銀座・京橋でランチシリーズ、10月30日(木)、とっておきのお店、銀座並木通りにある西洋料理「南蛮銀圓亭」にお伺いしてまいりましたので、ご紹介させて頂きますね。
こちらのご店主萩本氏は、1953年16歳のときに西洋料理の老舗「小川軒」に入り、先代から徹底的に仕込まれ、なかでもドミグラソースは骨身についているそうです。
牛スジ肉に野菜とワインを加えてじっくり煮詰めること10日、ビロードのつやのブラウンソースになるそうです。
このソースがビーフシチューになるそうです
小川軒から独立して「胡椒亭」となり、やがて「銀圓亭」となります。
この≪圓≫という字は、当時胡椒亭を贔屓にしていた作家の吉田健一氏のエッセイから頂いたものだそです。
さてさて、今日はハンバーグのコースを頂きました。
アラカルトはビーフカレー(1800円)、小エビのピラフ(1800円)、ハヤシライス(2200円)もありますが、
お昼のコースとしてお魚コース(3800円)、お肉コース(4800円)もあります。
コースはカップスープ、サラダ、メイン、プティフール、コーヒーです。
お肉のコースはビーフシチューとハンバーグがチョイス出来ます。
やっぱり大好きハンバーグですよね!
事業会社の研究者で阪大や神戸大でも教鞭をとる先生たちも
「ハンバーグにしよう!!」ってことになり、
み~んなでハンバーグのコースを“割り勘”で頂くことになった。
テーブルにはしっかりした布のナプキンが
どっしりとした銀のリングでセットされていて、
なんて贅沢なランチでしょうね。
まずはカップスープ。
優しいお味で、「もう少し食べたい~」と思う程度の微妙な量です
それにしても綺麗な白い食器です。
そしてサラダ。
ドレッシングはマヨネーズ系ですが、
ツンとくるような酸味は抑えられています。
ヨーグルトに近いかもしれませんね。
来ました、来ました。
ハンバーグ!!
オーダーのときに
「少々お時間がかかりますがよろしいでしょうか?」と尋ねられます。
ハンバーグで時間がかかるなんて・・・と思いますでしょう。
それはなんとこちら、オーダーが入ってから
ステーキにする和牛をミンチにするからなんですって。
付け合わせの野菜がお行儀よく彩りよくならんでますねぇ。
はい、これがとってもジューシーなハンバーグ君です。
外側をフライパンで焼いたあと、オーブンで中まで火を通すそうです。
この手まで、そとはカリッとして中がジューシーに出来るんですね。
牛肉のお味もほんとおいしこと、おいしこと。
なんておいしことなんでしょうか。
牛肉だとボソボソ感があるのですが、全くなくって、本当に美味しい。
そうしてこちらはプティフール。
一口か二口サイズで
こちらは手でちょこっと頂きます。
テーブルにいる人たちすべてに最適なタイミングでサービスされます。
もちろんテーブル全体の統一感の下で。
そしてお料理はすべて
くどくなく、いつまでも頂いていたい感じがするお味と口当たりになっています。
ご店主は「日本で育ってきた“洋食”」とおっしゃる。
店内は重厚感たっぷりの調度品と絵画。
しかし決して暗くはありません。
こんなところで時々お食事できれば本当に素敵。
こんどはハヤシライスも頂いてみたいし
もちろん、ビーフシチューも。
大切な人と来られるようになるといいな
一人Lunch:★★★☆☆
社食的Lunch:☆☆☆☆☆
おしゃべりLunch:★★★★★
接待Lunch:★★★★★
一言:接待には最適。ゆっくり誰かと一緒したいお店。「これ、美味しい~ねって」いいながら頂きたいんです。
Choco
住所:東京都中央区銀座5-4-8並木通り5丁目
電話:03-3573-1991
営業時間:
11:30~14:00、17:00~22:00
お休み: 日・祝