おかげさまで有料メルマガの読者は好調に伸びている。特に最近は全部の質問に答えているQ&Aコーナーが人気のようだ。んで、読者プレゼントとかのオファーも沢山頂いた。広告の募集も始めることにした。そしたら上杉隆さんもメルマガを始めるらしい。電子出版というと、既存の雑誌をPDFでKindleとかiPad向けにって考える人多いけど、違うんだよ!もう雑誌ってパッケージが現代に合っていないんだ。

コンテンツの量が大きすぎるんだ。昨日ロフトプラスワンでのトークライブで音楽サイト「ナタリー」をやってる津田さんと話してたんだけど、音楽もCD時代に出来た70分を超えるアルバムパッケージは大きすぎたって。せいぜいミニアルバムでしょ。って。メルマガは活字のミニアルバムみたいなもんなんだ。

というような話を、なぜか週刊朝日の「談」というウェブサイトで自爆インタビューに応じています。まさに自爆ですが、これで問題意識が共有されるというのはいいことだと思います。

でなんでメルマガの読者が割りとすんなり増えていくのか仮説を立ててみた。有料メルマガの値付けのスタンダードを作ったといわれる日垣隆さんによれば(私のメルマガもそれを参考にしています。年間約10000円)、メルマガの読者は増えこそすれなかなか減らないのだそうです。これは新聞や雑誌、そして書籍という活字媒体にお金を払うという習慣があることによるのではないかと考えました。

たしかに私がネットに接続した1994年くらいから私はガリレオという会社が出していた読売新聞の配信ニュースをリアルタイムに配信してくれるinfostandという有料メルマガの元祖のようなものを購読していましたし、その後にでたインプレス社のインターネットウォッチという業界メルマガを購読していました。有料会員制です。つまりそんな黎明期からメルマガはマネタイズに成功していたわけです。それは恐らくコレまでの活字媒体にお金を払う習慣のお陰だとおもうのです。

しかし動画コンテンツはどうでしょうか。残念ながらまだニコニコ動画のホリエモンチャネルはメルマガ読者の1/10にも達していません。少しずつ視聴者は増えていっていますが、コンテンツ制作コストを考えてもなかなか割りにあう水準ではありません。有料のトークライブとのコンビでなんとか成立しているレベルです。

恐らくネットでの動画配信は「放送」の延長のようなイメージがあり、そこにはTVの無料広告放送というビジネスモデルが大きく立ちはだかっているのではないかと思っています。今でこそニッチでテレビでは見られないコンテンツがコアな関心を呼び、有る水準のマネタイズには成功していますが、エロ動画中心のサイト以外で黒字化できている動画配信はほとんどないはずです。神保さんところの「マル激」が黒字化したのは驚異的な出来事です。

ただ、最近はテレビ局の高額な平均社員報酬を維持するために番組制作コストを削りだしました。

日本にはマスメディアの危機なんてない。あるのは社員の高すぎる給料だけだ。 - 金融日記

もしかしたらこの辺に何か活路が見出せるのかもしれません。つまりテレビ局の番組が劣化したところに、ネットならではのコアな企画と元々安いコストで製作できるメリットを組み合わせればとりあえずマネタイズできるところまではいくかもしれません。一度上手くいってしまえば、固定費が元々小さいネットなので、クラウドのインフラとか上手く利用して大きな収益を上げる動画サイトが生まれるかもしれないと思って、先日のuStream生中継とか色々試行錯誤してるところだったりします。

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堀江 貴文
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んでキンドルに、そのサンプルいれてみたテスト。

$堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba

いい感じ~。

あと、Financial Japanでもインタビュー受けました。






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