昨日からtwitterでもろもろ議論になっていました。

私が沢山ある中で今実現を目指して奮闘している宇宙開発という夢。これは、有人宇宙飛行にかかる経費を現在の1/100以下に抑え軌道上よりも先に大量の人々を輸送できるシステムをつくるという目標なわけですが、高校生のころの私は多くの人たちがそう思うように宇宙工学科への進学を考えていました。国立大学で宇宙開発が出来る学部を備えているところはあまりありません。そこで東大への進学を考えましたが、高校で自堕落な生活を送っていた私は、到底現役で理一への進学ができそうにありませんでした。

そこで文系でとりあえず入学して理転し、大学院で宇宙工学系に進もうと考えました。が、また私の悪い癖で東京での自堕落な生活がはじまり、そこでインターネットのビジネスに出会いました。その自堕落な生活に至る一つの理由は理系の博士課程の先輩の大変な生活を目の当たりにしたからです。

彼は今から約20年近く前に物理化学という分野で今で言うナノテクの先進的研究をやっていましたが、測定用のパソコンは台湾製のパチモンのアップルIIでした。その後卒業しましたがオーバードクター状態で1年ごとに理化学研究所やら大学の助手やらを転々とする生活。科学研究費が取れないといつも悩んでいたようです。なんだよ、結局政治力が必要なんじゃないか、資金が必要なんじゃないかと暗澹たる気持ちになりました。

その後インターネットビジネスでそれなりの成功を収めた私は再び宇宙ビジネスに目を向けることになります。きっかけはロシアのミール宇宙ステーションが売りに出ているというニュースでした。当時の価格で$20milくらいでしたでしょうか。当時は手がでませんでしたが、がんばれば宇宙ステーションを手に入れられるという事実が私を奮い立たせました。もっと会社をでかくして宇宙開発に資金を提供するんだ。そして資金不足や政府の方針やらで有人宇宙開発に携わっている技術者の人たちに資金を提供していこうと思いました。

実際にそれなりの資金を得た私は、ロシアの宇宙カプセル・宇宙ステーションの購入やロケット買収の打診、そしてX-PRIZE財団への寄付、有人宇宙旅行会社への出資、そしてロケットエンジンの開発などを手がけ始めました。しかし、その後の逮捕で一時頓挫することになりました。しかし、その後すこしずつロケットエンジンの開発を手がけています。

大学では理系に進まなかった私ですが、特にこだわりもなく宇宙工学に役立つ技術的知識は独学でそれなりに勉強しました。実際に実験に関わるようになってさらに知識を得ることができます。これは下手に大学院に通うよりも勉強になっているんじゃないかと思うくらいです。

夢を実現するためには、専門知識や情熱、決して負けない心も必要ですが、大抵の人は資金で頓挫します。でも「お金なんかで頓挫してしまうのは、勿体無いし悲しいことだ」と思うのです。

んで、このブログよりもディープで役立つ話を書くメルマガを発刊することになりました。

堀江貴文のブログでは言えない話

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同じく夢をかなえるために資金稼ぎをした男の物語です。

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