民主党は高速無料化から勇気ある撤退を - 猪瀬直樹の「眼からウロコ」

高速道路の民営化に実際に取り組んでおられた上での発言は重みがある。
自民党時代の料金値下げで渋滞が酷くなることは実証済みなわけだから、無料化をこのまま突き通すことは問題が大きい。せっかくETCというインフラを大金かけて整備したんだから、活用して柔軟な料金設定で渋滞を減らす方向に持っていきたいね。

民営化して確かに高速道路は使いやすくなったと思うのだ。トイレはJRの時もそうだったけど、民営化すると確実に綺麗になるね。どうしてなんだろう?お店もコンビニとかスタバとかファーストフードとか結構マトモな店が増えてきた。完全民営化すればもっと良くなると思う。

しかも、最近は渋滞を減らす取り組みを真面目に行っている気がする。楽しく渋滞を避けるためのテクニックなどが広報されていたりする。ETCの料金柔軟化や渋滞を減らす研究投資をすることは民営化会社の収益向上に繋がるわけだから、そりゃ真面目に取り組むわな。そのうち車載器を配ったりして各車をインテリジェントに結びつけて渋滞を減らすシステムなんかも出てくるかもね。

ま、ともかく官営に戻すのだけは高速道路ユーザとして絶対にやめてほしい。

なぜか、このブログで民主党の政策批判をした部分は軌道修正されていってる風だから、まともな意見を取り入れるという仕組みが民主党内にあるのかもしれない。だから言い続けていこう。ま、こんな場末ブログを見てるはずもないがね。。。

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この人も無料化反対論者のモータージャーナリスト。