雄星キャッチボールで軽めの練習
日刊スポーツ

ティー打撃する雄星

 『西武ドラフト1位菊池雄星投手(18=花巻東)が22日、西武第2球場での新人合同自主トレで軽めの練習を行った。前日まで合同自主トレでは異例の3連投となる立ち投げを行っていただけに、この日はブルペン入りせずにキャッチボールのみだった。2月の宮崎・南郷キャンプでは1軍にあたるA班帯同が決定している。渡辺久信監督(44)はB班との頻繁なメンバー入れ替えを示唆しているが「1軍に残るためにどうこうじゃない。自分の100パーセント以上のものは出ないので」と話した。』

あ、やっぱ入れ替えはあるのね。恐らく、ルーキーはレギュラーのメニューにはついていけないと思うから、途中から春野行きじゃないかと思う。野手も仕上がりによっては入れ替えあるかもね。



打たれて覚える!雄星 直球勝負で腕試し
スポーツニッポン

キャッチボールする菊池雄星

 『西武のドラフト1位左腕・雄星投手(18=花巻東)が22日、キャンプ中の実戦登板で真っ向勝負を誓った。打撃投手や紅白戦で登板する際、直球で押すスタイルで力試しをすることを明言した。埼玉県所沢市の西武第2球場で行われた新人合同自主トレーニングはノースロー調整。24日から始まる第4クールから捕手を座らせて本格投球を開始し、2月1日のキャンプインに備える。

 雄星は自らのスタイルを貫く。新人合同自主トレ第3クールが終了して「充実した4日間でした」と、体の仕上がりには手応えを感じている。その上で、主力組のA班スタートとなる宮崎・南郷キャンプでは、直球勝負で腕試しをする構えを見せた。

 「打たれるとは思いますけど、ある程度は真っすぐ中心でいきたい。打撃投手とか紅白戦では、どうすれば真っすぐが打たれないようになるかを考えていきたい」

 花巻東では、ほぼ直球とスライダーの2種類で勝負してきた。変化球に関しては「キャンプ初日に投げられるくらいの感じでいきたい」と2月1日のキャンプインからスライダーを解禁する予定だが、実戦では直球にこだわる。「ホームランバッターにはいかに内角に投げられるかだと思います。オープン戦で投げさせてもらえる機会があれば内角に投げていきたい。逃げる投球だけはしたくない」と対外試合では、直球で内角を攻めることも宣言した。

 そんなルーキーに、球団側もバックアップ態勢を敷く。キャンプ期間中、2月10日以前に審判団を招く場合は、その費用すべてが球団負担となる。それでも今キャンプでは初日から招くことを決めた。開幕が3月20日と例年に比べて早いこともあり、投手陣に配慮する意味合いもあるが、雄星にプロのストライクゾーンを叩き込ませる“英才教育”も一つの狙いだ。

 前日までブルペンで3連投。この日は軽めのキャッチボールにとどめたが、24日にも捕手を座らせての投球練習を行う。キャンプインまであと9日、開幕まではあと2カ月。「自分ができることをやって2軍に落ちたらそれが現状だと思う。今できることを一生懸命やるだけです」。雄星が、真っ向勝負でプロの壁に挑む。』

今の実力で挑戦して、プロの実力を知った方が調整し易いと思う。打たれる事もまた勉強。

 ≪直球は155キロを記録≫雄星の持ち球は直球以外にカーブ、スライダー、フォーク、シュートの5種類。花巻東では主に直球とスライダーの組み立てだったが、1試合に2、3球はフォークも投げていた。直球の球速は1年夏の甲子園ですでに145キロをマーク。プロのスピードガンでは3年春のセンバツで152キロ、夏は3回戦の東北戦で155キロを記録している。

 ≪おかわり君の打撃にびっくり!≫雄星が中村のフリー打撃に目を丸くした。室内練習場で縄跳びトレーニングなどを行っている際に、2年連続本塁打王の主砲のスイングを熱心に観察。「モノが違うし、雰囲気も違いました。真っすぐだけだと持っていかれると思います。同じチームで良かったです」と振り返った。入団会見では対戦したい打者に名前を挙げていただけに、キャンプ中の対戦を心待ちにしている様子だった。

直球を打ち砕くパワーはハンパないからね、剛也は(笑)



雄星、頭の中でおかわり斬り!2年連続キングに真っ向勝負
スポーツ報知

必死の形相でノックの球を送球する雄星

 『西武・菊池雄星投手(18)が22日、おかわりクンこと中村剛也内野手(26)と“バーチャル対決”を行った。西武第二球場の室内練習場でフリー打撃を行っていた主砲を凝視。実際にマウンドに立っている自分の姿を想像し、頭の中で2年連続パ・リーグ本塁打王と真剣勝負。2月13日のキャンプ紅白戦でのデビューに向けてキングを研究、キャンプ初日での宝刀・スライダー解禁も明言するなど、早くも本気モードに入ってきた。

 この時を待っていた。室内練習場でのティー打撃前。雄星が二塁後方のネット越しから、食い入るように中村のフリー打撃を見つめた。打撃投手を務める椎木ブルペン捕手の球に快音を響かす主砲。MAX155キロ左腕は一球一球、微妙に体を揺らしながらイメージトレーニングを開始した。

 頭の中で、パ・リーグ2年連続キングとの真剣勝負に挑んだ。入団当初から「中島さんや中村さんと早く対戦してみたい」と熱望していた左腕にとっては絶好のチャンス。「あのコースに直球を投げれば」「ここからスライダーを曲げると…」。マウンドに立つ自分の姿を想像し、実戦さながらの集中力で“バーチャル対決”を続けた。

 「逃げる投球だけはしたくない」という強気な左腕は、制球を気にせずに直球で攻めた。だが、「真っすぐは普通に(スタンドへ)持っていかれる。真っすぐだけでは通用しない」と打たれるイメージばかり…。「ホームランバッターには内角に投げないと勝てない」と勉強した。仮想対決ながら、プロの壁にぶち当たったかのような表情を見せた雄星は「モノが違います。雰囲気が違う。同じチームで良かったです」と降参気味だった。

 だが、攻略への糸口は見えた。実際に中村が苦手とする「内角攻め」にたどり着いた左腕は「もっと変化球を磨かないと」とも感じたようだ。いまだ披露していない伝家の宝刀・スライダーの解禁へ―。「(キャンプ)初日から投げられるようにしたい」と決めた。現在は、キャッチボールで感覚をつかんでいる段階で、準備は進んでいる。

 「マイペースで一生懸命やるだけ。結果的に2軍に落ちてもしょうがない」と雄星は腹をくくった。注目されるデビュー戦は2月26日、巨人戦(南郷)が濃厚。この日の仮想おかわりクンとの真剣勝負で確認した内角攻めとスライダーで、最強打線に真っ向勝負だ。』

うちの右打者は勉強になる選手が多いよな。2年連続のタイトルホルダーの剛也とナカジは(しかも昨季は2タイトル)言わずもがな、走塁に長けたヤスとはクイックの“対戦”をするのもイイんじゃない? 残念ながら、うちは左打者がまだ育っていなくてね。それは対外試合で直接当たるしかないな。雄正の為にも、左打者陣にも頑張って貰わないとねー。



ビビッ!西武・雄星、一流攻略法ひらめいた
サンケイスポーツ

プロとの実力差に直面すると同時に対処法も立ててしまった雄星。どこまでも高校生離れしてます

 『西武のドラフト1位、菊池雄星投手(18)=登録名、雄星 花巻東高=が22日、埼玉・所沢の西武第2球場での新人合同自主トレ中に、主砲・中村剛也内野手(26)のフリー打撃を初見学。昨季の2冠王の迫力に圧倒された。だが、それだけで終わらないのが雄星のスゴさ。しっかりと“プロを抑えるための3カ条”を学び取っていた。

 これがプロの打撃か…。室内練習場のネット越しに展開する中村のフリー打撃に、さすがの雄星も息をのんだ。

 「モノが違う。雰囲気が違います。同じチームでよかったです」

 初めて間近で感じる一流打者の迫力。打球を目で追いながらも、雄星はシミュレーションしていた。もし自分が投げるなら…。

 「普通に直球を投げたら持っていかれる。外角はやられるので、内角をしっかり突かないとダメ。変化球、制球も磨かないと」

 プロの打者を抑えるため、今の自分に足りないもの3点を、おかわり君から学び取った。1つは真っすぐを磨くこと、次に内角攻め、そして最後は制球力だ。

 キャンプの紅白戦では、中村との対戦は十分に考えられる。「直球でいくと思います。打たれることで課題が出る。課題が出ないと逆に不安です」と真っ向勝負を挑むつもりだ。打たれるのは覚悟の上。自分の真っすぐを試す。

 「ケガをさせられないので内角は無理ですけど」と、内角攻めはオープン戦まで封印。対外試合からコントロールの精度を高めるなど、段階を踏んでいく。

 この日で合同自主トレは第3クールが終了。前日まで3日連続で行ったブルペン投球は控えたが、24日からの最終クールでは「4日とも入るかも。1、2回は捕手を座らせたい」とピッチを上げていく。投げて学び、見て学び、雄星は日々成長を続けていく。』

剛也はまだ雄星との対戦を拒んでるけどね(苦笑) でも、キャンプが進めば、剛也も生きた球と対決したくなってくるだろうから、それまでにまた成長していようよ。



雄星 オープン戦から“ケンカ投法”
デイリースポーツ

 『西武のドラフト1位新人・雄星(菊池雄星)投手(18)=花巻東高=が22日、“ケンカ投法”でオープン戦に挑むことを誓った。新人合同自主トレ中に昨季2冠王の中村剛也内野手(26)のフリー打撃を目撃し、プロの強打者を抑えるには厳しい内角攻めが必要だと決意。南郷春季キャンプ初日にブルペンでの変化球を解禁して磨きをかける考えも示した。

  ◇  ◇

 インパクトは強烈だった。雄星は室内練習場で行われた新人合同自主トレの合間に、中村のフリー打撃を観察。昨季、本塁打と打点で2冠王を獲得した中村は、打撃投手を務めた椎木ブルペン捕手の直球をいとも簡単にとらえ、鋭い打球を連発した。

 「ものが違うというか、雰囲気も違う。真っすぐを普通に投げたらもっていかれる。同じチームで良かった」と、素直な驚きを口にした。

 ただ、驚くだけでは終わらなかった。配球などをイメージし「ホームランバッターにはインコースに投げないと勝てないと感じた」。プロの強打者を封じ込めるには、厳しい内角攻めしかない。あらためてプロの厳しさを胸に刻んだ。

 紅白戦は味方にけがをさせる恐れがあり厳しい内角攻めはできないが、対外試合ならば遠慮はいらない。「オープン戦になったら敵チームなのでインコースに投げたい」とケンカ投法を宣言。インコースを突く感覚を磨くつもりだ。

 もう1つ自覚したのが、直球だけでは通用しないということ。キャンプ初日のブルペンでは、変化球を“解禁”して磨きをかけることを決めた。自信のある球種は直球とスライダーだが「工藤さんやいろんな方に変化球を教えていただきたい」と熱望した。

 この日で新人合同自主トレ第3クールが終了。黄金左腕は日々、進化している。』

雄星の球は力があるから、ぶつけると危険そうだよなー。キャンプで仲間を離脱させるのはちょっと勘弁(苦笑)



西武“雄星シフト”球団自腹で審判招待
日刊スポーツ

たくさんの荷物をもった雄星は、高級ベンツの間を緊張の表情ですり抜ける

 『西武が2月1日の宮崎・南郷キャンプ初日から、ブルペンに自費で審判を招くことが22日、分かった。今年から日本プロ野球組織(NPB)の方針で各球団への審判の派遣が同10日以降とされ、それより早い派遣を望む球団は自費で招くこととなっていた。ドラフト1位の菊池雄星投手(18=花巻東)はかねて「キャンプでストライクゾーンの確認がしたい」と話しており、球団が身銭を切った格好だ。まさに“雄星シフト”がしかれるキャンプで、怪物左腕が開幕1軍を目指す。

 怪物左腕を育てるためなら、出費は惜しまない。西武が南郷のブルペンに“雄星シフト”をしいて、黄金ルーキーをバックアップする。西武以外では2月1日に紅白戦を行う予定の中日が自費で審判団を招くことがこの日、判明。西武の実戦練習は同11日のシート打撃から始まる予定だが、ブルペンでの投球練習のために派遣要請を出した。球団関係者は「前年同様、渡辺監督の意向。初日からブルペンに入る選手が多く、新人も4人行く。ストライクゾーンを覚えてもらうため」と説明した。

 金の卵に対する「先行投資」と見ることもできる。雄星は「キャンプではブルペンに審判も来るので、ストライクゾーンの確認をしたい」と、早い時期にプロのストライクゾーンを確認したい意向を持っていた。新人合同自主トレでは順調な調整を続けており、キャンプ初日からブルペンに入って、変化球も交えた本格的な投球練習を開始する見込みだ。その日に審判が不在では手探りの状態で投げざるを得なくなる。審判を呼ぶことでゾーンへの不安を軽減できるなら、決して高い投資ではない。黄金ルーキーにふさわしい「太っ腹育成」に球団の決意のほどがうかがえる。

 雄星はこの日、西武第2球場での合同自主トレでは新人で唯一ブルペンに入らなかった。前日21日まで異例となる3日連続で立ち投げを行っており「3連投は(自主トレでは)初めてで、いきなり4連投はきついので」とキャッチボールのみで調整。ブルペン入りこそしなかったが、頭のトレーニングは欠かさない。室内練習場では2年連続本塁打王を獲得した中村の打撃練習を観察しながら、対戦する際のイメージを膨らませていた。「同じチームで良かったと思いました。モノが違う。真っすぐを普通に投げたらもっていかれる。インコースを攻めないとダメだなとか考えてました」と振り返った。

 キャンプではシート打撃、紅白戦などで対戦する可能性がある。そこは怪物らしくキッパリと言い切った。「打たれるとは思うけど、胸を借りるつもりで真っすぐで勝負したい。開幕まで、真っすぐ中心で投げて課題を見つけたいので。そこからどうすれば真っすぐを打たれなくなるかを考えます」と真っ向勝負を宣言。小さくまとまるつもりなど、さらさらない。手厚いバックアップへの感謝の気持ちは、結果で示してみせる。』

自腹で審判招待は、絶対的に必要な先行投資だと思うよ。プロのストライクゾーンを早くに知って、投球モーションをチェックして貰ってフォームを固めておく事は大事。



西武・西口、19歳年下の雄星と初対面
サンケイスポーツ

 『西武のドラフト1位、菊池雄星投手(18)=登録名、雄星 花巻東高=が22日、埼玉・所沢の西武第2球場での新人合同自主トレ中に、主砲・中村剛也内野手(26)のフリー打撃を初見学。昨季の2冠王の迫力に圧倒された。だが、それだけで終わらないのが雄星のスゴさ。しっかりと“プロを抑えるための3カ条”を学び取っていた。

 この日、沖縄での自主トレを終えたベテラン西口が西武第2球場に登場。雄星と初対面を果たした。99年に松坂(現レッドソックス)が入団したときは、エースとして、兄貴分として面倒を見たが、雄星は19歳も年下。「年齢が離れているから、練習の時間も合わないんじゃない?」と今回の兄貴役は涌井らに任せ、そっと見守っていくつもりだ。』

オツは練習時間が遅いって事?(苦笑) オツはうちでは珍しく“孤高”のタイプだしね。全体のバランスを冷静に見られるオツみたいなタイプも、チームには絶対的に必要。つか、オツは他の選手と全然違ったマイペースさなんだけどな(笑)



西口 開幕投手「一久と」争う!
スポーツニッポン

 『昨年は4勝に終わった西武のベテラン・西口が、5年ぶりの2ケタ勝利を誓った。

 西武第2球場で自主トレを行い「まあまあの仕上がり。最低でも2ケタは勝つつもりでやる。先発でずっと投げてきたので、そこはこだわりたい」と先発一本で勝負する構えを見せた。開幕ローテは、この日あいさつを受けたルーキーの雄星らとの争いとなるが「競争社会なので、勝ち抜かないといけない。自分のやるべきことをやる。今年は(石井)一久と2人で開幕を狙っていきたい」と笑顔で話した。』

新戦力加入で、ベテラン陣が危機感を持って競争に加わってくれると、また違った活性化が起こるよな。全体的にイイ刺激になってるのは、チームにとってイイ傾向だね。今季のチームのモチベーションは、間違いなく相当高くなるね。

 “雄星”とだけ表記してるのはスポニチだけ。他のスポーツ紙はみな“菊池雄星”の並行表記もしてる。スポニチ以外はまだ“雄星”のみの表記に躊躇いがあるらしい(爆笑)

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