Taka blog

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Uruさん、秦基博さんが大好きなおじさんです。
アコギで弾き語りを血管切れそうになりながら
楽しんでいます♪

Amebaでブログを始めよう!

 

面会時間を30分ほど過ぎた15:30過ぎに、いつも通り嫁と病院へ。

面会カードに名前と日付、時間、病室の番号などを書く。

書き終わる頃、先に到着していた父が駆け寄ってきた。

 

「先生が話があるようだから一緒に聞いてくれ」

 

考えないようにしていた覚悟が、頭の中で蘇った。

 

母の・・・オカンの顔を見るよりも前に面談室へ。

何を聞いたか、何を言ったか、あまり覚えてない。

1週間以内に訪れるであろう最期を覚悟してください・・・と。

 

 

病室に行くと、おととい帰り際に手を振って「またね」って言った

オカンが、意識無く、眠っている。

 

手を握る。

あったかい。

呼吸だってしてる。

何度も呼びかける。

 

 

 

先生の話を聞いた時からおよそ4時間後、

本当に眠るように、静かに、静かに、逝った。

 

「オカン、ありがとう、もう痛くないよね・・・・・」

「じいちゃんも弟も迎えに来てくれた?」

「何も親孝行出来なかったね、ごめん」

「もっと言葉に出して伝えればよかった・・・ありがとうって」

「もっと、もっと、もっと・・・・・・」

 

 

 

たった1つだけ、胸を張ってオカンに言えるのは、

小学校の頃、「夜、爪を切ると親の死に目に会えない」って、

オカンから聞いて、それから今日まで1度も夜に爪を切らなかった。

だから、ちゃんと、手を握って最期を看取れたんだよね。

その約束はちゃんと守ったよ。

 

ありがとう。

寂しくて、辛くて、苦しいけど・・・。

あなたの子供で良かった。

これからも、家族を大切に、仲良く、生きていくね。

 

ありがとう、オカン。

おやすみなさい。