昨日の記事 の続きです。
フランス地下鉄の車内で
現地の窃盗集団に囲まれてしまった旦那と私。
旦那も私も無我夢中で、
複数の手を払いのけていた。
旦那はウエストポーチにリュックサック。
私は、ショルダーバックを持っていた。
これら全ての入れ物のファスナーを開けられ、
手を入れられた。
そんな場面の中、
電車が、次の駅へ到着した。
旦那と私は、その駅が目的地ではなかったが、
「降りるぞ。」という旦那の大きな声で、
そやつらを払いのけ、
何とか二人共下車した。
下車する際に、
私は、女性の一人に足を引っ掛けられた。
危うく転びそうになったが、
何とかバランスを保ち、転ばずに済んだ。
もう、鼓動がバクバク状態。
下車してしまった私たちから何も取れなかった奴らは、
かなり悔しかったのでしょう。
何語だかは分かりませんが、凄い罵声を私達に向け吐いていた。
私も日本語で、
「ふざけるな~。ヽ(`Д´)ノ」と叫んでいました。
奴らは、そのまま下車する事なく、行ってしまった。
ホームで旦那と二人、
何か取られた物はないかと確認し合った。
幸いにも、
二人とも、金銭は直ぐ手の届く場所に入れていなかったので、
一切何も取られずに済んだ。
これで、パスポートでも取られた日には、
予定どおり帰国も出来なかったかも…。(((( ;°Д°))))
時間で言えば、多分3分くらいの出来事だったんでしょうね。
でも、そんな短時間でも、そりゃぁ~、怖かったです。
奴らの目的は金品なのでしょうね。
殴るなどはなかったので…。
そして、この窃盗集団の中には、
幼子を抱えた女性も居ました。
フランスでは、この様な光景が、日常茶飯事なのかは私には分かりませんが、
今思い出しても、大事に至らず良かったと、つくづく思う。
その後は、再び次に来た電車に乗った。
気分を取り直し、
二人で、美味しいフランス料理でディナーを楽しみました。