おはようございます。高橋修一です。
昨日まで八戸市・下北へ文教公安委員会の県内調査へ。
小・中・高校、養護学校及び県警施設を訪問。
一番の驚きは、東通小・中学校。
新聞報道で見てはいたものの、これ程とは…
全天候型陸上トラック、天然芝のサッカー場、フェンス・屋根付きベンチ完備の野球場、複数面のテニスコート、屋内野球練習場。
校舎内も各教室のほか、校長室、職員室、応接室、トイレ等どれも立派で、まるでディズニーランドのよう。
それもそのはず、総工費100億円以上だそうです。
少子化のため小規模化していた村内の全ての小・中学校を集約化し、15ルートでバス通学を導入。
加えて村費負担で教員を配置し、少人数学級を完全実施。
おそらく日本一、理想的な学校施設でしょう。
ただ、これに少々違和感を覚えたのは私だけ?
東通小・長学校訪問の翌日、佐井中学校へ。
ここも新しい校舎でしたが、それでも会議室がなく我々が通されたのは体育館。
体育館は校舎に比べ老朽化が目立ち、丸ストーブを焚いての説明。
佐井中の校長先生から「施設面では東通中学校に太刀打ちできないが、教育の中身では負けない」とのお話を伺った時、前日のモヤモヤした気持ちが晴れました。
他にも県立高校や養護学校、県警の現場の状況等、普段ではわからない地域が抱える様々な課題を実感できた有意義な3日間。
受入れ頂いた各施設の皆さん、ありがとうございました。