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「令和3年度補正予算と防災安全保障の崩壊」(前半)三橋貴明 AJER2020.11.30
    

 

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V字回復できない日本経済 政府は「妄想」ではなく「現実」を見ろ! [三橋TV第475回]三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/jtws63ozvo8

 

 

 数年前、「移民亡国論」の取材でスウェーデンに行きました。


 スウェーデンは、寛容な移民政策を採り、国民もそれを誇りに思っていたようです。というか、
「移民受入を批判するのは、タブー」
 という教育をされているそうです(と、ガイドの女性が教えてくれた)。いわゆるポリコレです。


 2013年5月に、ストックホルム近郊のヒュースビーで移民の若者たちによる暴動が発生。その後は、パトカーの護衛なしでは消防車も入れない無法地帯と化します。


 ヒュースビーから南に移動し、やはり移民が多いマルメにも行ったのですが、何といえば良いのでしょうか。治安が悪い移民の街と聞くと「スラム」を想像するでしょうが、そうではないのです。
 

 古い団地が立ち並ぶ、日本で言えば1970年代を思わせる静かな街並み看板と言葉と音楽と住人だけが「スウェーデン」ではない

 アラブ、なのです。
 

 我々の訪問後、いわゆるシリア難民問題が勃発。スウェーデンにも膨大な難民が押し寄せ、「地球上で最も寛容な国家」がどうなったのか

多数の難民を受け入れたスウェーデンが思い知った「寛容さの限界」
<人道的見地から難民・移民を受け入れてきたスウェーデン社会が、財政負担と治安の悪化で右傾化へ舵を切る>
 スウェーデンの与党・社会民主労働党は先日、マグダレナ・アンデション財務相を新党首に選出した。長く首相を務めてきたステファン・ロベーンは近く退任する意向で、アンデションはスウェーデン初の女性首相となる見通しだ。
 その彼女が新党首として初めて行った演説は新自由主義に対する福祉国家スウェーデンの勝利を祝う言葉で始まった。
──と、ここまではお約束どおりだが、筋金入りの党員を驚かせたのは次の言葉だ。アンデションは国内の200万人強の難民・移民に直接呼び掛けた。「あなた方が若いなら、高校卒業資格を得て就職するか、進学しなさい」
 さらに、国から経済的支援を受けている人は「スウェーデン語を学んで週何時間かでも働いて」と訴え、こう続けた。「この国では男女共に働いて社会に貢献している」
 2015年、国民はシリア、イラク、アフガニスタンなどの難民16万3000人を受け入れるという自国の決定を大いに誇りに思った。「私の知るヨーロッパは難民を受け入れる」と、当時ロベーンは語った。「私のヨーロッパは国境に壁を建てない」
 今のスウェーデンには、こんな演説をする政治家はまずいない。当時は保守政党・スウェーデン民主党の極右分子だけが唱えていた排外主義的な主張を、今では与党も唱えている。(後略)』

 

【歴史に魅せられて、myが聞いてみた〜皇統論編〜(前篇)】

現在、三橋貴明とmyによる特別コンテンツ「歴史に魅せられて、myが聞いてみる 皇統論編 (前編)」がご視聴頂けます。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

 

 スウェーデンは、すでに人口の20%が移民もしくは移民系


「(引用)長期服役者の53%、失業者の58%が外国生まれで、国家の福祉予算の65%を受給しているのも外国生まれの人々」
 

「(同)スウェーデンの子供の貧困の77%は外国にルーツを持つ世帯に起因し、公共の場での銃撃事件の容疑者の90%は移民系」
 

 移民問題は、国内に不要な対立を引き起こします。無論、「移民 対 国民」のケースもありますが、「国民 対 国民」の対立が激化し、分断が進む。
 

 日本は、「将来への投資」を抑制すると同時に、「人手不足」を理由に移民国家への道をひた走っている。
 

 スウェーデンのように「人道的観点」ではなく、単に経営者が、
「安い賃金でも働く労働者」
 を欲しているため、というわけです。


 もっとも、デフレと将来不安が続く以上、経営者が「生産性向上の投資」「実質賃金の引き上げ」に踏み出せないのは、ミクロな視点では当然です。しかも、株主資本主義の影響で、上場企業の経営者は「配当金・自社株買いの原資となる利益」を拡大することを求められる。
 

 減価償却や人件費といった固定費を増やしたところで、「短期の自分の利益」を求める投資家からは評価されない。
 

 結局は、マクロで「政府」が正しい政策を打つしかないのです。


 デフレから脱却させ、企業が安心して投資や「人材」確保に動ける環境を構築する。
 

 ところが、緊縮財政により不可能になると、我々は「移民国家」というツケを将来世代に押し付けることになってしまいます。
 

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