全世帯に定額給付金=「1800万円以上」辞退の目安に

どうしても、強行したいようですね。大金使って、せっかく集めた税金を大金をかけて配るという世紀の無駄政策ですが、あきれてものが言えません。このブログでも何度も紹介してますが。

で、無駄無駄と私がブログで叫んだところで、この政策は強行されてしまうでしょうから、ちょっと頭を使って、別のことを考えてみました。

こんかいの定額給付金が無駄だと思っている人たち、定額給付金運用NPOをつくって、そこに寄付しませんか?

前提として、この給付金には課税されるのか?という問題があります。おそらく課税されないんだと思うんですが、どうなんでしょうか?

もし、課税されないなら、まず、代表する定額給付金運用NPOを作ります。その定額給付金運用NPOは、今回の定額給付金で貰った金のみ受け付けます。定額給付金が無駄すぎて、あきれている人たちが沢山居たとしたら1000億円あつまるかもしれません。そのお金は、給付した人に一票ずつ配られる投票権により、運用されます。

その定額給付金運用NPOには、NPOやNGOが出資の依頼を出来ます。また金融機関は運用のオファーもできるようにします。出資のプレゼンは、動画やプレゼンテーションツールを使って作成します。

そして、寄付した人たちが、そのオファーをみて、PCや携帯ネットで投票をします。1/2以上の得票があり、かつ、1/2以上の賛成があった出資のオファーや運用のオファーにのみ、お金を出金することができるようになります。

いわば、定額給付金を用いた壮大な直接民主主義の実験です。

そもそも、税金を広く市民から集めるのは、ある程度まとまったお金でしか出来ないことをやるためではないでしょうか?せっかくあつめた、それを広く市民に配るってのは、どう考えてもおかしいです。

そんな、くだらない政策しか提示できない政府に代わって、自分たちでお金の使い道を決めればよいです。ネットを通じた直接民主主義がどんな結果をもたらすのか、想像はできませんし、うまくいかないかもしれません。実際の政府で実験することはかなわないでしょう。

が、今回はチャンスです。2兆円も配られるんですからね。もともともらえるはずのないお金ですから、気前良く寄付してみませんか?無駄で非効率になりがちな役所仕事をスルーできますから、1000億が数千億の価値を持つかもしれません。その数千億が、人々の役に立つことに直接使われるのです。しかも私たちが、ダイレクトに投票できます。

なーんてことを考えてみました。
どうでしょうか?

図解 NPO法人のつくり方・運営のしかた
宮入 賢一郎/森田 真佐男
日本実業出版社
売り上げランキング: 102471