過去を振り返るという事は
過去を受け入れるという事です。


振り返らなければならない程 俺にとってはデカい過去だった。
読んで頂ければ解ると思うけど。
何度も言うようだけど
全てオープンにしてないし コレを書く理由(プラン)もある。


言わないのが正義。
という意見もあると思うが、元々この日本には正義なんてない。 勿論 格闘界にも。

万人を納得させるつもりはないが 俺は過去を振り返っていじけてるワケじゃないからね。

皆さんも受け入れられない過去ってあるんじゃないかな。
だから振り返らない…というより振り返れない、みたいな。

正義はなくとも真実はあるのだ。

俺に起きた事 全てを知っている人は 俺に言った。

「よく 格闘技を辞めなかったね。」

よほど打たれ強いのか、ドMなのか(笑)。


自分で招いた辛い事も悲しい事も全ては成功への“糧”となるのだ。

人間関係に疲れて自分の好きな事を辞める(止める、または病める)人は沢山いるだろう。

だけどね 辛い事を経験して、受け入れなければ人間としての成長はない。
ひがむよりひがまれた方が勝者で 叩くより叩かれた方が勝者なのだ。

人生に落ち込まされる事もあれば人生に励ませられる時もあるだろう。

ネガティブはネガティブを呼び、ポジティブはポジティブを産み出す。

だからネガティブなモノには絶対に近づかない。
元々 ネガティブな考え方だった俺をポジティブな考え方に変える“キッカケ”を創ってくれたのは 須藤元気だ。

元気との出逢い。それは “影”が多かった格闘技人生の中の少ない“光”でもある。

Jロックで辛い時期を過ごしたのも結果的には“光”になるのだ。

言葉は考えを表現し、思考は人生を創る。
ポジティブに生きる事もできるし、ネガティブき生きる事も可能だ。

俺はポジティブに生きたいなら ネガティブな波動は一切断ち切る事だ。

ヤーブローと試合が決まった時、 友人が

「勝ったら 奇跡だな。」

と言った。


客観的にも俺が勝つなんて誰も思わなかったろう。

奇跡とは 空を飛ぶ事や 海を割る事じゃない。

母親が一人で子供を育て上げたり、 一人の少年が非行を止め、学校に行き卒業するのが“奇跡”だ。

皆さんもポジティブな気持ちを強く思ってほしい。そして一人一人奇跡を起こしてほしい。

ヤーブロー戦を経験したから言える。「奇跡は起こるものではなく、起こすものだ。」と。





寝技最高。