いつもとても勉強させて頂いております、

ネコペンギンさんのブログ幸せな成功のための魔法の杖

ぜひみなさんにも読んでいただきたい記事がありましたので

紹介させて頂きたいと思います!!


長文ですがゆっくりご覧下さい!!

ではどうぞ(=⌒▽⌒=)


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あるところの下町に、

見るからにみすぼらしい家に、

貧しい一家が住んでいました。


家族の誰もがみんな幸せになりたいと願っていましたが、

世の中の景気が悪く、

父親が職を失ってから

父親だけでなく、息子たちもまた職を失い、

誰一人として新しい仕事を

見つけることが出来ませんでした。

一家の誰もが浮かない顔をしていました。


家の中から笑い声が消えて何ヶ月、いやもしかして

何年にもなるかも知れません。

父親や息子たちは、日々仕事を探しに出かけては、

ときたま仕事にありつくことは出来ましたが、

中には賃金を約束通りに支払ってくれないところもあり、

家の中には重苦しい雰囲気が漂っていました。


家族の誰もが不精となり、誰がいつ掃除をしたのかも

分からないくらい家の中は汚れたままでした。

窓ガラスも埃だらけ、庭には雑草が生い茂ったままでした。

ドアヤや壁のペンキはアチコチはがれ、

レンガので出来た壁には沢山のひび割れが出来ていました。


ある日のことです。

一家の長男がいつものように、

職を探して町をぶらぶらと歩いていました。

やがて、長男は市の立っている広場までやって来ました。

今日も職がまだ見つからないのか、

長男は浮かない顔をしていました。


でも、朝の市は大勢の人で賑わい、

ごった返していました。

長男もしばらくすると、

その賑わいに、しばらく職探しのことは忘れ、

ただ人の流れるままに歩いていきました。


ふと一軒の古道具屋の前まで来て、

それまでの他のにぎやかな店とは違った

不思議な静けさの佇まいのその店に、

長男はなぜか惹かれて、

ついフラッとお店の中まで入ってしまいました。


薄暗い店内で目をこらすと、

片隅に置かれている美しい花瓶が目に入りました。

一目見たとたん、長男はその花瓶をどうしても

買って帰りたくなりました。

ポケットの中には、小銭がいくつかありました。

そっと取り出して数えてみると、

その花瓶が買えるだけのギリギリの金額でした。


もし、ここでこの花瓶を買ってしまえば、

手元に残るのは、ほんの小銭だけ。

「まぁ、いっか。2,3日食えなくなるかも知れないけど、

そういう状況を今までにも何度も家族で乗り越えてきたんだし。

母さんのことだ。この美しい花瓶を見れば、

きっと喜ぶだろう。

母さんが喜べば、父さんだって、いや、

誰もがきっと喜んでくれるはず」


長男は、そう考えて決心したのです。

「ねぇ、おじさん!この花瓶、売って下さい!」


花瓶を丁寧に茶色の紙で幾重にも包みながら、

その店の主は長男に言いました。

「こいつが気に入ったんだね?

お前さんは目が高い!

実は、これはタダの花瓶じゃないんだ!

魔法の花瓶なのさ、大切にしておくれ」


その不思議な説明が気になりましたが、

長男はその花瓶を大事に抱えて家路へ急ぎました。


一家の誰もが、その花瓶を見て大喜びしました。

こんなものに有り金のほとんどを使ってしまうなんてと、

とがめる者は誰もいませんでした。


父親は、その美しい花瓶を見て、

急に我が家のみすぼらしさに気付きました。

そこで、地下室からペンキの缶と刷毛を持ってきて、

花瓶を飾っている居間の壁を塗り替えることにしました。


次男は、その花瓶に注がれる窓からの明かりが

急に気になりました。

早速、バケツを取り出して、雑巾で窓ガラスをきれいに

拭き始めました。


何年も窓ガラスなんて拭いたことがなかったのです。

おかげで、窓ガラスはピカピカとなり、

窓からのまぶしいくらいの光に照らされて、

その花瓶は一層美しく映えました。


そのきれいになった窓ガラス越しに庭を眺めていた三男は、

庭があまりにも荒れ放題だったことに気が付きました。

すぐに庭に出ては、雑草を取り、土をせっせと掘り返し始めました。


掘り返された庭を見て、四男は、

この庭に足りないものがあることに気が付きました。

彼は、花壇に季節の花の種を蒔き、

その年の春は毎日、せっせと心をこめて花壇の世話をしました。


やがて夏がきました。

花壇には美しい花が咲き、

あたり一面にかぐわしい香りが漂うようになっていました。


末の幼い娘は、

その美しい花々を見て、花束を作ろうと思いました。

出来上がった花束を、母親のところに持っていったのです。

「母さん、この花、きれいでしょう!ウチの庭の花壇に一杯咲いてるの!

母さんに、これあげる。母さんのこと好きだから!

あたしだけじゃないわよ、みんな大好きなのよ、母さんのことが!」


目に涙をたたえて、母親は花束を受け取りました。

涙がこぼれ、声になりませんでした。

しばらくしてようやく話すことが出来ました。

「ありがとう!あなたももうりっぱなレディね。

この美しい花は、私だけのものではなく、みんなのものよ」

そう言って母親は、花束を居間の窓際にある魔法の花瓶に

挿しました。


母親は、心の底で思いました。

「長男の言っていた通り、

この花瓶は本当に魔法の花瓶だったのね」


(イギリスの民話からインスパイアされてネコペンギンが創作)


参考文献

  
One Hundred Wisdom Stories from Around the World ”より

One Hundred Wisdom Stories from Around the World










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この貧しい一家が、その後どうなったかは不明です。

裕福になったかどうかは分かりませんが、

幸せになったことだけは確かです。



「魔法の花瓶」が、何か特別なことをしたのでしょうか?

イイエ、花瓶そのものは何もしていません。


結局、現状を変えたのは、

家族一人ひとりの「思い」だったのです。

お金を稼ぐことばかりに必死になって、

家族の誰もが、目の前にあることに気が付かなかったのです。

素敵な家族、健康な家族、住み慣れた我が家、

広い庭、朝日が差し込む居間等々。


そこには、ほんの少し見る気持ちを変えるだけで、

手を加えるだけで、時間をかけるだけで、

手に入る幸せがあったのです。


「魔法の花瓶」は、

あの「青い鳥」が身近なところにいるんだよって、

気付かせてくれたのです。


この「魔法の花瓶」こそ、

「幸せな成功のための魔法の杖」なのかも知れません・・・。


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以前、ないものねだり、あるもの探し という記事でも書きましたが、

         ↑↑↑

    読んだことがない方はぜひご覧下さい!!


現状、ないものばかりを探すと悲しくなりますし、

逆にあるものを探していくと幸せな気持ちになります。


愛する家族、パートナー、安心して暮らせる我が家・・・


本当の幸せは、目の前にあるものなんですね!!


みなさんもあるもの探しをしてみてください。


きっと幸せな気持ちになりますよ!!


最後まで読んでいただきありがとうございます晴れ


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