満員御礼 ビオファームまつきさんとのトークショー
猛暑から一転、晩秋に突入した東京お台場、ビックサイトにて9月22日
今、人気沸騰中の農家ビオファームまつきのオーナー松木一浩さんとのトークイベント。
Bio Fach オーガニックエキスポのセミナーのひとつ。
満員となり、みなさん、雨のなかご参加いただきましてありがとうございました。
大雨で、せっかく巻いた髪も、ついたときには、いつもの落ち武者ヘアよ。
日本の有機生産者がたもたくさん出店されておりました。スクール生のお父さんも山形から
出店。福岡からも東京に転勤になった生徒夫妻が参加。懐かしいスクール卒業生たちもたくさん、見に来て
くれました。
教室以外で生徒に囲まれると、なんか妙にうれしいです特に、スクール生はこういうイベントに夫婦で
参加される方が多く、それも、とってもうれしい。妻だけホールフードマニアってのは困ります。
松木さんは、お話もお上手で、やっぱりね、なにかを成し遂げる人というのは、話し上手でないと
人は動かせない!と。
タカコさんは、相変わらずのしどろもどろ・・・・・・
いかんね~~。 ちゃんと説明しないから、誤解もされるわけですよ。あたしってのは!
司会者に「タカコさんはオーガニックをどのように生活に取り入れてますか?」と聞かれ、
「私、オーガニック、自然食が大好きなんで、家中、オーガニックですよ」
「・・・・・・・ 」「普通の人は、そうじゃないんですよ、だから、どうやって取り入れるかって・・・・・・」
これでは、話が進まないではないですか!バカチンがあ~~!
ほんとは、こう言いたかったです。
オーガニック食品や雑貨が大好きです。それは、作り手の苦労がわかるからです。値段は高いかも
しれないけど、高いにはわけがちゃんとあります。そのわけを知ると、たいせつに使おうって思うのです。
作り手の顔が見えると、無駄にしてはいけないと思うのです。捨ててはいけないと。
言えばいいじゃないの、これくらい!・・・・・・・それが檀上にあがると、言い忘れるのでありますよ。
なんか、もや~~とした終わり方でしたが、みなさんは、素敵な松木さんのお話聞けてよかったでしょ。
農業はかっこいい。
農業素敵。
そう思ってくれる人が増えることを願ってやみません。
いや、もう国策として20歳になったら男女問わず「徴農制」にしたらいいのに・・・・とほんとに思う。
オーガニックファームツアー「みやもと山」を訪ねて
9月21日、最後っ屁のような猛暑のなか、渋谷からてんぷら油で走る貸切バスで千葉県「みやもと山」の斉藤さんを訪ねました。
アースディマーケットが企画されたこのツアー、参加者は20代の若い女性が中心。男性も2名いらっしゃった!
やはり、こういうスタディー、自分のスキルアップに時間とお金を惜しまないのは女性!
女性は人生を3周くらい先を走ってますね。
「みやもと山」さんは、1300年以上続く農家で、家屋は、200年も経っていました。
あいがもを田んぼに放し、米づくりをされ、裏山では平飼い有精卵で養鶏をされている完全循環型農業。
ツアー参加者は、到着後、斉藤さんの案内ではたけにGo~~~
タカコさんとアシスタント安ちゃんは、別棟のキッチンでいざ、20人分の料理を作ることに。
打ち合わせなしの料理。野菜が端境期とはしっていたが・・・まさか「茄子・じゃがいも・ゴーヤ」だけとは
お母さん・ふみ子さんが近所の農家に電話して、玉ねぎ、長ネギ、プチトマト、かぼちゃ、シソ、バジルなどがようやく届く。よかった~~これくらいあれば、なんとかなる・・・・
ちょ、調味料がない・・・塩、こしょう、なたねサラダ油、醤油のみ・・・・が~ん。どうしましょう。
東京からは、オリーブ油、コリアンダー&クミンパウダー、オレガノのみ持参。
こんなことなら、事前に行ってくれたらいいのに~~~~~~~~~~
そこからは、もう怒涛の料理タイム。
私やってみて、「料理の鉄人」は長くはできんと思いました。限られた時間で料理をするストレスはすごい!
<2時間で作った料理>
●茄子とトマトのラタトィユ
●ゴーヤチャンプル
●かぼちゃのスパイス煮
●味噌汁&ごはん
●ポテトサラダ ~豆腐ソース和え
●たまねぎがんもソテー
●大豆の梅酢サラダ
●まくわ瓜のマリネ
●焼きナスとゴーヤの和えもの
●モロヘイヤの卵とじ
●三之助豆腐の冷やっこ
いやはや、限られた素材、時間で作る料理はエキサイティング過ぎ。
とはいえ、あらためて、採りたて野菜の味のパワーに脱帽でした。調味料が不要なんですね。
組み合わせだけ考えれてば、野菜が勝手に味をつけてくれる・・・そんな感じでした。
みやもと山のみなさんも参加者も、おいしい!おいしい!と食べてくださったのです。
健康のためやダイエット目的ではなく、やっぱり、「おいしい笑顔」のために料理を作るって、最高です。
お母さんたちもみんな「おいしい笑顔」のためにキッチンに立つのだと思いました。
みやもと山のみなさん、本当にお世話になりました。
タカコさん、料理好きでよっかった~~。料理上手は、やっぱ、モテますよ~~。でしょ?
少々、性格悪くっても、料理上手だから、しかたないっか~~ とね。
ビオファームまつき レストランbios
連休中にもかかわらず、ど~~~~~~~~~~~~~~~~~~しても行きたいレストランがあり、
夫・シェフと富士野宮の「bios」を訪ねました。
ビオファームまつき といえば、今、注目のオーガニック農園、プラス、デリ。そして今年オープンされたのが
[bios]農園のなかにある、とってもおしゃれなフレンチレストランです。
本やウエブサイトでみる松木一浩さんと生・松木さんは全く違ってました。
なにせ、ロブションで給仕長をされたいたほどの方、店内では、最高のサービスをするため、いでたちも
農園でのファッションとは別人。センスあふれるブルーのネクタイとスーツ。まあ、なんと素敵
私、挨拶されても、気づかないほどでした・・・・ すみません。
こちらのレストランの野菜は100%自家農園のもの。これはすごいです。
料理は、もう盛り付けから、味。どれも最高でした。
ランチでございましたが、夫・シェフと白ワインをくいっとね。至福のときって、こういうこと
私は、乳製品がダメなんです。ところが、こちらは自家製のバター。
ビビリながら食べると、なんと、旨い!あれ、私のバター嫌いってなんざんすの。
牛乳も想いやり生乳は飲めるしね・・・・なんと贅沢なお舌!違いがわかる大人の舌っつーことです。
厨房もみせてもらい、本当に、農園とレストランが共存していました。
畑のまん中には、バイオトイレが設置されており、自家発電で厨房の電気もまかなっている
あ~~、さすがだな。これです、これ、ただのエコ系レストランではなく、
味もサービスも本格的。
さらにもうひとつ、同じフロアに犬同伴の方が2組いらした。しつけされた犬は客席に連れてこれる。
「ヨーロッパはみんなそうだからね」と松木さん、さらっと答えられた。
ワインも飲んでいい調子だったから、しら~~~~~~~~~と夫・シェフに
「あたし、生涯で一度でいいから、こげなレストランしてみたい。一回でいいから、やりたい。いや、やる!」といった。
「無理!あんたは、こらえしょうがない」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なんだと!私ほど、堪忍袋のキャパが広い妻はいないぞたぬきの00袋より大きいと自負。
「じゃあさ、あんたやればいいじゃない」
「農業ができん・・・・」「やればいいのに、農業、やろうよ、やろう」「ひとりでやりなさい・・・」
松木さんの素敵なところ、日本の農業を!とか有機農業を!というような肩に力がはいっていないことから
農業をはじめられている。おいしいもの、安全なものを自分でつくってみたい・・・そんな願いから
就農された。このアプローチがいいと思う。
私のように、次の世代へ!残さんばいかん!とか世の中を変えたい!とか常に青筋を立ててる
うちは、誰からも受け入れられないのよ。 わかっとるの!
結果、松木さんの生き方、農業スタイルに感銘を受け、農業をはじめる若者が増えている。
これです。これ。
やっぱり、タカコさんの究極の夢は、biosのようなレストランです。農園のあるレストランです。
夢は思い続けると必ず実現する。
この続きは、9月23日東京ビックサイト(Bio Fach Japan オーガニックEXPO)でタカコさんとトークライヴで。ぜひ、松木さんの素敵なトークを聞いてみてくださいね。