の解説リクエストがありましたので
勝手に解説シリーズです。
いや 青木のステップって独特のスピードで、 廣田選手もまずあのステップのスピードに惑わされてましたね。
毎回彼のテイクダウンまでの入り方、チェックしてるんだけど あのステップワークの“妙”は寝技を苦手とする選手には相当な武器。
廣田選手、片足タックルに全く反応できてなかった。
あれは天才。
んで 寝かす過程で既に右手首をクラッチして完全にロックしている。
あれは 青木の異常な腕の長さが功を奏してる。
あれで廣田選手は逃げる方向をミスしてしまっている。
ていうか練習であんな事できるヤツもあんまりいないし仕方ないんだけど。
最終的に横三角的な足のクラッチで体を固定され、腕が破壊されてしまったんだけど、あの試合は寝かした時点で手首を完全にロックしていた青木の勝ちはほぼ決まってた。
テレビ観ながら
「ああ 終わったな」
って呟いたら ホントに終わった。
寝たらそれぐらい差があった。
いや ありすぎた。
簡単に言えば パズルがいとも簡単に「スパッ」と組み合わさった感じだよね。
本当にテクニカルな試合だった。
あれをフィジカリーなアメリカでやったら凄い。
まあ“体重どっちが戻したか合戦”は84のミドル級とライトヘビー級だけで ライト級なんかは全然テクニカルなんだけど(ショーンシャークは除く)。
青木… もう日本はいいって!
って言いたい。
まあ こんな感じです。
続く。