No.048 「俺の友達Ｂ君について④」
「それは超天然であるが故に･･･」
こんばんはです☆
ｷﾀｰ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(｡Ａ｡)!!!ｲｪｲ
今回はいよいよ「俺の友達Ｂ君について」の最終回、パート④です♪
Ｄ社長、Ｅ君とＦ君、そして俺の四人で居酒屋で飲んでいると、
共通の仲間であるＢ君の結婚説が浮上する。
しかし、過去の経緯からいって、腑に落ちない点が多い。
「札幌」、「ハタチ」のキーワードで、
俺はその結婚の相手がＡ店のＣ嬢のなのではないかと考えたのだ。
「その相手･･･ススキノのホステスじゃないかと思うんですよね」
俺の言葉にＤ社長は「なにをやっているかまでは聞いてない」と答えた。
「Ｂの奴、まーたススキノの女に騙されてんのか？」
Ｅ君は小馬鹿にしたような面持ちでビールを飲み干す。
「いや、騙されてるわけでもないと思うんですよね。
･･･むしろＢ君の一方的な勘違いのような気がします。」
俺の予想は、Ｂ君が結婚しようと思っている相手は、
紛れもなくＡ店のＣ嬢であるのは間違いないというもの。
しかし、実際にＣ嬢と会った印象からいって、
Ｂ君に色恋をかけて引っ張っているとは思えないし、
貢いでもらおうと企んでいるとも思えなかった。
「でも、騙されていようが、Ｂの範疇でやっていることなのに、
俺たちが大騒ぎする話でもないんでないの？」
Ｂ君の話題になってから貝のように口を閉ざしていたＦ君だった。
「お前は冷たいやつだなぁ。
Ｂは本当に馬鹿がつくぐらい純情で可哀想な奴なんだぞ。」
Ｅ君がすかさず抗議の声を上げた。
「･･･とにかく、情報が足りないんでちょっと動いてみます」
確かに余計なお世話かもしれないが、
俺はＢ君が勘違いを起こして高価な物を買ったりすることだけは
絶対に止めたいと思った。
割り切った感覚で、自分の懐の範囲で物を買ってやりたい。
尽くしてやりたいと考えているなら止めるつもりはない。
だが、本人が恋愛している、結婚しようなどと勝手に舞い上がり、
勘違いを起こして常軌を逸する行動に出ようとするならば、
友達として放っておくことは出来ないと思ったのだ。
その後、俺はＢ君と仕事でかなり密接な関係でもある
友人Ｇに聞いてみることに。
すると、容易に答えを導きだすことができた。
どうやら、Ｂ君とＣ嬢はプライベートでも食事に行ったり、
いわゆるデートをしているようだった。
Ｂ君にとってはそれが付き合っていることと、
イコールなのかどうかは解らないが、
友人ＧがいつものようにＢ君を風俗に誘っても
「Ｃ嬢に悪いから･･･」と、
Ｂ君の大好きだった風俗すらも、
断りだすようになっていたのだという。
他にも突然海外旅行に興味を持ったり、
「俺もそろそろ結婚を考えている･･･」などと、
Ｂ君は発言しているらしい。
「俺もＢと一緒にＡ店に行ったことあるけど、Ｔａｋａが言うように、
確かにＣ嬢がＢに対して騙してるとも思えないんだよね」
友人Ｇの見解は俺と同じものだった。
つまり、一緒に食事をしたりするだけの店外デートをしているだけで、
既にＢ君はＣ嬢と付き合っていると思い込んでしまったのだ。
真相が明らかになったのだが、
最終的に友達として、俺たちの結論がどうなったかというと、
Ｂ君を放っておくことにしました（爆）
別に金銭がらみで騙されているわけではないのであれば、
友達として別に止める必要はないという結論に達したわけ。
自分の収入の範囲でキャバクラ（ニュークラ）に通い、
擬似恋愛を楽しむというのは、
むしろキャバクラ遊びの本来あるべき姿である。
それに、Ｂ君が普通に海外旅行に行こうとＣ嬢に誘いをもちかけた時点で、
さすがに勘違いであったことにＢ君も気づくだろうし、
なにより本当に海外に遊びに行ければそれはそれで問題ないわけだ。
その後、さほど時が経たずともひとつの答えが出ました。
Ｄ社長がＢ君に会った時に、
「そういえば海外行くならチケット取ってやるけどどうする？」
･･･とのＤ社長の問いかけに、Ｂ君の答えは、
「こないだ飲みに行った時に海外に誘ったら、普通に断られました。
恋愛とかそういう対象には考えてなかったみたいです。
おかしいですよね、デートはしてくれるのに･･･」
照れ笑いを浮かべながら、頭をかいていたらしい(＝◇＝;)
Ｂ君よ、キミはどこまで天然なんだい？？ヽ(;´Д｀)ノ
しかも、Ｃ嬢もちゃんとハッキリ意志を伝えた上で断るなんて、
めっちゃイイ子じゃん！(^o^;)
でも、Ｂ君のＡ店通いは今もなお続いているみたいです。。。
(￣□￣；)ﾔｯﾊﾟﾘﾈ
女性の皆さん、純情な男ってどうですか？（汗）
「俺の友達Ｂ君について」
これにておしまい。。。。
ちーん。
☆SｕperTakachan☆
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