病の原因をどん欲に追究する | 高輪クリニックドクターズのブログ

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ジルコニアインプラント専門医、金属アレルギー専門医、
歯科再生医療専門医、かみ合わせ専門医、ゲノムドクター専門医
矯正歯科・歯列矯正歯科の医院の院長先生や医師たちが書き連ねるドクターズブログです。

 痛みやからだの不調を感じたとき、私たちは病気になったと気づきます。
 しかし、その瞬間に病がはじまったわけではありません。


 事故やウイルス感染をのぞけば、どんな症状であっても病となる要因が少しず
つ積み重なり、からだの治癒力を上まわったときに発症するのです。


 昨日までなんの不自由もなかった腕が、ある日突然あがらなくなる。

 肩の付け根が痛んで力が入らない。ケガをしたわけでもなく、原因は不明
……。


 このような場合、病気が天から降ってきたかのように思いがちですが、じつは
本人が気づかなかっただけで、症状はかなり前からゆっくりと進んでいたのです。


日々繰り返している生活習慣やクセが顎関節のバランスを崩し、頸椎→胸椎→
腰椎→骨盤といった順でゆがみが生じていった結果なのです。


 顎からはじまる構造的不均衡が少しずつ連鎖し、限界値を超えたときに痛みや
体調不良などの症状が表れたと考えてよいでしょう。


 しかし、病院へ行っても症状の原因が見つからないことはよくあることだと、
繰り返し述べてきました。


 そのような場合、精神科にかかるように勧められる患者さんは多いようです。


 患者さんがどんなに苦痛を訴えても、検査結果に異常がない以上、「身体的な
病気」としての診断をなかなか出せないからです。


 私は、ほかの医療機関で「原因不明の病」と診断された患者さんに対して、「いっ
しょに原因を探しましょう」と声をかけます。


 仮に原因がわかっていても、ほかにも原因がないかどうかくわしく検査を行い
ます。医療の現場では小さな気づきが大きな発見につながることも少なくないか

らです。


 医療機関から一度は「原因不明」と宣告されてしまった患者さんの多くは、「ど
うせ治らないのだろう」と半ばあきらめています。


 それでも、わずかな期待を寄せていただけるのであれば、問診・触診・電子機
器や血液検査などのあらゆる検査方法を駆使し、確定診断に向けて原因を徹底究
明します。


 たとえ検査結果が「異常なし」であっても決してさじを投げない。
 それが医師としてあるべき姿と思います。


 その意味において、前述のドイツのドクター・フォルと、韓国のドクター・リー
のおふたりには心から尊敬の念を抱いています。


 そして彼らの上を目指し、高輪クリニックグループの独自の医療システムが「原
因不明の病」を解決する決め手となるべく稼働しています。


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