デキビジ 勝間和代 VS ひろゆき を文字におこしてみる

twitterで話題になっていたので見ようと思っていたんだけど、テレビは見逃したしust見る時間もなかった。誰かが書き起こしてくれるだろうと期待していたら、やっぱり書き起こしてくれてた。YouTubeにも映像上がっているんだけど、このために30分とか時間をとって映像を見るのは退屈だし時間が勿体ない。ということで、書き起こしだとものの数分で読めてしまう。

これからはやっぱりテキストの時代だよ。テレビは冗長すぎる。龍馬伝も面白いけど、漫画の「おーい竜馬」のほうが早く読める。これから映像で見るべきコンテンツは本当に変わってくるだろうなあ。3D映画のAVATARとか、スポーツ中継とか。そういうコンテンツしか映像で見るべきものはなくなってくるかもしれないと思っている。まあ人によりけりだろうけど、時間を効率的に使う人種は確実にそうなっていくだろう。

と本題だが、ひろゆきとの対談本を出している私としては結構おもしろかった。文字おこし原稿だけどひろゆきと勝間さんの声が響いてくるような感じだ。先日も私は「朝まで生テレビ」で勝間さんとデフレ脱却論みたいなので議論してたけど、なんていうのかな。真面目な感じの主張をする人だと思うんだよね。ただし本質的なところを突いているとは言いがたい。しかし多くのカツマーのような人たちは彼女の言説を信じやすい。小手先の金融政策でデフレ脱却できるとは思えないけど、そういうアタマのよさそうな人たちが小手先のテクニック(カツマーはそうは思っていないはずだが)でどうにかしてくれると思い込んでいる。

でもひろゆきなんかはそうは思わない。本質的なことを考えているはずだ。
というわけで、あーいう会話になるのは仕方がない。ひろゆきと論戦をするならば、もっと違った観点でこっちも本質的なところを攻めていかなければならない。一般論やありふれた言説をただなぞるだけだと、このように反撃されるのだ。




ま、だけど勝間さんの商売的にはうまくいったのは間違いないよ。ひろゆきを利用してうまく知名度を広げたと思う。ある意味森永卓郎的なポジションを手に入れたと思う(笑)

と書いてたら、ひろゆきもブログかいてた。

勝間さん対談の睡眠不足の反省と、幸福論 : ひろゆき@オープンSNS

俺もそう思うなあ。だからこの点に関してはひろゆきと私だと論争にならないのかもしれないね。


結局、女はキレイが勝ち
勝間 和代
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さて、ひさびさに検察ネタである。

大鶴・佐久間の新体制で検察は再び暴走するのか


私なんぞには信じがたいことなのだが、検察官の出世に対する執着には並々ならないものがあるらしい。だから派手で目立つ事件を摘発しようとする。そういう人物にターゲットを定めるのだ。私をターゲットにしたのはこの大鶴である。こいつの感覚はある意味危険である。出世が最大の目標であるならば、絶対に阻止しないといけない。閑職に追い込まれてそのままヤメ検にもなれないというのが一番よいはずだが、小沢氏を追い詰めることで自ら墓穴を掘るのだろうか?しかし、こういう人たちが実質的に日本の最高権力者であるというのが一番怖いね。

私がいくら検察批判をしても世間の多くは、「なにを犯罪者がほざく」としか思ってくれない所がさらに怖い。戦前の治安維持法が特高警察の暴走を招いて多くの無辜の民が獄に繋がれたことを知っているだろうか?検察の縄張りが経済にまで及んでくることの怖さを体験したものとして何度も言っていこうと思う。

暴走検察
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