ジェノサイド と クレイモア。 | 頭の整理@タックスヘイブン パナマ文書を調べよ

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日本がすべきこと
所得税累進課税と配当税の上限UP 政教分離 三権分立 銀行国有化 
天下りと特別会計と消費税還付廃止 寡占企業や法人や株式の見直し

東日本大震災311は金融マフィアによる核戦争行為


先月発売された

人気ボカロ曲を声優が歌うCD

第二弾をずっと聴いている。


今回もいいすね。

http://exittunes.com/detail/qwce-00369.html


https://www.youtube.com/watch?v=9dEf-0m5h34

視聴できる


けんぬは

一年間で何曲の歌を収録しているのか。

すごい数だろーな。


速水さんが担当している曲が

複雑すぎて

私の頭では理解ができん。笑。

これを歌えと課題をだされても私にゃ無理。

聴いてるだけなのに混乱して

歌詞さえうまく聞き取れないというのに……。


今回はドラマパートが

一時間くらいある上に

前回のメンバーも出演するんだと。

(まだドラマパート聞いてねー)

楽しみす。


個別曲のドラマCDだっけ。

あれはどうしよう。

買うべきか悩むところなのだよ。



https://www.youtube.com/watch?v=rEJexxSZx1E

これ面白すぎるw

やべーレベル高い


ということで

本題に入りましょう。わはは。


「ジェノサイド / 高野和明 / 角川」


2011 おすすめ文芸書

という帯がついてる。

せっかくハードカバーで買っておいたというのに

今は文庫化してるみたいよ?


大好きな高野せんせ。

楽しみにしとったしとった。


売れた本だからか

賛否両論の声もちらほら聞こえていて

それを踏まえて読んだものの、

「ああなるほど」と納得しちまった。


あの、なんだ、その

いわゆる

戦後プロパガンダを繰り返してる感が

ひしひしと伝わってくる。


書いた時期が時期なので

そんなもんなのかな。


永遠の零が好まれるなら

別にこっちでも同じじゃねーの、

と思うものの、

逆にね、


永遠の零を好きな人は

「米国はいい。東アジア近隣を褒めるのは許さない」

ってのが多い。

……。

なんて米国だけ特別扱い。

白人コンプレックスじゃん。洗脳だよ洗脳。


けどまー、

「ジェノサイド」も創作なわけで


あーはいはい、って部分は確かにあれど

エンタメとしては面白い。

そうね。

似た本でいうところの

「グレイヴディッガー」テイスト。


同じ人が書いてるので当然なんだけど、

「命を救う」

「リミットがある」

そのへんのハラハラが好きな人には

おすすめしとく。


ざっと紹介しとくと、


ホワイトハウスから直々の指令で

アフリカに傭兵を送る。

ウイルス関連だと聞いていたものの、

実は


「アフリカで誕生した

 進化した超人類の抹殺」が任務だった。


一方、日本では


研究者の父を亡くした大学生が

遺志を継いで

創薬に没頭する。


その薬は

今まで誰も作れなかった特効薬。


米国からアフリカに渡った傭兵のひとり、

イェーガーの息子が

その病に苦しみ、命が尽きる寸前だった。


そんなわけで、大まかには

アフリカを舞台に展開するパートと

日本で薬を作るパートに分かれており

最後には

「いつかお前のもとに米国人が訪ねてくる」に着地する。


後半の決めポイントは

実に映像的なもので

実写を踏まえて書いたのかなあ。と思ったり。


物語の展開以外では、

「日本では理系の研究者が冷遇されている」

ことにも触れていた。

有名な 青色LED訴訟 です。

(知らない人は検索してみるとよい)


企業が給料を払って研究してるのだから

世紀の発見でも

はした金しか払わなくてよく、

権利も企業がもつ……

みたいに、最近、改正されてなかったっけ。

違ったらごめん。


現在にあるものを応用して商品にするなら

企業の権利ってのもわかるけど

「これまでにない世紀の発明」ならば

発明者に権利を与え、

しかし優先的に企業が使用できる、

でよくない?


一生の心血を注いで研究したものの

成功したというのに

はした金しか出ないんじゃ、

アホらしくて研究などやってられん。

つーか

研究はやめないけど


・外資にうつる

・大学でやる(←そのために大学維持する。つまり税金投入)


日本の頭脳が潰されてるよなあ。


あとは……うん、


「ユダヤ人の600万人ホロコースト」

「日本軍は南京で残虐な行動し、

 凌辱したあとは性器を潰して殺した」

あとは

韓国がどうたらとか、

まー、ありきたりなプロパガンダな感じかなあ。


あと

日本の大学生(メインキャスト)の相棒が

韓国人で、

すごく良い人間として描かれてるから

そこに文句がある人もいるみたいだけど

それは別にいいじゃん。

キャラなんだし。何人でも。

(韓国人にこういう人いたっていいでしょ)


実際に正勲はいいやつだったじゃん。

なら

何人だったら文句がでねーのよ。

それこそ差別だろ。


超人類は

米国の火力発電所や原発を操れるレベル。


米国大統領だとはいえ

「危険だ。始末する」は性急にもほどがある。

それこそ猿並み。


種族が違う力関係があったとして

すぐさま攻撃につなげるのは間抜けだろう。

つうか

自分が劣等であることが許されない

単なる傲慢対自己評価が高いだけ、

ってのも

登場する白人らしくて、それはそれでいいけど。


「猿山にまぎれた人類」みたいな

表現してたかもしんないけど

これではどうだろう。

人とペット。例えば犬。


知能としては人のが優れているとして、

犬はそれをどう考えているだろう。

攻撃しようと考えるだろうか。

服従という名目の共存をしてて

犬は不満だろうか。


完全に「上下関係」でしか

物事をはかれない人にとっては

屈辱でしかないわけで

許されない状態なんだろうけど。

だから飼い主を殺すべきだ、という思考になる。


でね、

薬が完成すると

「不治の病で苦しむ十万人の命が救われる」

ってところも、


・十万人を救う

と考えるか

・死ぬはずだった十万人を生きながらえさせた

と考えるかによって大きく異なる。


淘汰されるはずだった十万を

救うってことは

現況を捻じ曲げるってことでもある。


私としては

進化によって人類が駆逐されたり淘汰されても

それはそれで自然の流れ、

だと思うから


今回の物語のように

・抵抗する米国大統領

・私益のためとはいえ、進化を受け入れようとするイェーガー

がいるのはおかしくない。


私は進化するなら進化したらいいと思う。

つーか

現在も情報や健康をコントロールされて

進化を阻まれている状態なんだから

そっちのがイラっとする。


支配者の足元が掬われるような事態

例えば

「万能細胞」が確立されれば

病院や医師がいらなくなるかもしんないわけで

そうすると

生殺与奪を握る……というとアレだけど

人命を扱う

「先生」と尊敬される金持ちの立場が失われる。


平和になる、病人がいなくなるってことは

彼らの死活問題、つーか

職がなくなるわけ。

救うべき対象がいなくなるんだから。


病を撲滅したい。

だが病がなくなれば自分も不要になる。

これはジレンマだわな。


犯罪をなくしたい。

だが犯罪なくなると警察いらなくなる。

と同じで。


とーまーまーまーまー、

ほんの感想らしいもんは何一つ書いてないが

似たテイストならば

「グレイヴディッカー」のが楽しかった。

新作楽しみにしとります。


で、はい。

続きまして漫画の巻~


集英社の漫画「クレイモア」。

最近

完結したらしいというニュース記事を見て

「そういや読まねば」と思い立ち

手にとってみる。


これ、友人から借りてるんだけど

何年越しで我が家にあるのか。笑。

借りパクじゃないよ?

ちゃんと読んだら返すよ?


私がブリーチを渡した際に

「一時間で三冊いける」つったら

クレイモアを渡され

「こっちは一冊十五分でいける」つってた。


読めばわかるけど

ほとんどがバトル画面なんで

さくさくと進む。


そして私の認識能力の問題なんだけど

キャラの顔と名前が一致しねえ。

すぐに忘れる。


ほぼ女子キャラである上に

ほぼ戦士であり、

しかも洋式名ばっかなので混乱する。

章によって

時系列も前後するから尚更じゃ。


クレアとラキとイースレイとプリシラ

こんくらいは判別つくけど

名前を出されただけじゃ

ナンバーがいくつで

どんな顔して、どんな口調だったか

ファイリングできとらん。

さーせん。


クレイモアは女性ばかり。

組織からの命令を受けて

妖魔を狩る、

半人半妖の者たち。

強さによってナンバーがつけられている。


最初は妖魔退治の話だったが

戦闘メインに移り、

クレアとラキが別行動になってからは


強いクレイモアが制御不能になると

覚醒者という化け物になる。

この覚醒者を倒すパートに移行した。


どの土地で

誰と誰が戦ったか覚えてねえ。


十何巻か目でとあるキャラがFOするのだが

あれ、ここでいなくなったら

意味あんのかよ。

何だったんだ!

と焦りまくって、ようくチェックしたら

二冊ほど読み飛ばしてた。


道理で……。

なんかよくわかんない展開になったけど

そういうもんか、と

スルーしてた自分が馬鹿だったよママン。


屋根上でのバトルとかは

進撃の巨人を連想させる。

(クレイモアのが先に発表してます)

楽しいというより

みんなチートだよなあ、と。


手足を斬られても再生できるとか

覚醒者じゃなくても

人間離れしとるなんてもんじゃなく

「人ではないもの」じゃないか。


クレイモアたちが

なんで組織に従属してんの、

という疑問が最初から頭にあったので

中盤の

組織への疑惑、推論で

「ようやく説明してくれた」とほっとした。


アニメ化してるようですが

女子キャラばっかなので

ご丁重にスルーの方向で!