不食44日ー皮膚快感 | 山田鷹夫の不食日記Ⅱ 

山田鷹夫の不食日記Ⅱ 

パートⅡ 無人島暮らし
沖縄の西表島の無人島で過ごす
1カ月が経過した
毎日流木で焚き火をしている
メインテーマは 『無為無食・無人島』だ

深夜、部屋の窓を開けて外気を通す
外気が裸の皮膚を撫でていく 気持ちがいい
カラダが気持ちがいい
カラダが気持ちがいいという感覚があるだろうか
これは不食を通して知った感覚であると思える
何かを食べたから口が美味しいというのではなく
何も無いのだがカラダが気持ちがいいという

裸で風を感じて
自分の肌をなでる

そのやわらかい手触りがやはり気持ちがいい
セックスで相手に触れるそれが相手の魂に触れる歓びであるように
自らの皮膚にふれる気持ちのよさ
自らのカラダを愛でる歓び

時よとまれ