朝まで生テレビで、私の一個上の批評家の東浩紀さんが、堀紘一に絡まれて可哀想というか気の毒だった。あーいうひとってなんでいつも頭ごなしなんだろうと不思議に思うことがあるのだ。

討論番組を盛り上げようとおもってあえて変なことを言っているのかとおもいきや、本人は本気で言っているように見える。私も以前彼には絡まれた事があるんだけど、何がやりたくて絡んでいるのだろうと思うのである。

人間いろいろな考えがあるし、長所も欠点も持ち合わせている。だけど、沢山のひとの目に止まるテレビ討論で、あえて変なことをいう必要はないはずだ。相手にも迷惑がかかるし。長所を引き出して議論を意義のある方向に持ってくというベクトルがなぜ働かないのだろうか。

その辺のことをtwitterで呟いていたら、単に若者に嫉妬してるだの、そういう意見が多かった。でも彼だってこれまでいろいろな実績を積み上げてきているはずだ。それなのに、そんなつまらないdisりあいみたいにしなくても、もっと噛み合う方向にもっていけると思うんだけどなあ。。。


そいえば、勝間和代さんの小説が送られて来ました。通信業界のアナリストだった彼女らしく、ディテールまで描写されてて、真面目な経済小説に仕上がっていました。
私の小説と比べ読みしてみると面白いかも。私のほうは”青春”経済小説ですから、エンターテイメント寄りの内容ですけどね。。。不真面目な話しも沢山でてくるし。。。

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5 すごいわくわく
4 ホリエモン流『もしドラ』
3 予想以上…かな
4 世界が広がるかもしれません。
4 小説かどうかは割り引いて面白い



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3 私小説形式の社会学的SF
3 なぜ小説でなければならないのか?
4 小説あるいは小説としての批評。東浩紀氏のこの10年くらいの活動を圧縮したような感じがしました。
4 著者のことを知らずに手にして難渋した読書がやがて魅力的なものへと変わっていった
4 仏教の唯識論に似ている