えー、以前いただきました本、『11/22/63』スティーヴン・キング読み終えました。
上下巻あわせて1000ページ超の大作。
書籍で読み終え。内容もさることながら、本の重みで肩がこる。。。
いや~、ホントにキンドル版を購入しようかと悩みましたが、なんとか、物語の面白さで乗り切りました~。
いつもの情報を書いておきましょうか、ブックカバー&帯よりの情報。
11/22/63 STEPHEN KING
イチイチニイニイロクサン スティーヴン・キング
白石朗[訳]
キング+ケネディ暗殺
各賞総嘗め!
ミステリー・ランキング 2冠制覇の傑作。
本書は日本でも海外でも絶賛を受けました。
週刊文春ミステリーベスト10 第1位。
このミステリーがすごい!2014年版 第1位
国際スリラー作家協会 最優秀長編賞受賞。
LAタイムズ文学賞 ミステリー部門受賞。
英国幻想文学賞最優秀長編賞 最終候補作。
ローカス賞 最優秀SF長編賞 最終候補作。
このミス週刊文春1位!
キング+ケネディー暗殺。新たなる最高傑作 誕生!
こんどのキングはいつもとちがう!
世界一の巨匠スティーヴン・キングが、はじめて現代史上の謎に挑んだ本書。
11/22/63---1963年11月22日に起きたアメリカ大統領ジョン・F・ケネディ暗殺事件を阻止するため、ひとりの高校教師が時間を超える旅に出ます。暗殺までの年月を過去の世界に暮らし、阻止計画を進める主人公。彼が体験する苦難、幸福、悲劇、そして恋愛。歴史を歩この長い旅の果てには、涙のエンディングがあなたを待ち受けています。
ここまで。
いかがでしょうか。。。
初版は2013年9月15日となっておりますので、ちょっと鮮度はございません。
キングファンならすでに読んでいることでしょうが、「デカすぎなんだよな~」と二の足を踏んでいた俺。意気地なし!巨匠の作品、翻訳出たらすぐ読めよ~~~!と、叱られてしまいそうです(笑)
SFの種類としては、タイムスリップモノですが、自在に時空を行き来できるということではありません。通称「兎の穴」と呼ばれる、キッチンの収納庫を通って、現在から過去、1958年9月9日11時58分へと時間を遡るのです。。。
行き着く先はもとの場所と同じですが、50年遡りますからね、今とはぜんぜん違う環境の中に出てきます。逆にこの場所から現在に戻ると、入ってきた時間から2分後の世界に戻ります。何回行き来しようが同じ時間に戻る、入り直すと過去はリセット、という設定です。
ねぇ、この63年まで5年という長い年月、これを過去の世界で過ごさなければイケないんですよ。
で、主人公ジェイク・エピング、過去の世界ではジョージ・アンバースン(偽名、こちらのほうが馴染み深いwww)が、何度か途中で作戦をリセットしますが、5年!5年間、暗殺犯リー・オズワルドを監視しつつ、恋愛し、事件を起こすという、感じかな~~~。
ここで、注意が必要なのは、トムクルーズの主演映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル [Blu-ray] 』などとは違いまして、身体も持ち物も、そのまま行き来、持ち越せるという点。
過去で怪我したら、そのまま。後遺症も残る。
過去で過ごした時間分、加齢する、という点。
そして、“過去”は強情で、歴史の改変を拒み続けます。
ジェイクは、暗殺を阻止出来るのか。そして、JFKが暗殺されなかった世界の行方とは。
物語の最後、ちょっとだけハッピーエンド。良かったわ~。
本日は以上!
10/07/16(2016年10月7日)に文庫版が上/中/下巻で出ます。
重さを気にしないで読める!是非~。
11/22/63 上 [ スティーヴン・キング ] |