行われている。報道記事によると、その度に会場は大入り満員になっているようだ。

なぜ、この『海道東征』を特に取り上げて、大手の新聞社が後援して、各地でコンサートが盛り上がるのだろうか?

どうしても色眼鏡で見てしまうのだが、以下のようなイデオロギー先行のキャンペーンがなければ、今の時代にこの曲が大々的に取り上げられることは、難しかったのではないだろうか。少なくとも、戦前の日本作曲家の楽曲を懐古的に聴く意義以上のものは、見出しにくいように思えるのだ。

 

 

※参考記事

《正論 新春対談 渡辺利夫氏 明治人を育んだ幕藩体制「明治150年、覚醒始まる」 新保祐司氏 強い民族に歴史回想の力「海道東征」はモーセ》(2018.1.3産経)

 

http://www.sankei.com/column/news/180103/clm1801030005-n1.html

 

 

 

常々思うのだが、クラシック音楽の場合、あれこれ能書きが先行する曲や演奏に限って、あまり心に響かない。ただでさえ、長い年月を生き残ってきた音楽なのだから、予備知識抜きで聴いても、心に響いてくるのがクラシックというものだ。

その点でいうと、この曲は、事前の能書き抜きで、それも他の作曲家の曲と抱き合わせで、普通にオーケストラの演奏会の演目として公演してみるといい。

果たして、その場合、会場は大入りになるだろうか? 感動したという聴衆の声がどれほど聞けるだろうか?

この『海道東征』のように、特定のイデオロギーに利用された歴史を持つ楽曲は、それをあえて復活させるにあたって、よほど慎重にやらなければ、結果的にイデオロギーを前提として聴く羽目になる。

この曲と似たような例が、ショスタコーヴィチのオラトリオ『森の歌』の場合だろう。

『森の歌』は、ショスタコーヴィチがスターリンに従う姿勢を示すために作ったスターリン讃歌だと言われている。その後、スターリン批判が行われてからも、あくまでソ連のイデオロギーを讃える楽曲だという扱いをされてきた。だから、日本で長くコーラス団体に歌い継がれてきた曲ではあるが、どうしても、イデオロギー的な臭いを払拭できないままだった。

その後、ソ連崩壊後、この曲は完全に忘れ去られるはずだった。なにしろ、ソ連崩壊の直後に発売されたこの曲のフェドセーエフ指揮によるCDは、「最後の録音」扱いされていたぐらいだ。

ところが、年月を経て、今では、複数の指揮者がこの曲を新たに録音するようになっているし、コーラスのレパートリーとしても復活してきているようだ。

 

 

※参考記事

エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第15回ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 モスクワ放送交響楽団来日公演 1988年

 

https://note.mu/doiyutaka/n/na3fde3ffc778

 

※参考CD

 

http://www.hmv.co.jp/artist_ショスタコーヴィチ(1906-1975)_000000000021314/item_オラトリオ『森の歌』%E3%80%80フェドセーエフ_55104

 

 

 

 

この『森の歌』の場合のように、能書き抜きでも愛唱され、愛聴されるようならば、その音楽は、イデオロギーを超えてクラシックとして聴き続けられるだろう。

『海道東征』は、そうなっていくだろうか?

そのためには、イデオロギーの垢を洗い落として、純粋にコーラス曲として、能書き抜きでコンサートを重ねていくしかないだろうと思う。この曲が長く聴き続けられるためには、今回のようなイデオロギー先行の公演はむしろ逆効果だと言える。

 

最後に、この『海道東征』がどの程度の「レベル」の曲なのか、筆者には本当のところ、よく分からないので、以下の文章を参考に挙げておく。日本を代表する作曲家のひとりだった団伊玖磨氏のエッセイの中に、戦前、皇紀2600年祝祭の際にこの曲を聴いた感想が書かれている。

 

※引用

団伊玖磨「どっこい パイプのけむり」より

《信時潔作曲の大掛かりな交声曲「海道東征」だった。この方は作詩が北原白秋の最晩年のものだっただけに、言葉は見事なものだったが、音楽は何処迄も続く四声体、そして実に簡単な和洋折衷が基本になっていた。

(中略)

その上管弦楽の書法が驚く程貧しかった。四声体を只管弦楽に置き換えただけの、今では考えられない驚きのものだった。》

 

 

このように、少なくとも作曲家・団伊玖磨氏の耳には、戦前の当時でさえ、『海道東征』が現代音楽としては価値の低い楽曲に聞こえた、ということだ。

 

 

※参考ブログ

『海道東征』をイデオロギー的に利用するコンサートには反対だ

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12341517805.html

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2018-02-03 16:15:05

生駒ビル読書会2月28日 カズオ・イシグロ 『わたしたちが孤児だったころ』

テーマ:ブログ

生駒ビル読書会2月28日 カズオ・イシグロ 『わたしたちが孤児だったころ』

 

 

次回、生駒ビル読書会は

 

カズオ・イシグロ

『わたしたちが孤児だったころ』

https://www.amazon.co.jp/dp/B009DEMB0G/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

 

を読みます。

 

https://www.facebook.com/events/573042813045195/

 

【趣旨】

大阪船場の近代建築の傑作であり、「生きた建築ミュージアム」にも選定されている生駒ビルヂングにご協力いただき、定期的に読書会を開催しています。文化財である近代建築を読書会の会場に使わせていただけるのは、とても素晴らしい機会です。

ご都合よろしければ、下記の会にご参加をお願い申し上げます。継続してご参加いただけましたら光栄です。

 

【詳細】

日時:2018年2月28日(水)19時〜

開催場所:生駒ビルヂング 地下図書室にて

(1Fバールで一声かけてお入りください)

大阪市中央区平野町2丁目2番12号(アクセスは下記)

参加費:500円

終了後、希望者で新年会を兼ねて懇親会を予定します!飲食は各自実費

 

※生駒ビルヂングHP

http://www.ikoma.ne.jp/

(大阪船場の近代建築の傑作で「生きた建築ミュージアム」にも選定される)

 

 

詳細は、以下のフェイスブックページにも告知しています。

※「地下室の会」Facebookページ

https://www.facebook.com/ikomabld.reading.circle

 

 

※前回の報告

生駒ビル読書会『ねじまき鳥クロニクル』を読みました。次回はカズオイシグロ『わたしたちが孤児だったころ』

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12343852812.html

 

※以前、この読書会で、カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読みました

生駒ビルヂングで読書会(カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』)を開催しましたhttp://ameblo.jp/takashihara/entry-12135197537.html

 

 

※昨年、ノーベル文学賞のカウントダウンイベントをやりましたが、その際に、福岡のラジオ番組に電話出演し、図らずもアドリブでカズオ・イシグロの文学について簡単にレクチャーしました。(福岡RKBラジオ、20時〜「仲谷一志・下田文代の夜なおし堂」)

 

 

(報告)村上春樹「ノーベル文学賞受賞?」カウントダウン2017

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12317209712.html

 

 

※参考記事

《「村上春樹論」などで知られる作家の土居豊さん(50)=大阪府豊中市=は「イシグロさんは古き良き世界を描く作家。村上春樹さんも優れた作家だと評価している。がっかり半分、うれしさ半分」と苦笑いした。》

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201710/sp/0010618041.shtml

 

《毎月、村上作品の読書会を開いてきた西宮市下大市西町のイベントスペースには、ファンら11人が集まった。受賞を逃したとわかった瞬間、「あーっ」と残念がる声が上がった。読書会を主宰する土居豊さん(50)は「タイミングかな。また来年」。西宮市の会社員、春本友紀さんは「村上さんの作品は感性の良さが素晴らしい。受賞して、多くの人が本を手にする機会が増えてほしかった」と悔しがった。》

https://mainichi.jp/articles/20171006/ddl/k28/040/468000c

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。