株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「日本の戦後が終わるとき」(前半)三橋貴明 AJER2022.10.4
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「関西学院大学法学部教授 冨田宏治」先生が加わって下さいました。

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

大前研一のあまりにも情けない財政破綻論と、頑張れ!藤巻健史![三橋TV第609回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/I1RLa4h-e1Y

 


 8月の実質賃金指数が公表になりました。
 予想通りとはいえ、現金給与総額が対前年比▲1.7%、きまって支給する給与が同▲1.8%。
 国民の貧困化が続いています。

8月の実質賃金 前年同月を1.7%下回り 5か月連続でマイナスに
 働く人1人当たりのことし8月の現金給与総額は去年8月に比べて1.7%増え、8か月連続でプラスとなりましたが、物価の上昇には追いつかず、実質賃金は1.7%減少して5か月連続でマイナスとなりました。(後略)』

 とぃうわけで、日本の実質賃金指数の対前年比をグラフ化しました。
 実質賃金の下落が始まったのは、今年の4月です。

【日本の実質賃金指数の推移(対前年比%)】


http://mtdata.jp/data_81.html#RI22Aug

 わたくしが個人的に恐ろしいのは、国民が目の前で貧しくなっているにも関わらず、それを「問題」と感じない政治家たちです。

 

【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

特別コンテンツ「三橋貴明×大石久和氏 『特別対談』災害死史観の日本は生き残れるのか?(前編)」が掲載されました。

ぜひ、ご入会下さい。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 そもそも、コストプッシュ型インフレにより「物価は上昇するが、所得は増えない」形で実質賃金が落ち込むことは、昨年度から分かっていたことです(22年4月から物価が上昇することは、事前に予想できました)。


 それにも関わらず、政府が物価・賃金・生活総合対策本部をようやく開設したのは、令和4年6月21日でした。しかも、その後すぐに国会が閉じ、参議院選挙に突入し、未だに経済対策が組まれていない。


 この危機感の無さが、本当に怖い。

 しかも、10月に再び物価が上昇したため、実質賃金はさらに落ち込むことが確実なのです。


 茂木幹事長は、10月6日、今月まとめる総合経済対策について、
「冬に向けて電気料金とガス料金の家計・企業負担を1割ぐらい抑える措置をとる必要がある
 と語りました。


 ならば、消費税を廃止すれば、話は終わる。正解は明らかであるにも関わらず、経済対策は、
1.真水は小さく、総額は大きく、衣だらけのエビの天ぷらとする
2.給付等、国民を実際に救える政策は、可能な限り絞り込み、しかも対象を限定し、国民分断化を図る
3.古臭い資本主義ならぬ「新しい資本主義」向けのややこしい、手続きと条件が複雑な政策をこれでもかと突っ込み、水増しする
 になるに決まっています。


 国民が貧困化し、困窮している現状を変えられるのは、政治しかありません。皆様、是非とも地元の国会議員(与野党問わず)に、この現実を叩きつけ、悲鳴を上げてください。


 国民の貧困化を放置するような政治家は、不要なのです。

 

「国民貧困化を放置する政治家は不要だ!」に、ご賛同下さる方は、

↓このリンクをクリックを!
本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。