今回、大阪で本当に沢山の方々にご縁をいただきました。
まず最初にお会いしたのが、中本館長代行でした。
バリッとしたオーラが自分を包み込み、中本代行のお話をそのオーラに包まれたままお聞きしました。
「これは理解してほしい。 ウチはK-1の道場やない。 道場生の皆さんが何千円というお金を払ってくださってウチらは成り立つんや。 だからウチはまず生徒さんを第一に考えるんや。」
俺は中本代行のお話を聞いて ズドンッ!!と何かが突き刺さった。
今時 格闘技に携わる人でこんなに素晴らしい考えを持たれる方が他にどこにいる?
格闘技関係者の多くは、一見だけ良い人間に見せかけて、裏で非道な事を平気でやる輩ばかりだ。
中本代行のような方が、少しでも格闘技興行に携わっていたら 今の格闘界は今のような“風前の灯火”になっていなかったはずだ。
金さんが 何度も
「中本代行にはいつもお世話になっていて」
とおっしゃっていた。
なるほど、こんな素晴らしい方が上にいたら 自分も命を張るだろうな‥と思った。
格闘界は人材不足だ。
それは選手ではない。
中本代行のような“正論が通じなくなってる腐った日本の格闘界でも正論を貫き通す”賢者が不足しているのだ。
最後のご挨拶の時、中本代行はキリッとしたお顔を緩ませ、笑顔で
「がんばれな。」
と心から言ってくださった。
正道会館に中本代行あり。
凄い人に出会った。
俺もこんなかっこいい男になりたい!
中本代行ありがとうございます。
押忍。