小沢一郎元秘書3人有罪~小沢潰しの謀略
小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は26日午後、政治資金規制法違反(虚偽記載)の罪に問われた衆院議員・石川知裕被告(38)ら元秘書3人に対し、いずれも有罪とする判決を言い渡した。
量刑
石川議員
禁錮2年執行猶予3年
(求刑禁錮2年)
後任の元事務担当秘書
池田光智被告(34)
禁錮1年執行猶予3年
(求刑禁錮1年)
元会計責任者で元秘書
大久保隆規被告(50)
土地取引事件の一部は無罪とした上で、禁錮3年執行猶予5年
(求刑禁錮3年6月)
3人の起訴内容
陸山会が平成16.10.29に世田谷区の土地を購入した際、原資となった小沢氏からの借入金収入4億円と、土地代金の支出約3億5千万円を16年分の政治資金収支報告書に記載しなかった
土地の登記を平成17.1.7にずらし、17年分の収支報告書に土地代金の支出を記載した
小沢氏からの借入金4億円は平成19年に返却しなかった
以上、朝日新聞記事より
小沢一郎氏の政治生命を断ち切るためなら裁判所も巻き込んで無理矢理に有罪にした。
としか言いようがない。
小沢一郎氏本人も土地取引で3人と共謀したとして強制起訴されているが、この強制起訴を議決した検察審査会の構成からして、検察が恣意的に選んだメンバーである疑いが極めて大なのである。
この一連の「陸山会事件」なるものは、小沢嫌いの検察、マスコミなどが作り出した虚構なのである。
本来、検察は胆沢ダム建設受注をめぐり、小沢側が水谷建設から裏金をキャッシュで計1億を受け取った、という闇献金で小沢氏を陥れたかったが、証拠が希薄。
現に水谷建設は、胆沢ダムの工事のスポンサーになれておらず、裏金を小沢氏に払うのは矛盾している。
この水谷建設は、反原発派だった佐藤栄佐久前福島県知事を陥れる為の冤罪事件でも登場してきた曰く付きの会社だ。
水谷建設闇献金では起訴も出来なかったのに、何としてでも小沢陥れの為に、無理矢理に虚偽記載だの、期ズレだのこじつけで裏金を貰ったから期ズレが生じたのだ、という小沢=悪の象徴のウソのイメージを国民に撒き散らしたのである。
この土地取引に関する記載をめぐっては小沢氏側の対応に違法性はない。
何故マスコミ、検察はそんなことを?
小沢氏がいては、自分たちの権益が守れなくなるからである。
石川議員へのムチャクチャな取り調べが録音によって明らかになり、調書を証拠採用しなかった。
ところがこの有罪判決。
執行猶予がついたとはいえ、有罪に変わりはない。
何が何でも小沢氏を陥れてやる、そういう政治的謀略以外の何物でもないのである。
小沢氏を陥れ、正義面していた菅内閣の連中の罪も深い。
小沢鳩山の目指した対米自立に蓋をしてしまい、完全に逆戻りしてしまった。