【大阪市長選挙】安富歩教授、マック赤坂候補渾身の応援演説!この演説は選挙戦という枠に留まらず、この国や人々の有り方を内包する重要な演説です。拡散希望致します。マック赤坂 安冨歩東大教授 最後の応援演説は魂の叫び! 大阪市http://www.youtube.com/watch?v=Ge6mcP-KYmU&feature=youtu.beYutakaYoshiokaさんのライブ 45分ぐらいからhttp://twitcasting.tv/yutakayoshioka/movie/476525062014/3/22 18:47頃 大阪市難波マック赤坂候補街宣 最終日http://twitcasting.tv/reikochazuke/movie/47643534書き起こしあのー残り15分ぐらいんなりましたけれども、その間、私がしゃべらせてもらいたいと思います。えーと、私は東京大学の安富と申します。えー一応、東京大学で教授をやっているんですれども、なぜこんな所に応援に来ているのかということをちょっと御説明したいと思います。皆さん、今日のですね高島屋の前の、維新の会の演説を様子をご覧になりましたか。橋下さんはニコニコしながらしゃべっていたかもしれないけれども、回りにどんな人が立っていたんですか。私はものすごく怖かったです。その背後に、彼らのですね、背後に秘められたいる暴力性をひしひしと感じます。それはどういう暴力なのか、法律を破ったりして人をぶん殴ったりする、そういう暴力じゃないんですよ。そういうものをうまく使って追い込んでいく、暴力です。そういう暴力に一歩一歩、私達が追い詰められているっていうこと。それが皆さんがですね、みなさんが毎日暮らしてて、何か気が重いとか、うっとおしいとか、空が鉛色みえるとか、そういうことの背後には、見えない暴力、見えないようにする力が働いているんです。それが、私達にですね、毎日の仕事とか、毎日のご飯とか、毎日の家族との触れ合いとかそういう物を奪っていくんです。そういう力、見えない力よって、毎日うっとしいうっとおしい、だけどそれは、我慢しなければならないといけない。なぜなら、おれは駄目な人間だからだ、そういう風に思い込まされている。そういう力をですね私は、ああいう場面でひしひしと感じるんです。そこで、それに対して少しでも反抗しようとしたら、そこに本当の暴力が振りかざされます。そうやって人間をですね追い込んで、思うように使って、はみ出す奴は蹴落とす。そういうことを続けていると、世の中滅茶苦茶になります。見た面はちゃんとしているかもしれないけれども、滅茶苦茶になっていきます。そんなときにどうやって戦っていけばいいのか、それを教えててくれたのがガンジーという人なんです。彼はそういうときに、「恐れるな」と言いました。そうではなくて、にっこりして、勇気を奮い起こしてそして、どんな目に遭ったって、自分がやりたいことをやれ、私はわたしのことをする、あなたはあたなの事をしてください。それがガンジーの闘いでした。その闘いはですね、その後、世界中に広がって、キングの、アメリカのキング牧師の公民権運動だとか、あるいはアフリカのマンデラ大統領の反アパルトヘイト闘争だとか、そういうようなものによって、引き継がれていきました。世界中で、20世紀で意味のあった政治的な運動って、実はそれしかないのです。日本は、そういう露骨な暴力、そういう目に見えるような暴力っていうのがあまりない社会なので、私達はまるで暴力が振るわれていないように思い込んでいますが、見ている違うんです!皆んな暴力を振るわれているんです。 例えば、受験勉強とか、東大に入らなかったやつは全員駄目な奴なんだという国なんです、この国は。そうやって、劣等感植え付けて、東大出たようなやつが、権力握って、決まり作って、押し付けてきます。そうやって、毎日、皆んな段々息が苦しくなっていくんです。それを打ち破らないと、楽しい生活なんてできないんですよ。そういうときにどうやればいいってことを、マックさんは教えてくれています。嫌なやつみたらスマイルです。維新の会の怖いおっちゃんをみたら、スマイルしてください。警察の怖いおっちゃんみたらスマイルして下さい。NHKの集金のおっちゃん来たらスマイルして下さい。いいですか、そうやって、楽しくなって繋がっていくってことだけが、唯一のですね私達の力なんですよ。それを知らん顔して、お互い知らんぷりして、遊んでて、遊んでるんですよ、暇つぶししていたら駄目なんです。そうじゃなくて、本気で遊びましょう。本気であそばなんといかんのです。選挙は本来遊びです。これはオランダのホイジンガーという、ものすごい偉い歴史家、思想家、歴史家がいました。彼は1927年、20年代後半に、ファシズムがどんどん世界中を覆っていくそのすごい嫌な雰囲気を見てですね、「ホモルーデンス」という本を書きました。その本は、ホモルーデンスというはホモ・サピエンスではなく、ホモ・サピエンス知恵のある人間なんて糞なもんじゃないんですよ。ホモルーデンスとは、遊ぶ人間という意味です、遊ぶ人間という意味なんです。「文明は遊び」それはホイジンガーの結論でした。彼の主張でした。実は、政治も、法律も、経済も、学問も、みんな遊びなんだ。人間が真剣に楽しく、遊ぶ時に初めて本当に文明が生まれるんだ。そうじゃなくて生真面目、生真面目さというのは、遊びを破壊する。遊びを破壊するのは、それは文明を破壊することだと言いました。人間は遊ばないと駄目なんです。生真面目にやったら戦争になるんですよ。生真面目さというのは、糞真面目な顔をして、都構想だなんかといっておしかけてくるのは、やがてその暴力が積み重なっていったら、社会が壊れて、やけくそになって戦争しちゃうんです。そういうことを私は一番恐ろしいと思ってるし、それは東アジアにどんどん広がっています。中国を見て下さい。中国の社会は物凄い暴力と、それから搾取が広がっていてね、その搾取に私達は加担しているんです。こういう私達が来ている服、めちゃくちゃ厚いですけれどみんな中国人の工員さんが、ただ同然で働いているんですよ。ジーパン一本、中国人が作って貰えるのが、10円なんです。中国が飛行機1機買おうと思ったら、2億本のジーパン作らないと買えないんですね。2億本のジーパン作って、やっと飛行機1台買ってるんですよ。中国は。そういう社会で、ごく一部の人がロールスロイス乗り回して、ものすごいエゲツない生活をしています。そのように奪われてはだめなんです。私達々は日々それに加担して、中国の貧困を作り出して、踏みつける暴力に生み出して、そういう暴力に直面して、それが日々、戦争を生み出そうとしているんです。それにビビって、日本でも暴力を拡大したら、ほんまに戦争になります。その戦争はもう地球を破壊してしまう戦争です。そんな一歩に進んだら、大変なことになります。ところが、日本は今一歩一歩そういうアホなことに進んでいっています。皆さん真面目にやったら駄目ですよ。あそばなあかんのです。スマイルです。マックさんは政治という場に遊びを持ち込んでくれたんです。彼はいったいどんだけ、カネを使いましたか。既に供託金だけで3000万円すってるんです。今回の選挙も240万円。1%とらへんかったら、また彼は240万円すります。(注:10%です)どうぞ、1票でも多く投票して下さい。そうしたら、240万円帰ってきたら、彼はまたどっかで選挙に出ます。そのときにですね、みんなで一緒に遊びましょう。この公職選挙法があるのですから、選挙の時は好きなことをやっていいんです。好きなこというていいんです。そういう風な場を作ってくれる人に、知らん顔するんじゃなくて、冷たい顔向けるんじゃなくて、白い目向けるのではなくて、一緒に入って遊んで下さい。そのためにですね、私達は選挙という制度をもっているんですよ。政治に参加する人権というものををもっているんですよ。なんのためにもっているんですか、言われた通り、権力も知らずに一票投票しにいって何の意味があるんですか。違います。選挙の時には、皆さん楽しく遊んで下さい。そういう場を作っているんですから、法律で守っているんですから、ホモルーデンス、遊ぶ人間にならないと、ホモルーデンスにならないと、私達は文明を守れなんですよ。だから、マックさんを、私は彼の政策とかをそういうこと抜きにして、スマイルすいません。糞真面目に話して、そのために応援に来ました。今日昼に、マックさんのことを思っていて、考えていて、歌を作りました。さっき流しましたが、もう一度流します。マックという歌という作品です。