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『国民経済は繋がっている①』三橋貴明 AJER2017.1.31(3)

https://youtu.be/KARKeRtEL4Q

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 はい、毎度おなじみの「クニノシャッキン」でございます。


国の借金、過去最高の1066兆円 16年末 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H55_Q7A210C1EE8000/
 国の借金は膨らんでいる。2016年12月末の国債と借入金、政府短期証券の合計残高は1066兆4234億円で、前年から21兆8330億円増えて過去最高となった。17年1月1日時点の総務省の人口推計(1億2686万人、概算値)で単純計算すると国民1人当たり約840万円の借金を抱えていることになる。(後略)』


 国の借金が1066兆円! 国民1一人当たり840万円の借金!


 断言しますが、このままではこの「嘘」が日本国を亡国に追い込みます。と言いますか、追い込みつつあります。


 国の借金ではなく、政府の負債であること。日本政府の負債は100%日本円建てであること。日本銀行が国債を買い取れば、政府の負債が事実上、消えること。すでに、日銀の量的緩和政策により、ピーク(2012年9月)と比較し、150兆円超の政府の負債が、実質的に返済不要になっていること。

 財政健全化を「政府の負債対GDP比率の引き下げ」と定義すると、日本はすでに財政健全化を達成していること。
 日本が財政破綻する可能性は「ゼロ」であること。
 
【政府の負債対GDP比率】

※実質負債=中央政府の負債総額-日本銀行の国債・財投債・国庫短期証券 


 上記は、全て単なる事実です。それにも関わらず、財務省やマスコミは百年一日のごとく「クニノシャッキンガー」プロパガンダを展開しており、我が国のデフレ脱却が妨害され続けています。


 日本がデフレ脱却せず、GDPが成長しない反対側で、中国をはじめとする世界は経済成長していきます。このままの状況が継続すると、日本のGDPが世界に占めるシェアは、現在の5.6%から、20数年で2%に縮小することになります。

 取るに足らない、小国と化すのです


 さらに、「中国の外貨準備 二つの現実 」で書いた通り、このままでは中国のGDPが日本の10倍、軍事支出が20倍という時代が二十年ほどで訪れます。


 日本の20倍の軍事費を使う共産党独裁国家に、日本はどのように立ち向かえばいいのでしょう。
 立ち向かえない、というのが、残酷な答えなのですわたくしたちは、「国の借金プロパガンダ」に騙された結果、国力を著しく(相対的に)低下させ、二千年を超える日本国の歴史において、初めて「亡国の日本」を将来の国民に受け継いでしまうことになるでしょう


 あるいは、安倍政権の外国移民政策がこのまま続くと、将来世代が引き継ぐのは「移民国家日本」になります。しかも、その移民の大半は中国人というわけでございます。

 わたくしたち現代の日本国民が、将来の日本(じゃないかも知れないですが)国民から罵声を浴びせられることになるのは、ほぼ確実です。


 ほぼ確実ではありますが、せめて真っ当に抵抗した日本国民もいたという事実を残したく、わたくし共は本日もキーボードに指を走らせるのです。


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