『教育』とは


教え育むこと


である


最近では学ぶことは自分が意識をすれば


ネット上での動画やブログなどで


たくさんのものを学ぶことができるようになってきた


それと共に学習塾で『学ぶ』という需要自体が


少しずつ薄れてきているように感じている


それを証拠に


学習塾業界でも淘汰が進んでおり


たくさんの企業が合併統合を進めているのである


この流れは今後も益々加速していくことは間違いがない


けれども『塾』といわれるもの自体は無くなるものではない


しかし


もしかすると『学習塾』という形態は


大きく変化することになるかもしれない


江戸時代における教育機関としての「私塾」は


一定の枠にはまらず


塾主の個性と有志者の自発性を基盤として発展した


『教育機関』であった


つまり何らかの教育を施す場所


それが『塾』という名前で呼ばれていたのではないか


そこではただ単なる知識の習得ではなく


人と人とのつながり


いわゆる『コミュニティ』としての場所であり


年長者が年少者の面倒を自発的にするという


『育む』という行動がされていたのであろう


この『育む』という行動は


AIが幾ら進化したとしても


ロボットが人間にとって代わるというのは考えにくい


そしてその人間同士の関係を築いていくことこそ


人間だからこそ為し得る技である


教育のこの『育む』という部分こそ


これからの『塾』と呼ばれるコミュニティでは


求められる大きな要素になり


しかも他の学習塾を圧倒する『武器』になることは


間違いがないと確信している


だからこそ


この人間を『育む』システム作りこそ


これからの時代では求められてくるのである