SUPER SOUND THEATRE
『Valkyrie ~Story from RHINE GOLD~』
皆様の沢山の拍手に包まれて、
千穐楽を迎えることができました。
ご観劇いただいた皆様、
エールを送ってくださった皆様、
本当にありがとうございました。
SUPER SOUND THEATRE…
お恥ずかしながら読み合わせの段階では、
私はその凄さが、本質が、
理解できていませんでした。
音楽リハーサル、
そして劇場入り…
だんだんとそのスケールが現実味を増し
「なんだか物凄いことに関わらせていただいてる!!!」
とじわじわとその恐縮さとプレッシャーが増しました!
それは同時に、
この物語を紡ぐ一員として存在させていただけた幸せを、
じんわり噛み締めていくことでもありました。
会話の相手と心を交わしあい、
生演奏と呼吸を合わせる…
本当に様々な神経を張り巡らせる時間。
難しさもありましたが、
それが重なり合った時、
なんとも言えない心地よさがあって、
作品世界に深く浸れる感覚でした。
クケリは相手の心を察して、
そっと手を差しのべて、
相手を芯から想って振る舞える女性。
稽古では見えなかったものが、本番を重ねるなかで見えてきたり…
相手の台詞に心が揺さぶられたり…。
“こんな風に演じよう”
じゃなくて、自然と心が動かされ言葉が発せられるような…
ライブだから、生だからこその感覚を体感した気がします。
お客様に包まれるようなアンフィシアター。
物語と声と、
素晴らしい演奏、
照明や効果、
ドットイメージが作り上げる幻想的な空間。
まさに総合芸術なのだと思いました。
藤沢さんをはじめ、
各セクションのスタッフの皆さん
土屋さん率いる音楽チームの皆さん、
そして朗読チームの共演者の皆さん、
関係者の皆様、
本当にお疲れ様でした!!
ご観劇いただいた皆様、
本当にありがとうございました!!!
素敵な2日間でした。
まだ音楽が頭に流れているくらい!
短い期間でしたが不思議な絆を感じています。
願わくは…再演していただきたい!!
更に、
ステージで鈴村さんが言って下さったように、
鈴村さん、諏訪部さん、高橋さん、沢城さん、蒼井くん、山寺さん、
そして井上和彦さんと!
8人でまたお芝居がしたいです!!!
そんな皆様との再会を心から願って、
日々精進して参ります。
千穐楽を迎えましたが、
きっとあの物語に描かれた神々たちは、
自然のなかに…
あなたのすぐそばに…♪
クケリ☆高垣彩陽