『1人別枠方式』。
人口にかかわらず各都道府県で必ず1人は議員を選出させる方式で、小選挙区で当選する議員定数が295ならば、全定数295から47都道府県の数47を差し引いた248議席を人口に応じて配分していくというものです。
しかし、「1人別枠方式」では、いくら人口に応じて定数を配分したとしても、人口が少ない都道府県にも必ず別枠で1議席確保されるので、1票の格差が生じやすくなります。
その格差を埋めるためには全定数(議席)そのものを多くせざるをえませんが、そうすると議員の数はいつまでたっても減りません。
「1人別枠方式」をやめて、「アダムズ方式」で議席を人口比に応じて振り分けるという案が検討されるようになりました。
しかし、自民党はあまり積極的ではないようです。。