公開会社法の制定問題や派遣法の改正(改悪)問題など、社会民主主義的路線を驀進中の民主党であるが、これによって私をはじめとした経営者の多くは懸念をいだいているのはご存知の通り。しかし、すでに大量の社員を抱える会社のオーナー社長はいざしらず、私のように会社をクビになったり、うまいことバイアウトしてそれなりの資産を持っている者は、今の日本の状況だと再び会社を作り雇用を創出することなど、あまり考えないだろう。

だって損なんだもん。一生懸命会社を大きくして雇用を創出しても揶揄されるだけ。安い給料でこきつかってるとかね。私なんか本当にのべ数人の受付女子しか派遣を受け入れなかったにも関わらず、ほとんど正社員だけだったのに揶揄されている。
だからもう面倒なので社員は雇わない方針でいきたいなーなんて思っていたりする。

とふと思った。つまりこれは外注として発注される小さな会社が林立するのではないかと。派遣法の改悪で行き場を失った元派遣労働者や、就職にあぶれたもの、実質解雇されたものたちが、仕方なく起業するんではないかと。そうやって最初は仕方なく始めたけど、まあそこそこの会社を作ってやっていくくらいならある程度の能力があれば出来るし、何度失敗してもやり直せるので、そういう会社が林立し、結果として新しい産業が伸びてくるんじゃないかと。

んで、また派遣法などを改正すればいいじゃないかと。もちろん公開会社法は全力を挙げて阻止せねばならぬ。

他にブログ紹介。

口蹄疫殺処分は、食肉輸入の非関税障壁を維持することが目的である  井上晃宏(医師)

私が以前にブログに書いたことが簡潔にまとまっている。

【SOCCERZINE】サッカー界にも有料個人メディアの波が来た

メルマガの輪が広まる事はよいことです。

これも必読。

成長戦略が何もないのが一番の成長戦略 - 金融日記

さてさて、新刊が出ます。

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堀江 貴文
アートデイズ
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あまり、メジャーじゃないですけど「ホリエモンのビジネスウィークリー」っていう音声コンテンツの文字起こしして収録したものです。


あと、私の知人の編集者が経営するSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSでワークショップのお知らせです。

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SPBS編集ワークショップ2010

iPadやKindleなど数々のブックリーダーの登場により、いま、出版物のあり方そのものが、根底から変わろうとしています。 国内の出版界は「黒船来襲」かのごとく慌てふためき、出版社毎、または、印刷会社や書店を巻き込んでの合従連衡が行われているのです。 そのような新しい時代、私たち「編集者」は、いったいどのようにしたら生き抜いていけるのでしょう。

“出版維新、出版下克上の時代のキーワードは、「原点回帰」ではないか。”

SPBSは、そう考えています。
電子書籍であろうが紙の書籍であろうが、書籍は書籍です。 読者にとってみれば、「面白いコンテンツ」、「役に立つコンテンツ」が買うに値するコンテンツであって、それを作ることができれば、編集者として食い扶持を探し路頭に迷うことはありません。 自分の視点を持ち、自分で企画を立て、しっかりと、それを電子メディアでも紙メディアでも定着させていくことが出来る編集者ならば、どんな時代でも生きていける。 あえて、そう言い切ってみます。

今回の編集ワークショップでは、「紙に印刷して、どれだけ面白いか」 ただ、それだけを追求します。
なぜなら、それこそが「編集の原点」だから。
このワークショップでは、受講生が講師陣と密に関わりあいながら、議論をし、本を「一人一冊」完成させることを目指します。

ぜひこのワークショップで、”みんなが思わず欲しくなる本”、作ってみませんか。

SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS

常任講師:伊藤総研(編集者)
特別講師:鈴木芳雄(元BRUTUS副編集長) 、松本弦人(アートディレクター&BCCKS主宰者)
総合プロデューサー:福井盛太(編集者・SPBS/CEO)

<略歴>
鈴木芳雄:マガジンハウス元ブルータス副編集長。アンアン、ポパイなどの編集部を経て、1999年よりブルータス編集部に在籍。主に美術、デザインの特集を担当。主な仕事として、「杉本博司を知っていますか?」(2005年)「[茂木健一郎特集]脳科学者ならこう言うね!」、「国宝って何?」(以上2007年)愛知県立芸術大学非常勤講師。フクヘンの愛称で知られる。

松本弦人: 1983年桑沢デザイン研究所卒業。1990年株式会社サルブルネイ設立。広告、書籍、映像、デジタルメディアのアートディレクションを多数手掛ける。1995年東京ADC賞、2002年東京TDC賞など受賞多数。BCCKS主宰。


http://www.shibuyabooks.net/workshop/edit2010.html