晴明神社、五芒星輝く門が遠隔操作で開閉
晴明神社、五芒星輝く門が遠隔操作で開閉
平安時代の陰陽師(おんみょうじ)、安倍晴明をまつる京都市上京区の晴明神社の入り口に、遠隔操作で開閉する電動の木製門が完成し、27日に竣(しゅん)工奉告祭と清祓(きよはらい)式が営まれた。
晴明が人の目に見えない式神(しきがみ)(精霊)に門を開閉させる様子を再現したという。
同神社は、1007年に晴明の住居跡に創建したと伝わる。晴明には数々の伝説や逸話が残っており、門の開閉もその中の一つ。
古くなっていた境内東側の塀重門を新調するにあたり、伝説にちなみ式神のように人の手を介さずに開閉させようと考え、5年前から構想を練っていた。
門は木製で高さ約3メートル、幅2・7メートル。
観音開きになっており、リモコン操作で片側ずつゆっくり開閉する。
両扉には、社紋の五芒(ぼう)星を金色で描いた。
山口啄也宮司(50)は「現代は電動式だが、扉が開く様子は千年前と同じはず。
見た人に楽しんでもらいたい」と話している。
開閉は一日2回。
開閉の様子は、午前9時の開門と午後6時の閉門時に見ることができる。
京都市上京区下立売千本西入稲葉町463
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