毎月購読している雑誌の特集記事で


『勝ち残る企業はかくして創られる』という記事があった


教育を生業としている者として


生徒・社員の育成のためには


何が必要なのかをとても考えさせられた


また現在の自分が置かれている境遇と照らし合わせて


非常に合点のいく部分がたくさんあった


そして何より


自分自身が常に高い向上心を持ち


謙虚な気持ちで行動し続ける必要があることを再確認した


一番響いた部分は


『会社は、仕事を通じて自分を磨き高める道場である』だ


自分を磨き高めるために仕事をしていると考えれば


多少不条理なことがあろうとも


自分を成長させてくれるための糧と捉える事ができれば


頑張ってその壁を乗り越えることができるのではないか


その記事の中でも特にたくさんの響く部分があった


・経営者品質
 会社は社長から腐る
 トップがどんな人かによって、
 その組織が勝ち残るか否かがほとんど決まってしまう。


・社員品質の中身は二つ、

 スキル(仕事力)とマインド(人間力)です。
 人間力=信頼+尊敬+意欲
 尊敬=私利+他利
 意欲=やる気、モチベーションです。


・スキルもマインドも高い社員は、
 仕事が非常によくできると同時に、
 人間的にも立派で、

 部下の意欲も高めることができる優れ者です。
 いわば会社の財産となる「人財」です。
 正しい満足には三つの条件があります。
 一つ目は、誇り。
 二つ目は、達成感。
 三つ目は、自己実現感。


・『勝ち組会社は価値組会社である。』
 競争で勝っている会社は価格で勝負していません。
 価値で勝負しています。


・リーダーシップ能力には五つの条件があると考えています。
 一、納得性と説得性を持って、社員や部下に方向性を示す
 二、強制目標ではなく、納得目標を与える
 三、部下の能力や力量を把握した上で、権限を委譲して任せる
 四、八つ褒めて二つ叱る
 五、機会は平等に与え、評価と処遇は公正に下す

 

・リーダーとは人を導く人であり、ここへ行こう、ここを目指そう、
 という方向性を社員に語らなければいけません。


・方向性とは「理念+目標+戦略」を指します。


・「あの人のために」「あの人だから信用してついていきたい」と
 思われるだけの人間力を高める努力を怠っていた。


・ついてこない部下を変えたいと思ったら、
 まず自分を変えなければならない。


・成功する人は謙虚、失敗する人は傲慢である


・自信は過信に、過信は慢心に、慢心は傲慢に変わり、
 最終的には破滅に至ってしまう。


・傲慢な人は自分の考え方はすべて正しいと思い、
 苦言や諫言を呈する人が疎ましくなり、
 そういうひとを遠ざける。最終的にそういう人は、
 自分自身と会社を滅ぼすのです。


・一日四回の飯を食え。
 三回の飯は朝昼晩にいただく食事のことで、
 四回目の飯は「活字の飯」、つまり本を読むこと。


・逆境の時でも自分の弱い心に打ち克ち、
 諦めたり手抜きをしたりせず、
 目の前の仕事をコツコツとやり続ける。
 それが人生や仕事、
 経営を成功に導く唯一の道ではないかと思います。

 

新将命さんという方の記事である


新さんはシェル石油(現在の昭和シェル石油)に入社され


その後コカ・コーラでの勤務を経て


ジョンソン・エンド・ジョンソンの社長に就任された方である


それだけの経歴を持たれえている方なので


言葉に重みを感じている


この文章は後輩たちとも共有をし


常に自分に謙虚になるためにも


手帳にもはさんで定期的に読み直したい文章となった